ブライダル業界でフリーランスとして働くことのメリット・デメリット

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ブライダル業界でフリーランスとして働くメリットデメリット

ブライダル業界やウェディングプランナーに限らず、フリーランスとして働く方が年々増えてきています。ランサーズの調査結果では専業・副業合わせると国内に1,000万人を超える人が個人で仕事しているようです。自分の得意なことや好きなことを仕事にできる、時間・働く場所も自由で自分のペースで働くことができる、売上が上がればその分収入も増える、などフリーランスになるメリットが多い一方、デメリットが多いのも事実です。そこで、今回の記事ではフリーランスとしてはたらくことのメリットとデメリットを、顧客、自分それぞれの側面からまとめました。フリーランスを目指している方にとって参考になればと思います。

企業が運営する事業とフリーランスとして活動することの違い

まず、そもそもの運営目的や概念的な違いについてまとめたいと思います。

企業が事業を運営する目的と特徴

ブライダルに限らず、日本の企業のほとんどは営利目的で運営されています。もちろんコーポレートサイトでいきなり「我々は利益を上げることを目的に事業を運営しています!」と書いている会社はないでしょうが、上場企業は株主価値の最大化がミッションの1つでもありますし、非上場の企業でも利益をどうやって稼ぐのか、売上をどうやって伸ばす(または維持する)かを考えながら経営していることがほとんどでしょう。「お金より大切な価値がある!」という意見もありますが、資本主義社会における事業運営は普通は営利目的です。ブライダル業界、特に結婚式場を運営している企業の場合も同様で、結婚式というサービスを通じてユーザーに価値を提供して、会社としては売上・利益を確保することを目的に事業運営しています。

利益をより多く残そうとすると企業はスケールメリットを最大限生かしたいので、薄利多売形式(表現が微妙にあっていない気もしますが)で結婚式を提供しているところが大多数です。企業の運営オペレーションの最適化(業務の分業化・効率化・大量生産)をし、できるだけコスト抑えて価格も抑えて競合優位性を作ろうとするのです。そういった体制がつくれるということは、1組の結婚式を作る際のコスト抑制の点において個人で活動するフリーランスに対して相当な優位性がありますね。

フリーランスとして活動する人の目的と特徴

究極的には個人によって異なりますが、大きく分けると以下のような理由でフリーランスになる方が多いでしょう。

  • 自分の思うウェディングプロデュースをしたい(場所や時間にとらわれず自由に~、など)
  • 時間が限られているので、自分の働ける範囲で(子育てしながらなので、フルタイムは難しいけど1ヶ月で1組担当ならできる、など)
  • もっとお金を稼ぎたい(企業だと年収テーブルが決まっているけど、自分ならもっとできる!、など)

お金が目的の方もいれば、やりがいや生きがい、時間の使い方など理由は様々だと思います。

フリーランスの場合、事業は基本的に少人数で運営されているので企業で運営する結婚式のようなスケールメリットを出すことはできません(1万人分のオマールエビを仕入れるから単価やすくしてください、みたいな交渉は個人ではできないですよね)。その一方、業務の効率化や最適化を自分の手の届く範囲で調整できるので、提供するサービスの自由度が高く、ユーザーごとにカスタマイズされた質の高いサービスを展開することができます。これは企業ではなかなかできないことなのです(マニュアルを無視した行為になるのでコストメリットもなくなりますし、所属するプランナーがみんなそのようにしたらブランドやサービスの統一感もなくなるため)。

 

対顧客の価値提供で比較した場合

企業が運営する結婚式場を利用する

メリット

  • 安定した質の供給ができる(担当が急病になっても対応できる、マニュアル化されているのでクオリティのブレが少ない)
  • 顧客ごとに価格の最適化ができる(トータルの売上を考えればいいので値引きの使い分けができる)
  • インターネット上に情報がたくさんある(ゼクシィや口コミサイトなど)

デメリット

  • オリジナリティが少ない
  • マニュアルに沿った対応しかできないことが多い
  • 価格の不透明感がすごい(初期見積りから数十万円はアップするのが普通)

フリーランスプランナーに依頼して結婚式をする

メリット

  • 提供してくれる結婚式の自由度が高い(自分たちらしさやオリジナルなことも演出・表現しやすい)
  • 打合せや支払いなどの融通を聞いてもらいやすい
  • 費用の透明性が高い(最初から金額提示してくれるところが多い)

デメリット

  • フリープランナーの情報がインターネット上に少ないので比較しにくい
  • 連絡やスケジュール調整などで不安定になりやすい
  • トリッキーな場所だと初めてのことも多いのでトラブルが起きやすい

企業で働いているときは、企業のメリットを意識しにくいですし逆にフリーランスのデメリットは実際になるまで見えてこないことも多いと思います。上記は対顧客でのメリットデメリットなので、次は働く人目線で見てみましょう。

 

働く人の目線で比較した場合

企業でウェディングプランナーとして働く

メリット

  • 決まったことをすればいいので業務が安定する
  • 給料とか保険とかは会社がやってくれる
  • 集客してくれる、集客予算を出してくれる

デメリット

  • お客様を選べない
  • 取扱商品や価格を決められない、自分のやりたいプランニングができない(やりにくい)
  • 成果と給与が結びつきにくい(給与テーブルが決まっている)

フリーランスプランナーとして働く

メリット

  • 自分のやりたいようにプランニングができる
  • お客様を選ぶことができる
  • 取扱商品や価格を自分で決めることができる

デメリット

  • 集客を自分でやらなければいけない
  • 業務の幅が強烈に広い
  • 売上がダイレクトに収入につながるので生活が不安定になりやすい

こちらの方がどちらかというとイメージしやすいかもしれません。どちらで働くにしろ、どちらの環境が優れていて完璧ということはなく、いい面悪い面はありますので自分のライフステージやライフサイクルに合っているのはどういう働きなのかを考え、いい面だけでなくリスクもしっかり考慮して決めるようにしましょう。

 

フリーランスプランナーに向いている人

ここまで上げたメリット、デメリットの両方を含めて、以下のような特徴や考え方の人はフリーランスプランナーに向いていると思います。

  • いろんなことに興味がある人
  • 行動力がある人
  • 誰かに指示されるより自分で考えて行動したい人
  • 予想外の展開を楽しめる人
  • 何があってもやり切れる覚悟がある人
  • 急に収入がなくなっても一定期間生きていける人

ちなみに、自分のやりたいプランニングだけをやりたい人は、自分の考えに一番近いプロデュースサービス(の運営会社)に採用してもらうことを目指したほうがいいと思います。ウェディングプロデュースが本当にやりたいことであったとしても、フリーランスになるとそれ以外にやらなければいけないことが山ほどありますので、実はお客様のために考えたりすることに時間が取れなくなったりもしますので、いろいろな選択肢の中から自分に合った働き方を覚悟を持って決めることが大切だと思います。

 

まとめ

今、企業でプランナーとして働いていて不満を持っていたとしても、だからといっていきなりフリーランスになるのはリスクが大きすぎます。もちろん、フリーランスになったからこそできることや楽しいこと、やりがいはたくさんありますが、そう簡単にはいかない壁やハードルもたくさんあります。今回の記事では簡単にまとめましたが、働き方によっていろいろなメリット・デメリットがあるので、しっかりと検討した上で自分に合った仕事を見つけてくださいね。

 

おわり

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