更新日 2020年08月12日

結婚式のプランニング力を高めるコツとは?

プランナーの仕事の1つに、結婚式のプランニング(結婚式当日の進行作成)があります。打合せプランナーにとってプランニング力は大切なスキルの1つです。しかし、売上アップや生産性アップのようにノウハウをまとめたものもあまりなく、スキルアップの方法やどうなるとスキルアップしたと言えるのか等々、プランニングについてよいか分からないという方も多いのではないでしょうか。今回は、プランニング力を高めるコツをまとめました。打合せプランナーの方へ少しでも参考になると嬉しいです。

 

結婚式のプランニング力とは?

結婚式のプランニングといえば、一般的な演出(主賓挨拶・乾杯・スピーチ)にキャスティングされるゲストの名前・肩書の確認、時間配分を考え進行表に組み込む、演出アイテムの検討が必要なシーン(例:テーブルラウンド)にはアイテム提案を行う、ということを思い浮かべるでしょう。結婚式の進行には基本フォーマットがあります。その為、いつ・どのシーンで・だれが・どのように、ということを決めるだけで、進行を作ることができます。

しかし、これではだた演出を時間取りに並べるだけであり、打合せプランナーだからこそできる仕事ではありません。「どのシーンで・だれが・どうするか」に加えて、「だれに」「どんな気持ちになってもらいたいか」を考えていくことがプランニング力を高めるコツだと考えます。例えば、

  • 両家の親御様に驚きを与え、喜んでもらいたい
  • 会社関係のゲストにも楽しいと感じてもらいたい
  • 親友に感動してもらいたい
  • ゲスト全員にいい結婚式だったと記憶してもらいたい

といったものです。一般的な演出であっても、「だれに」「どんな気持ちになってもらいたいか」を考えることでその演出に意味を持たせることができます。

 

プランニング力を高める打合せの手順

プランニングの手順

具体的にプランニングを高める打合せの手順をまとめました。

  1. 初回打合せ:新郎新婦へ希望の結婚式などヒアリングする
  2. 初回打合せ:進行を説明し、2回目打合せまでに決めてきて欲しいことを依頼する
  3. 2回目打合せ:「だれに、どんな気持ちになってもらいたいか」を伺い、「どのシーンで・だれが・どうするか」を提案する
  4. 3回目打合せ:音響/司会打合せ前に、音響スタッフ・司会者へ2回目打合せでの相談過程も共有する

具体的内容

初回打合せ:新郎新婦へ希望の結婚式などヒアリングする

アイテム提案をする時と同様に、プランニングの基本もヒアリングです。具体的なヒアリング内容の一例をまとめました。

  • 希望の結婚式のイメージ
  • 列席経験があれば、新郎新婦のイメージ通りだった演出(その逆も)
  • ゲストの顔触れと招待しようと思った理由
  • 結婚式をしようと思った理由・きかっけ
  • 結婚式後、ゲストにどんな感想を持ってもらいたいか

です。この質問の中でも、ゲストの顔触れと招待しようと思った理由が大切だと感じています。ゲストの顔触れと招待しようと思った理由を質問することで、ゲストそれぞれへの新郎新婦の想いを聞くことができます。

初回打合せ:進行を説明し、2回目打合せまでに決めてきて欲しいことを依頼する

結婚式当日の流れを説明し、主賓挨拶・乾杯など次回打合せまでに決めてほしい内容を説明します。ここでは、結婚式のルールやマナーを押さえて決めることが大切ですので、そのことも説明をします。

2回目打合せ:「だれに、どんな気持ちになってもらいたいか」を伺い、「どのシーンで・だれが・どうするか」を提案する

初回打合せで伺った、ゲストそれぞれの招待しようと思った理由を再度確認しながら、「どういった想いを届けたいか」「どんな気持ちになもらいたいか」を伺います。そして、「どのシーンで・だれが・どうするか」を考えていきます。
例えば、感謝の気持ちを伝えるといっても、

どのシーンで=挙式中/披露宴始め/披露宴中盤/披露宴のクライマックス
どうするか=ゲスト全員の前で伝える/メッセージカードを置いて伝える/花束と共に伝える/新郎新婦が手紙を読む

など様々です。選択が違うと、笑顔になったり、笑いがおきたり、しんみりしたり、その空気感も変わります。ベストな方法を考えることが大切です。

3回目打合せ:音響/司会打合せ前に、音響スタッフ・司会者へ2回目打合せでの相談過程も共有する

2回目打合せで作成した進行を実行するためには、音響スタッフと司会者も「だれに、どんな気持ちになってもらいたいか」を理解しておくことが大切です。そうすることで、選択するBGMや司会者からのコメントも変わります。

 

結婚式のプランニング力を高めるコツのまとめ

  • 初回打合せで、ゲストの顔触れと招待しようと思った理由を伺う
  • 2回目打合せで、「だれに、どんな気持ちになってもらいたいか」を伺い、「どのシーンで・だれが・どうするか」を提案する
  • 3回目打合せ:音響/司会打合せ前に、音響スタッフ・司会者へ2回目打合せでの相談過程も共有する

です。誰もしたことがない演出を企画することが高いプランニング力というわけではなく、新郎新婦に寄添った結婚式を作ることが高いプランニング力だと感じています。時間配分や演出手順を考えるプランニングでは、マンネリ化してしまいます。打合せプランナー同士、切磋琢磨してプランニング力を高めてもらえると嬉しいです。

市川 貴之

この記事を書いた人
市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル業界で働く人のよりどころに」をビジョンに掲げ、ブライダルコンサルティング、ブライダル業界専門の転職支援サービスを運営しています。お仕事の依頼は「お問合せ」、転職のご相談は「ブライダル専門の転職相談」からお受けしております。

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