更新日 2018年08月19日

【ブライダルのウェブ媒体】ユーザーに選ばれるプラン構成のポイント3つ

ブライダル媒体のプランのチェックポイント

ゼクシィネットやみんなのウェディング、ウェディングパークなどのブライダルウェブ媒体からの集客効率を高めるためには、それぞれのサイト上のコンテンツをしっかりと拡充することが重要です。特に、ブライダルフェア、プラン、フォトギャラリーの3つは、結婚式場探しをしているカップルが必ず見ているコンテンツといっても過言ではなく、ここをおろそかにするとみすみす来館を逃していることになります。今回の記事では、この中の「プラン」をどのように設定するべきかの基本的な考え方についてまとめました。少しでも参考にしていただけるとありがたいです。

ブライダル媒体におけるプランの重要度

ウエディングプランはどの媒体にも掲載されているもので、パッケージされた内容と対象人数・金額を表示しているものです。ブライダルフェア・フォトギャラリーと合わせて、ウェブ媒体経由の集客を大きく左右する重要な要素だと思います。
カップルの多くは結婚式場が初めてなので、相場感や総額イメージを持っていないことがほとんどですしわからないことだらけです。そんな時に費用に関する情報が載っていて頼りにしているのが「プラン」で、ここを頼りに大まかな金額感を知ることになります(みんなのウェディングとウェディングパークのようにユーザー投稿型で見積りが掲載されているサイトはそちらと合わせて知る)。
つまり、プランの内容がきちんと整えられていないと、式場の金額の目安もわからないし、どんなにお得なキャンペーンプランを打ち出してもそもそもお得かどうかもカップルには伝わらないのです。
それだけ重要であるにも関わらず、プランの設定がうまくできていなかったり、中には設定されてすらいないような会場もあります。また、設定はしているけど「これだとカップルは分からないだろうな」と思うプランを設定している会場も多いです。非常にもったいないと思います。
本来は個別の会場×出稿している媒体ごとに最適なプランをゼロベースで考えていくことが必要ですが(会場ごとに特色は違うので)、今回の記事ではどの会場・どの媒体にも共通して重要なポイントを以下解説します。
 

プラン設計で意識するポイント①:数と種類

まず1点目が設定するプランの数と種類です。
理想的な状態としては、「カップルの幅広いニーズに答えられる種類のプラン」が「過不足なく揃っている」ことです。数が多すぎても少なすぎてもダメですし、数はそろっているけど内容が偏っているというのもダメですね。もう少し具体的に見てみましょう。

設定しているプラン数が少ないと…?

設定されているプランが1個や2個しかないと、そもそもカップルは選べないですし、そのプランで提供する結婚式がヒットする人以外はみんな離脱してしまいます。提供している結婚式が純粋に1種類しかない会場であればそれでも構わないですが、いくつものバリエーションを持たせた方が、より多くのカップルの目にとまるので提供可能なプランであれば広く設定したほうがいいでしょう。

設定しているプラン数が多すぎると…?

逆に20個とか30個とかあると、カップルは逆に迷ってしまうのでマイナスです。また、最近の結婚式場探しは8割程度がスマホからの流入なので、スマホの画面で30個のプランを掲載してもスクロールが長すぎて非常に見づらくなります。というかほとんどが途中で離脱すると思います。個人的な意見ですが、適切なプラン数は5~8個、多くて10個が上限じゃないかなと思います。それ以上だとスマホ画面で見るのがつらくなります。

プラン内容が偏りすぎていると…?

似たような内容のプランばかりだと、プランごとの違いがわかりずらい上に結局同じようなニーズを持ったカップルの目にしか止まらないのであまり効果がないと思います。例えば(極端な例ですが)プランを10個の設定していても、それが全部春シーズンプラン(内容が微妙に違うだけ)だと意味ないですよね?秋とか冬とか希望するお客様には刺さらないですよね?ということです。

結論:どういうプラン構成がいいの?

ブライダル媒体の最適なプラン構成
この構成が私のオススメです。
カップルのニーズは超ざっくり分けると「時期から検討する」パターンと「ステータスやスタイルから検討する」パターンの2パターンがありますが、それの両方かつニーズの大きいところを抑えている構成です。なので、どちらかというと会場の強みを押し出したプランというよりはカップルニーズをおれなく拾いに行くための構成、という考え方に基づいています。
もし会場の特色や強みを活かしたウェディングプランがある場合は、基本の8プランに1~2プランほど追加するといいと思います(多くても合計10個以内で)。
 

プラン設計で意識するポイント②:プラン名と金額設定

次に、プラン名と金額設定です。この2つの重要なポイントは、とにかく「見たカップルにわかりやすいプラン名と矛盾のない金額設定」であることです。こちらも詳しく見ていきます。

わかりやすいプラン名とは…?

  • ぱっと見でプランの内容がわかる
  • 表記ルールが統一されていてプランごとの違いが直感的にわかる
  • プラン名が長くなりすぎないようにする(改行されすぎると読みにくい)
【ブライダル】わかりやすいプラン名

矛盾のない金額設定とは?

  • 同じカテゴリ(シーズン系、スタイル系)のプランなら人数を同じにする
  • 割引特典の内容が全部同じにならないようにする

つまり、プランごとの比較をした際にどのプランがどれくらい安い・お得なのかを深く計算しなくてもわかるように見せることが重要です。また1つテクニックとしては、よく当たる競合会場が設定しているプランと比較して自会場のほうが安い場合は人数を同じに、高い場合は人数を少しずらすように設定すると、比較されたときに安いほうが選んでもらえますし、高い場合はちょっとわかりにくいので問合せをしてもらいやすくなります。
【ブライダル】わかりやすいプランの料金設定例
 

プラン設計で意識するポイント③:画面上の表示順番

最後にプランを表示させる順番です。並び順を考えるうえで重要なポイントは以下の通りです。

  • カップルが情報を比較しやすい並びにする
  • シーズン系プランは直近→1年後の順番にする
  • シーズン系以外はニーズの多い順に並べる

先ほども書いたように、今はほとんどのカップルがスマホで式場探しをしています。スマホでプランページを見ると画面内にだいたい3プランしか表示されないので、複数プランある場合は何のプランから見てもらいたいかを考えて順番を決めることがとにかく大事です。私の意見としては、プランの表示順=カップルのニーズの大きい順番、になるべきと考えているので、オススメは以下の順番となります(私が過去に集計したデータをもとにしています)。
【ブライダル】オススメのプランの掲載順番

  1. マタニティプラン
  2. 少人数プラン
  3. 1.5次会プラン
  4. 夏挙式プラン
  5. 秋挙式プラン
  6. 冬挙式プラン
  7. 春挙式プラン
  8. 平日挙式プラン

この順番がオススメです。シンプルにニーズが大きい順番に上から並べていますが、4.~7.のシーズン系プランは必ず並べておくようにします。シーズン系とスタイル系が混ざるととても分かりにくくなるからです。また、4.~7.のシーズン系プラン内の順番は、タイミングごとに一番近い時期から順番に並べます。例えば、今記事を書いているのは6月なので一番近いシーズンは夏、だから夏が一番上にくるように(一般的に直近の時期のプランのほうが安くなるからというのが前提です)、これが8月になったら秋プランが上にきて夏が下になるように変更、これを4半期ごとくらいに繰り返すイメージです。また、もしオリジナル系のプランを足すなら一番上か一番下かなと思います。
 

まとめ

いかがでしたが?今回書いたプランの解説はいずれも基本的なじこうばかりですが、差別化を考える前に基礎をしっかり固めることも重要ですので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか?
 
終わり

市川 貴之

この記事を書いた人
市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル業界で働く人のよりどころに」をビジョンに掲げ、ブライダルコンサルティング、ブライダル業界専門の転職支援サービスを運営しています。お仕事の依頼は「お問合せ」、転職のご相談は「ブライダル専門の転職相談」からお受けしております。

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