実務に即したSEO検証!結婚式場を例にタイトルの付け方とディスクリプションの書き方を解説します!

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Googleから公式に提供されている検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドですが、ガイドに沿ってtitleやdescriptionを作成していくのはSEO初心者には少し難しいかもしれません。そこで今回は仮想のチャペルを使って実際にmetaタグ内の文言を作っていくにはどうすればいいのかを解説していきます。

SEOスターターガイドとは

検索エンジン最適化(SEO)スターターガイドは、Googleから公式に出されているSEOの知識を包括的に学ぶための資料です。
当初はPDFで発行されていたものを2017年からSearch Consoleヘルプに統合されたものが今のものになります。ユーザーエクスペリエンスやオーガニック検索の向上を目的として書かれたものではありますが、近年ではSEOの入門的な使い方をする企業もあるそうです。
サイトの構成やmetaタグの付け方、注意点などを書いてあることからも実務者により優しい資料となっています。

仮想の結婚式場でスターターガイドの内容をやってみる

SEOスターターガイドは、企業のWEB担当者やSEO担当者にも分かるように実務的な面も含めて説明されていますが、すべての企業担当者向けに書いてあるため少しイメージしづらい部分もあるかもしれません。
そこで今回は仮想の結婚相談所があると想定して実務に即したら、どうなるのかを解説していきたいと思います。
仮想の結婚式場はイチマリアージュ チャペルにします。

タイトルやディスクリプションの設定

タイトルやディスクリプションはHTML内に書いてあるmetaタグの一種です。厳密には<title>タグと<description>タグになります。この二つはSEOの施策の中でも最も古くから存在しており、今でも指標の一つとして使われているものです。この二つ以外にもkeywordsタグも存在していましたが、キーワードの埋め込みや乱用が頻発したため、現在ではkeywordsタグは指標から外されています。
今回はイチマリアージュ・チャペルという仮想のチャペルをもとに、どのように書いていけばいいのか解説していきます。

主となるキーワードの設定

まずは主となるキーワードを選定する必要があります。今回はイチマリアージュ・チャペルが東京の表参道にある結婚式場という設定で主となるキーワードを選定します。
主となるキーワードを選定する際は、そのキーワードで検索結果に表示されたいという企業側の思いと、どんなキーワードをユーザーが多く調べているのかというユーザー側の需要を考慮する必要があります。
企業側がこのキーワードで表示させたら申し込みにつながると考えていても、そのキーワードでユーザーが検索していなかったらサイトに訪れてくれる人はいないに等しいので、ターゲットキーワードの選定は重要です。
選定したキーワードを軸にしてタイトルやディスクリプションの文言を決めていくことで、ターゲットとなるキーワードでの検索結果に表示される可能性が出てきます。

キーワードの需要を調べる方法はいくつかありますが、Google広告のキーワードプランナーが有名なところではあります。(ただし、Google Adwordsに出稿していない場合は、細かなボリュームが見れない)
すでにAdwordsを使っている人であれば、キーワードプランナーでターゲットとなるキーワードの検索ボリュームを調べてみることをおすすめします。

「結婚式 東京」と「結婚式 表参道」を調べてみると検索のボリュームは結婚式 東京が720、結婚式 表参道が110でした。この数値がユーザーの需要を調べる一つの指標となります。
たまに「この数値が実際に検索されている数ですか?」と質問されることがありますが、実際に検索されている数ではありません。あくまでも指標であり数値が大きければそれだけ検索の需要があるというだけです。
イチマリアージュ・チャペルではメインキーワードは「結婚式 東京」に設定し、サブキーワードに「結婚式 表参道」を設定することにします。

タイトルは固有(ユニーク)になるように付ける

先ほど決めたターゲットキーワードをもとに各ページのタイトルを作成していきます。ここで気をつけるべきは全てのページが固有のタイトルでそのページを表す最も分かりやすいものを付けてあげるということです。
ページに関連性がないキーワードを無理やり入れ込んでタイトルを付けたり、全ページ同じタイトルにしたりするとGoogle側がページの違いを判断できず適切な評価をしてくれない場合があります。
また、タイトルが空の場合はGoogle側で自動で判断してタイトルを出してくれますが、こちらは必ずしもサイトマスターが意図したものが出るとは限りません。(空の場合はGoogleがページ内にある文章を拾ってきて自動でタイトル表示させます)
サイト管理者側の思いや意図をユーザーに届けるためにページに適切なタイトルを付けていくことが重要です。

イチマリアージュ・チャペルではトップページとチャペルの紹介情報を載せたページと挙式の紹介ページとプランのページがあると想定してタイトルを作っていきます。

まずはトップページのタイトルを決めていきます。ターゲットキーワードは「結婚式 東京」と決めたので、このターゲットキーワードが入るようにタイトルを考えます。
トップページは以下のタイトルにします。
<title>[公式]イチマリアージュ・チャペル | 東京の結婚式ができる独立型チャペル</title>

頭に[公式]と入れたのはゼクシィや結婚式場を扱うWEB媒体に出稿している場合に式場名で検索結果に出てくることがあるため、それらとの違いを出す必要があるからです。チャペル名での指名検索で検索されることも多いので、トップページではチャペル名を一番目立つ左に書いておき、真ん中の線で一回区切ってから東京にある結婚式場だということをタイトルに付け加えています。

次にチャペルの紹介ページです。
<title>チャペルウェディングの魅力を紹介!東京で結婚式が挙げられる【イチマリアージュ・チャペル】</title>

ここではイチマリアージュ・チャペルの良さや魅力などのコンテンツを入れていきます。ページのコンテンツ内容が分かるような一文を入れた後に「東京」と「結婚式」というキーワードと式場の名前を後ろに置きます。こうすることでターゲットとなるキーワードを使いながら式場の名前もタイトルに含めることができます。地域性のある業界や業種であれば、地域名をいれることはプラスです。Googleの検索結果でもローカライズといった「ユーザーがいる地域に一番近い検索結果を返す」実験なども行われていることから地域名を含んだ文言を設定するほうが将来的にも良い方向に進むと考えられます。
また、検索結果に表示される文字数の最大値は38文字程度なので、途中で文章が切れても分かるようなタイトルが好ましいといえます。(文字数にこだわるよりは書きたいことを全部入れてしまった方がいいと思います)

ディスクリプションは端的かつ分かりやすい内容にする

次にディスクリプションです。descriptionタグは検索結果に表示された際にサイトの概要をユーザーに伝える役目をしています。そのため、タイトルよりも長い文字数を入れることが可能です。
考え方はタイトルと同じくターゲットとなるキーワードを中心に文言を組み立てていきます。
トップページのディスクリプションを決めていきます。

<meta name=”description” content=”表参道(東京)でチャペルウェディングをお探しなら【イチマリアージュ・チャペル】年間1000組のカップルが挙式を挙げるステンドグラスに囲まれた独立型チャペルでおふたりの幸せを誓いませんか。東京で教会式の会場をお探しの方にイチマリアージュ・チャペルはおすすめです。”>

ここでのポイントはタイトルでは使わなかったサブキーワードの「表参道」を文頭にもってきていることです。タイトルでは入稿できる文字数が40文字程度と少ないため、より検索ボリュームの大きな「東京」をメインにした文言の設計にしましたが、
ディスクリプションでは検索結果上で文字数が130文字程度見えるため、「表参道」と「東京」の両方のキーワードが文言に含まれるようにしています。
ユーザーの目線に立って考えれば、場所を細かく絞り込んで「表参道」で結婚式を挙げたいユーザーと、何となく「東京」ならどこでもいいから雰囲気の良い会場を探したいユーザーがいると仮定できるためです。
また、タイトルでは入れていた「公式」という文言をディスクリプションで入れなかった理由は、すでにタイトルの目立つところに公式と書かれているのでわざわざディスクリプションで2度書く必要がないと判断しました。
こちらは人によって好みがあると思いますので、ディスクリプションにいれる分には構わないと思います。ただし、検索結果上で見える文字数にも制限があるので、その辺は考慮が必要です。

Googleがコンテンツを見つけられるようにする

Googleの検索結果に表示してもらうためには、Googleにサイトを認識してもらう必要があります。どんなにコンテンツを充実させてすばらしいサイトを作ったとしても、Googleがそのサイトを認識しないことには検索結果に表示されることはありません。式場を施工しても知ってもらわなければお客さんが来てくれないのと一緒で、ユーザーに見つけてもらうにはGoogleに見つけてもらうことが必要になってきます。日本の検索の90%近くがGoogleの検索エンジンに依存していることを考えれば、Googleにサイトを見つけてもらうことは最優先事項といえるかもしれません。

インデックス

スターターガイドによればインデックスとは、

Google があるページを取得し、そのページを読み込んで、インデックスに追加することを指します。

と書かれています。つまり、Googleが収集してきたサイトの情報を何かしらの形で格納・保存することをインデックスといいます。具体的には、集めてきた情報をサーバーの中に格納して、それらの情報をもとにアルゴリズムにあてていくものだと思われます。
Googleは世界中にサーバーを保有しているため、初期インデックス用にサイト内の全情報をため込むサーバーとアルゴリズムを適用させるサーバー、実際に順位のロジックに当て込むサーバーなど複数のサーバー内に情報をため込んで各サーバーごとでやることを変えているのではないかと推測できます。(あくまでも筆者の推測です)
インデックスに登録されたか調べる方法としては検索結果の窓でsite:を頭につけて自分のサイトのURLをその後に入れるとインデックスされたサイトの一覧が検索結果に出てきます。
もしここでサイトの情報が出てこなかった場合は、インデックスがまだされていないか、Google側の検索結果に不具合が起こっているかなどが考えられるので、注意しましょう。
サイトの登録方法やサイトが登録されたかの確認方法はスターターガイドラインにも詳しく書いてあるので、そちらを読んでみるのもいいかもしれません。

クローリング

クローリングとはBot(検索エンジン)がウェブサイトを検出して情報を集めることを言います。なぜここでクローリングの説明を出したかというとSEOはもともとこのクローラーに対して対策を行うことを目的として名前が付けられた経緯があるためです。検索エンジン最適化のエンジンとはクローラーのことを指します。クローラーがサイトの情報を集めないとインデックスの登録もされないため、SEOにおいてクローラーを意識することは最低限必要なこととなります。
内部リンクが全くないサイトやサイトマップがないサイトなどはクローラーが見つけにくい場合もあり、それらの改善もSEOの内部施策として取り上げられることもあります。また、サイト規模が大きく膨大な量のページを保有してるサイトもクローラーが全ページを回り切れないので、工夫する必要ができてきます。
このようにGoogleに見つけてもらうことは始まりを意味するので、非常に重要です。

ユーザーファーストはユーザーにやさしくなるのと同じ

タイトルやディスクリプションの作り方について簡単に解説してきましたが、結局のところはユーザーにどれだけ分かりやすく伝えられるかを考えるということです。
ユーザーが探しているものは何なのかを読み取って、それに応えられる回答を短い文章の中で伝えていけば自然といいものができてきます。
地域名なのか値段なのかメリットなのか、ユーザーが探しているものを考えながらWEBサイトのタイトルやディスクリプションを考えてみてください。

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