更新日 2019年10月22日

結婚式のオペレーションに使えるかも?な便利ツールまとめ

結婚式のオペレーションで使えそうな便利ツールまとめ_サムネイル

近年では様々なツールやサービスが誕生しています。ブライダル業界でも業務生産性の向上やKPIの改善に課題を持っている会社は多いと思いますが、その一方で次から次へと出てくる新サービスをどのように取り入れたらよいのか、悩んでしまう方も多いと思います。そこで、今回の記事では結婚式場の各ユーザーフェーズのオペレーションごとに、取り入れられる可能性がありそうなツールをご紹介します。この記事が検討のきっかけになるとうれしいです。

来館予約獲得で使えそうなツール

Web接客ツール

Webサイトに来訪したユーザーに対してウェブサイト上でポップアップやチャット機能などで接客を行うことで、サイト内回遊やフォームへの誘導などの行動を促進し、予約率・資料請求完了率などのコンバージョンを増やすことを目的としたツールです。公式ホームページからのコンバージョン数を伸ばしたい方などにオススメです。具体的なツールには、下記のようなものがあります。

KARTE(カルテ)

karte
KARTE(カルテ)はCX(顧客体験)プラットフォームであり、ウェブサイトやスマートフォンアプリの顧客行動や経験、感情の変化をリアルタイムに解析・可視化し、顧客の目線から顧客中心の体験を創るサービスです。
特徴は、顧客ごとのアクセス情報や来訪パターン、ユーザー情報などの情報を、ダッシュボードで簡単に確認できること。さらに、それらのデータを元にした顧客の属性ごとに接客アクションを作成することで、サイト来訪ユーザーごとにパーソナライズされた高い精度のウェブ接客を可能にします。

Flipdesk

flipdesk
Flipdesk(フリップデスク)は、ネットショップでリアル店舗のような接客体験を実現するサービスで、クーポン発行やお知らせ配信、チャット対応などを、訪問者の状況に合わせて自動的にウェブ接客を提供することができます。東急ハンズや109などをはじめ、240社以上に導入実績があるようです。

Zendesk chat

Zendeskchat
Zendesk chatはリアルタイムなチャットサポートを利用した顧客ロイヤルティの向上、売上アップに必要不可欠な本格的オンライン接客サービス。日本語完全サポートでカスタマイズやチャット運用代行も可能です。

LPOツール

LPOとはLanding Page Optimizationの略で、「ランディングページ最適化」する対策のことを指します。以前このブログでも詳しく書いていますので、そちらも併せてご覧ください。

具体的には、会場ホームページ訪問者をより多く「ブライダルフェア予約」「資料請求」などのコンバージョンに導くためにランディングページを最も効果が出やすくする対策のことなのですが、様々なテストをするたびにサイトの制作会社に発注していてはコスト的にも工数的にも非効率なので、そういった場合はLPOツールを使うことがオススメです。具体的なツールには、下記のようなものがあります。

DLPO

dlpo
DLPOは日本LPO売上シェアNo.1のLPOツールです。「テスト」と「パーソナライズ」機能で各ユーザに合わせた「最適」な WEBページを配信することができるほか、DMPなどのマーケティングプラットフォームとの連携も可能です。また、カスタマーサポートも充実しており、これまで大手企業サイトを中心に延べ700社以上の企業に導入。業界内では売上No.1の実績があります。

VWO

vwo
VWO(Visual Website Optimizer)はもともとはインドの会社で、日本ではassionが販売代理店として窓口になります。これまで世界4500社、国内330社に導入しているヒートマップ付A/Bテストツール です。非同期タグなのでページ読み込み速度の低下もなく、日本語のサポートもついています。

KAIZEN PLATFORM

kaizenplatform
KAIZEN PLATFORMはデータ基盤から施策管理、専門人材のチームまでをワンストップで提供し、ウェブサイトを パーソナライズ化するマーケティングクラウドサービスです。LPOを目的としてももちろん使えますし、より目的を拡張しても使えるツールだと思います。ただ、少しお高め。

CRMツール

CRMとは「Customer Relationship Management」の略語で、簡単に言うと顧客との関係を管理するマネジメント手法のことです。これまでのように企業発信で一方的に売り込むのではなく、顧客接点での情報を統合管理し、顧客との長期的な関係性を構築、製品・サービスの継続的な利用を促すことで収益の拡大を図ります。
こういった施策を実行していくときに、顧客データをエクセルで管理したり、メルマガを手動で送信していると工数が膨大になってしまいます。効率的かつ精度高く施策を実施していくのに役立つのがCRMツールです。

HubSpot(ハブスポット)

hubspot
HubSpot(ハブスポット)は、見込み客を惹きつけ、リードに転換し、顧客化を促すためのインバウンドマーケティング及びセールスのソフトウェアです。顧客データをHubspotで管理することや、LPやブログを作成することも可能なので、リード獲得からCVまでの施策を一貫して実施できることが特徴です。

b→dash

b→dash
b→dashは企業が保有するデータの取得・統合・活用をAll in Oneで実現する業界シェアNo.1のマーケティングプラットフォームです。おぎやはぎや堤真一を起用し、プロモーション・営業に力を入れているので見たことある方も多いかもしれませんね。

Marketo(マルケト)

marketo
マルケトは、世界6000社以上に提供しているマーケティングオートメーションツールです。メール、ウェブ、モバイル、ソーシャル、広告などの幅広い顧客接点を通じて、一人ひとりの顧客に合わせた適切なコンテンツを、適切なタイミングで届けます。
 

新規接客・営業で使えそうなツール

オンライン商談システム

これは文字通り、ウェブのオンライン上で相手と商談・営業を実施すること。一般的に結婚式場の営業はお客様に結婚式場に来てもらうことが前提となっていますが、オンライン商談ツールを使うことで、お互いの場所にとらわれずすぐに商談を始めることができるのが特徴です。移動することなくあらゆる場所にいる相手と商談ができるツールとして、いま注目されています。
営業を効率化したい、集客が減って厳しい会社などは検討してみるとよいかと思います。具体的には下記のようなツールがあります。

bellface(ベルフェイス)

bellface
ベルフェイスは営業に特化したWeb会議システムで、2019年1月時点で約900社が有料契約をしており、毎月27,000回もの商談がbellFace(ベルフェイス)上で行われています。美白効果・細見え効果のあるビューティーモードという機能などがあることに加え、担当コンサルタントによるロールプレイングや月2回のレポート配信により、課題解決に寄り添って運用を支援してくれます。

Mee2Box(ミーツボックス)

mee2box
Mee2box(ミーツボックス)外出なしの営業に特化したインサイドセールスシステムです。アプリインストールや会員登録なども必要ないので、相手の負担になもなりません。導入後に売上アップのためのノウハウを含めたツールトレーニングも提供しています。

zoomミーティング

zoom
WEB会議・オンライン会議のツールとして人気のzoomミーティングもオンライン商談で利用することもできます。HD品質の映像と高音質の音声が特徴で、最大で1,000名までが参加可能、最大49のビデオをスクリーン上に表示することができます。また、Office365やG Suiteとの連携も可能で、カレンダーでのスケジュール作成も可能です。

契約書管理ツール

結婚式場のお客様との契約などを紙ベースでやり取りしている会場がほとんどだと思いますが、事務作業が煩雑、紛失が起こりやすい、システムへの入力が二度手間など、不便な面も多いのが実際のところ。そこで従来、紙の文書で締結されていた契約書を電子データ化し、わかりやすく分類してインデックス化したものを、クラウド環境などで一元管理するするのが契約書管理ツールです。クラウドサービスのため、システム開発やメンテナンスが必要なく、権限による契約書へのアクセス制限、ログ管理などのセキュリティが充実しているのが特徴です。具体的なツールでは下記のようなものがあります。

CLOUDSIGN NOW(クラウドサインナウ)

cloudsign now
クラウドサインNOWは来店カードや申込書を紙からタブレットに置き換えるだけでお客様の情報をデータ化することが可能な契約書管理サービスです。クラウドサインのBtoC版のようなイメージですね。これまでこのブログでも、プレスリリースが出るたびに紹介してきているので、詳しくはこちらの記事もご覧ください。

 

結婚式の打合せで使えそうなツール

Web会議システム

web会議とはインターネットを通じて音声や映像、データなどを共有し会議を行えるシステムのことで、対面での打合せと比較して、

  • お客様に来てもらう費用や移動時間の負担を減らすことができる
  • 物理的な距離が離れた地点にいても打合せをスムーズに行うことができる
  • リアルタイムで複数のメンバーと打合せを行うことができる

といったメリットがあります。すでに導入している企業もけっこうあると思いますが、実物を見なければいけないもの(例えばドレスの試着や料理の試食など)以外は、基本的に全部Webでいいんじゃないかなと思います。業務効率化を考えていたり、フリーランスとして働いている方などにオススメです。具体的には下記のようなツールがあります。

Skype(スカイプ)

skype
web会議システムの中で最も認知度が高いツールと言ってもよいと思いますし、私も普段よく使っています。ビデオ通話を行いながらメッセージ画面を起動して、メッセージやファイルのやり取りを行うことができますし、相手が見ているSkypeの画面に、ユーザーが現在操作しているパソコンの画面を表示させる「画面共有」という機能も無料で利用できます。

zoom(ズーム)

zoom_meeting
zoomは無料版でも多くの機能が利用できるので、最近では導入している企業もかなり増えてきているように思います。グループ通話は40分までですが、1:1の通話は時間無制限で利用できるので特にこの点で問題はないと思います。
web会議をしながら相手とメモを共有できるホワイトボード機能や画面共有機能だけではなく、相手のキーボードやマウスのコントロールも行えます。また録画機能もついているので、打合せ後の宿題の確認などにも便利だと思います。

Whereby(旧apper.in、アピアイン)

whereby
主催者はルームを作るためにアカウント登録が必要ですが、会議参加者(新郎新婦)にはアカウント作成やログイン作業は必要いので、主催者によって発行されたURLをクリックするだけで会議に参加できます。なので楽です。4人までしか同時参加ができませんが、結婚式の打合せで5人以上が同時に参加することはほぼないのでその点も特に問題はないでしょう。
ただ、日本語での公式HPがなく、英語サイトを翻訳するしかないので分かりにくいのが難点だと言えます。

プロジェクト管理ツール

結婚式準備の打合せはプランナー・新郎新婦ともやらなければいけないことが膨大なんですが、今はほとんどのやり取りをメールか紙で行っていると思います。呼ぶゲストのピックアップ、席次決め、列席衣装・美容の申込、などなど。これのやったやらないを抜け漏れなく完璧に管理しなければいけないわけですが、それをするために普段はサイト開発などのタスク管理に使うツールをうまく使って、楽にならないかなと思うのです。導入ハードルはちょっと高めかもしれませんが、具体的には下記のようなツールがありますね。

Trello(トレロ)

trello
Trelloは、ふせんを貼ったりはがしたりする感覚で、直感的にタスクが管理できるプロジェクト管理アプリです。直感的に操作しやすいこと、ドラッグ&ドロップでカードを動かしてタスクのステータスを管理できるので進捗管理がしやすいことなどが特徴です。

Backlog(バックログ)

backlog
Backlogは、プロジェクトで発生するタスクなどの進捗状況を一括管理できるプロジェクト管理アプリで、エンジニアやマーケターなどがよく使っています(私も使っています)。ガントチャートやタイムラインなど進捗を視覚的に把握できること、タスクごとにコミュニケーションが取れることなどが特徴です。

Jooto(ジョートー

jooto
Jootoは、かんばん方式のタスク管理ツールで、見た目や操作性はTrelloに似ています。シンプルな機能で操作が簡単、カラフルな画面の見た目なのでとっつきにくさがないことなどが特徴です。

 

結婚式当日に使えそうなツール

オンライン決済ツール

こちらの記事に詳しくはまとめてありますが、ご祝儀を当日に渡すのではなく、事前に決済してしまえばゲストも新郎新婦もお互いに楽だよね、という用途になります。実際に、下記の記事にもあるように事例も出てきており、今後この流れは加速していくと思います。

有名なところだと、paypayとLINEpayかなと思いますが、移り変わりが早い分野なので、今後注目が必要だと思います。

paypay

paypay

LINEpay

linepay
 

結婚式のオペレーションで使えそうな便利ツールまとめ

実現可能性はさておき、結婚式のオペレーションを効率化していくために使えそうなツールを紹介しました。ブライダル系企業がこういったツールを導入するときに「ブライダルことをわかっていないから」という理由で見送るケースが多いと思いますが、まずはやってみるということもある程度は必要だと思いますので、この記事をきっかけに導入を検討してもらえるとありがたいです。
 
おわり
 

市川 貴之

この記事を書いた人
市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル業界で働く人のよりどころに」をビジョンに掲げ、ブライダルコンサルティング、ブライダル業界専門の転職支援サービスを運営しています。お仕事の依頼は「お問合せ」、転職のご相談は「ブライダル専門の転職相談」からお受けしております。

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