更新日 2019年08月01日

カテゴリー SEO

SEOセミナーレポート第二部編

SEOセミナー

JADE辻氏とアイレップ渡辺氏による対談形式のSEOセミナーレポート第二部です。前半の対談では参加者からの質問に回答する形式でしたが、第二部はSEO担当者の働き方や将来性、SEOの未来に関する内容でした。

SEOを生業とする人は10年後何をすべきかどう活躍できるか

隣接するスキルを身につける必要がある。SEOの知識や技術だけでなくデータ解析、サイト分析、UX改善などSEO業務に近しいスキルを身に着けておけば仕事自体困ることはない。
クローラーにデータを渡すことは今後も変わらないはずなので、データを渡すための最適な方法を伝える。
システムに対してデータを与える仕事へと変化していくのではないか。
検索エンジンのために配慮しなければならなかったことはなくなっていく。例えばHTMLの文法やディレクトリ構成などは気にしなくても検索エンジンが学習することで必要性はなくなってくる。
クエリは文字ではなく画像や音声に変わっても、人が検索することは変わらない。
たとえ画像や音声に変わったとしても、それに対する最適な方法を見つけていかなければならないので仕事量は増えるはず。
ユーザーの行動心理を学習する。人が検索をするときの行動心理を学習することで検索の未来も見えてくる。
同じものを探す場合でも10人いれば10人とも違うクエリで検索をする。そういった行動心理を探求することで見えてくるものもあるはず。
Google検索は世界一複雑なシステムだからそれを理解することが重要。
【ここからは筆者の私見です】
3年後、5年後なら何となく想像がつきやすいですが、10年後となるとなかなか難しいものがあると感じました。
筆者もSEOの仕事を始めておよそ10年になりますが、10年前はリンク重視のミラーサイト制作やキーワードごとの詳細分析などがメインの仕事でしたが、
最近はサイト分析やDB周りの最適化など仕事内容は変化していってます。
テクノロジーの変化が早ければその分SEO担当者の仕事内容の変わり身も早くなっていくので、いかに最新の情報をキャッチアップして少し先の未来を見ながらトライアンドエラーしていくしかない気はします。
 

検索とSEOの未来

クエリ=テキストではなく音声やARなどの領域に変わってくるではないか。
Discover:検索流入の大枠を占めるようになってきている。
大規模に情報を取っているGoogleがどのようにユーザーに情報を提供していくかを考える必要がある。
既存のサイトでもDiscoverに対応したことによって流入の3分の1を占めるようになった事例もある。
Discoverはいま最も注目している機能の一つである。
ユーザーに最適な情報を自動的にプッシュしていく時代がくる。
検索結果であっても最適な情報を一つだけ提示する時代がくるかもしれない。
レコメンドや類似検索と似たような考え方でGoogleも試行錯誤しているので、そう遠くない未来で起こりえる事象かもしれない。
最終的には検索をしない未来がやってくる。
全てものがネットにつながれば、家に帰って玄関を開けたら電気とテレビとエアコンが自動でついて、お風呂から出たところで電子レンジがチンッとなるかもしれない。
街にあるスマートディスプレイを見ればその人に最適な広告が出てきて、携帯をワンプッシュするだけで広告のものが家に届くかもしれない。
そうなれば検索をしなくてもよくなる。
【ここからは筆者の私見です】
20年前に見たSF映画のような未来ですが、現実的にはあり得るのかなと思います。
検索を全くしなくなるということはないと思いますが、検索の形が変化したことによってテキストベースでの検索は減っていくかもしれません。
検索結果はもともとユーザーに最適な回答を出すというところから発展していった経緯があるので、ユーザーに最適な回答を提示する方法が変われば
SF映画のような世界に近づくかもしれないです。
 

セミナーを終えての感想

一部、二部ともに非常に興味深い話題が多かったセミナーでした。インハウスであってもコンサルティングであってもやっていくことに変わりはないですし、
Googleが目指そうとしている世界を少し先読みするだけでビジネスを加速させていくことも可能だと感じています。
今後のSEOに関わってくる人たちは専門職としてだけでなく、マーケティング面全体からプロジェクトやビジネスの拡大が必要になってくると改めて実感しました。

市川 貴之

この記事を書いた人
市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル業界で働く人のよりどころに」をビジョンに掲げ、ブライダルコンサルティング、ブライダル業界専門の転職支援サービスを運営しています。お仕事の依頼は「お問合せ」、転職のご相談は「ブライダル専門の転職相談」からお受けしております。