更新日 2020年08月03日

結婚式の打合せで印刷物の受注率・受注単価アップのコツとは?

新郎新婦が手作りするアイテムに、招待状・席次表・席札・メニュー表といった印刷物ではないでしょうか。しかし、「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」には、結婚式の招待状の選択に変化があると調査結果がまとめられています。結婚式の招待状の選択に変化。事業者へ頼むカップルが増加

今回は印刷物(招待状・席次表・席札・メニュー表)を受注するコツ、単価アップするコツをまとめました。少しで皆さんの参考になれば幸いです。

 

招待状の選択に変化とは

では、「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」の調査結果からどのような変化があったのかを具体的に見てみましょう。

【招待状の依頼先(披露宴・披露パーティ実施者/単一回答)】
すべて事業者へ頼んだ:18年調査 59.3%(16年調査 53.3%)→+6.0pt
一部事業者へ頼み、残りは手作りした:18年調査 17.6%(16年調査 14.3%)→+3.3pt
すべて手作りした:18年調査 17.3%(16年調査 25.6%)→-8.3pt
用意しなかった:18年調査 4.6%(16年調査 4.7%)→-0.1pt

【招待状の依頼先の選択理由(招待状を事業者に依頼した人/複数回答)※全10項目中上位4項目を抜粋】
商品デザインが良かったから:18年調査 44.9%(13年調査 37.2%)→+7.7pt
時間や手間がかからず効率的だから:18年調査 40.9%(13年調査 53.2%)→-12.3pt
価格が手頃だったから:18年調査 36.4%(13年調査 18.3%)→+18.1pt
デザインが豊富だったから:18年調査 31.1%(13年調査 20.3%)→+10.8p

【招待状の依頼先を探す際に検討した店舗数(招待状を外部の事業者にすべて依頼した人/単一回答)】
1~2店舗:18年調査 50.0%(13年調査 72.7%)→-22.7%
3~4店舗:18年調査 37.6%(13年調査 13.7%)→+23.9%
5店舗以上:18年調査 12.5%(13年調査 13.6%)→-1.1%

—ここまで「ゼクシィ結婚トレンド調査2018」から抜粋—

招待状のデザインだけで3~4店舗の検討しています。かなり多くのサンプルを見たいと考えていることが分かります。この結果から、会場も1の印刷会社だけではなく複数の印刷会社と提携するこも必要だと考えます。

 

印刷物を提案する手順と具体的な内容

印刷物を提案する手順は次の通りです。

  1. 挨拶電話:招待状を会場手配するか/手作りするか相談してきいて欲しい旨を伝える
  2. 初回打合せ:招待状のサンプルを見てもらいながら、会場手配するか/手作りするかの方針を伺う
  3. 初回打合せ:招待状受注時、席次表・席札・メニュー表も同じデザインにするか伺う
  4. 2回目打合せ:初回打合せで決めた、招待状・席次表・席札・メニュー表を見積に反映する
  5. 3回目打合せ:見積調整の必要があれば、席次表・席札・メニュー表の数量などを変更する

ポイントは、「初回打合せ:招待状受注時、席次表・席札・メニュー表も同じデザインにするか伺う」と「3回目打合せ:見積調整の必要があれば、席次表・席札・メニュー表の数量などを変更する」です。印刷物を提案する具体的内容

では続いて、具体的にどのようなことをするかにも触れていきます。

挨拶電話:招待状を会場手配するか/手作りするか相談してきいて欲しい旨を伝える

挨拶電話では、初回打合せに準備してきてほしいものを伝えます。その中で、招待状を会場手配するか/手作りするか/外部の印刷会社で手配するか相談してきてもらうようにお願いします。目的は、初回打合せで会場手配する場合は受注(申込書記入)をしてもらうためです。招待状の手作りや外部の印刷会社での手配を検討する場合、デザイン・予算など下調べしておいてもらえば、会場手配の場合と比較検討して頂きやすくなります。そのため、

  • 会場にも多くの招待状デザインを準備しており、初回打合せで見て頂けるように準備をしておくこと
  • その為、初回打合せで会場手配/手作り/外部印刷会社を決めてもらえばよい

の2つを伝えることも大切です。

初回打合せ:招待状の送付スケジュールを説明後、招待状サンプルを見てもらい会場手配するか/手作りするかの方針を伺う

始めに、招待状発送のスケジュールを説明し、招待状発送日・返信ハガキ期日を決めます。続けて、招待状を当方手配する場合の校正のやりとり・納品などのスケジュールを説明します。最後地、招待状に必要なものをサンプルをご覧頂きながら説明します。スケジュールや準備物を説明することで、当方手配する場合と手作りする場合のスケジュールや手間の違いを理解してもらいます。その後、招待状のサンプルをご覧いただきます。

初回打合せ:招待状受注時、席次表・席札・メニュー表も同じデザインにするか伺う

招待状のデザインをご覧頂く際に、合わせて席次表・席札・メニュー表のデザインも見てもらいます。その際に、

  • 席次表は一人一部:一世帯一部配布する方法もありますが、まずは一人一部配布すると説明します。
  • 席札は全員分:新郎新婦分も含めます。
  • メニュー表は1人づつ卓上に:デザインによっては、席次表にメニュー表を組込むことができます。ですが、卓上に一人づつ準備することが正式です。

と説明することも大切です。提案のタイミングが早いと感じらるかもしれません。2回目打合せの装花や演出などテーブルコーディネートを決める時でも良いかもしれませんが、2回目打合せは多くのアイテムを提案します。その為、見積の懸念が少なく、印刷物のサンプルを見てもらう初回打合せで受注することがベストだと考えます。席次表・席札・メニュー表の申込書も記載してもらいましょう。

2回目打合せ:招待状・席次表・席札・メニュー表を見積に反映する

2回目打合せでは、初回打合せで受注した内容で招待状・席次表・席札・メニュー表を見積に反映します。そうすることで、より具体的に予算感をつかんで頂きます。

3回目打合せ:見積相談があれば、席次表・席札・メニュー表の数量などを変更する

具体的な見積調整の提案内容は、席次表:1人一部→一世帯一部、席札:全員→ゲストのみ、メニュー表:席次表に組み込む(その場合、席次表は1人一部)です。2回目打合せで、席次表・席札・メニュー表が見積調整できない内容で受注されていれば、手作り/外部手配しか提案できません。見積相談のことも見据えて、2回目は提案・受注することが大切です。

 

印刷物の受注率・受注単価アップのコツのまとめ

  • 初回打合せの招待状受注時に、席次表・席札・メニュー表も受注し、申込書を記載してもらう
  • 初回打合せでは、席次表は1人1部配布する/席札は新郎新婦分も用意/メニュー表は1人づつ卓上に準備すると説明する
  • 3回目打合せで見積相談があれば、席次表:1人一部→一世帯一部/席札:全員→ゲストのみ/メニュー表:席次表に組み込む(その場合、席次表は1人一部)を提案する

印刷物の受注率が上がると、プランナーの校正チェックや納品チェックなど業務量も増えます。
是非、業務の効率化やなども視野に入れて印刷物の受注率・受注単価アップに取組んでもらえたら幸いです。

市川 貴之

この記事を書いた人
市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル業界で働く人のよりどころに」をビジョンに掲げ、ブライダルコンサルティング、ブライダル業界専門の転職支援サービスを運営しています。お仕事の依頼は「お問合せ」、転職のご相談は「ブライダル専門の転職相談」からお受けしております。

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