更新日 2020年02月29日

【プレスリリース考察】リクルートがゼクシィイベント中止

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、2/20に出た「新型コロナウイルス感染症の影響による『ゼクシィ』イベント中止のお知らせ 「ゼクシィフェスタ東海」「ゼクシィプチフェスタ」が対象」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 株式会社リクルートマーケティングパートナーズ
配信日時 2020年2月20日 13時35分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000298.000025184.html
タイトル 新型コロナウイルス感染症の影響による『ゼクシィ』イベント中止のお知らせ 「ゼクシィフェスタ東海」「ゼクシィプチフェスタ」が対象

株式会社リクルートマーケティングパートナーズ(本社:東京都品川区 代表取締役社長:柏村 美生)が企画制作を行う結婚情報サービス『ゼクシィ』は、国内外での新型コロナウイルス(COVID-19)への感染が拡大する状況を鑑みて、2月22日(土)以降の一部イベントを中止することをご連絡します。
・ゼクシィフェスタ東海  2月23日(日・祝)24日(月・休)、3月21日(土)22日(日)
・ゼクシィプチフェスタ  首都圏: 3月14日(土)15日(日)28日(土)29日(日)
・ゼクシィプチフェスタ  関西 :3月7日(土)8日(日)21日(土)22日(日)
※2020年2月20日(木)時点
イベント再開については、ホームページで順次発表して参ります。
各イベントにご参加予定の多くのみなさまにはご迷惑をおかけいたしますが、これから結婚式や出産など大きなライフイベントを迎える方が集う場であることを考慮した上での判断となりました。何卒ご理解をいただきますようお願い致します。
—ここまでリリースから抜粋—
会社概要については、詳しくはリリースをご覧ください。
 

リクルートがゼクシィイベント中止のリリースについて考察

と、上記のようにイベントを中止します、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

イベント中止の概要

首都圏、東海、関西の各2回ずつの開催を中止するというリリースです。この記事は2/29に書いていますが、リリースが発表された2/20時点ではまだ具体的な中止や延期の発表をしている企業は少なかったですから、かなり早い段階で中止の決定をしたことになります。
なお、コロナウイルスに関する情報は下記の記事でもまとめておりますので、参考にリンク張っておきます。

イベント中止の影響

まず運営母体であるリクルートマーケティングパートナーズの影響ですが、このイベントからの収益がなくなります。抑えていた会場費や既に出稿していた広告宣伝費、備品などの費用はキャンセルが効かない状況でしょう。なのでコストはほとんどそのままかかってしまうと思います。また、ゼクシィイベントはイベントきっかけでの結婚式場送客→成約→施行時の見積りの何%かの成功報酬、というゼクシィなびと同じ収益モデルなので、イベントが開催されないと本当に収益のほとんどがなくなるはずです。
次にブース出展予定だった結婚式場の影響ですが、集客への打撃はかなり大きいでしょう。イベントごとに多少は異なるものの5~20組程度の来館予約は各回で獲得を見込んでいたと思いますので、成約率40%で考えると

  • 10組集客×40%成約率×2回開催=8成約
  • 8成約×350万円=2,800万円

これくらいの業績影響はありそうです。もちろん、イベントに来る予定だった人が全員結婚式をしなくなるわけではないので他の媒体から予約を獲得できる可能性もありますが、ネット上のユーザーの動きとイベントでのユーザーの動きは全く別物なのでかなりの影響は出ると思います。
 

リクルートがゼクシィイベント中止のリリースについてまとめ

この記事を書いている時点で、他の媒体イベントの中止や結婚式場が主催するイベントの中止も発表されています。さらに、結婚式をするかどうかと迷っている新郎新婦もいるので、施行(売上)と集客(成約)の両面で業績見通しの見直しが迫られる企業は多いと思います。
 
おわり
 

市川 貴之

この記事を書いた人
市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル業界で働く人のよりどころに」をビジョンに掲げ、ブライダルコンサルティング、ブライダル業界専門の転職支援サービスを運営しています。お仕事の依頼は「お問合せ」、転職のご相談は「ブライダル専門の転職相談」からお受けしております。

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