更新日 2020年11月21日

【プレスリリース考察】ウエディングパークがウエディング業界のDX支援を強化「フェアつく online」β版をリリース

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、11/16に出た「ウエディング業界のDX支援を強化、360°バーチャルツアー機能付きオンライン接客支援ツール「フェアつく online」β版を本日リリース」について、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 株式会社ウエディングパーク
配信日時 2020年11月16日 16時00分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000019494.html
タイトル ウエディング業界のDX支援を強化、360°バーチャルツアー機能付きオンライン接客支援ツール「フェアつく online」β版 を本日リリース

株式会社ウエディングパークは、ウエディング業界のDX支援強化を目的とし、「オンラインの“フェア”でつくる新たな体験価値」をコンセプトにしたオンライン接客支援ツール「フェアつく online」β版を本日リリースいたしました。

ウエディングフェアや式場下見をオンライン化することを目指して、今回のβ版では日本綜合テレビ株式会社との協業による360°バーチャルツアー機能を備えており、今後も定期的な機能追加を進めていく予定です。

本ツールは、結婚準備クチコミ情報サイト「Wedding Park」への広告掲載サービスに契約いただいている結婚式場へ向けて提供する商品で、現在の料金は無料※1、2020年8月から事前申込の受付をスタートし、11月現在200以上の結婚式場にご契約いただいております。

  • 開発の背景

世界的な新型コロナウイルス感染症拡大による新しい生活様式への変化に伴い、ブライダル業界は今、デジタル技術活用の新しい転換期を迎えています。

式場探しもデジタル化のニーズが高まっており、特に、式場探しにおける結婚式場とカップルの接点としてこれまで重要な役割を担ってきた「ウエディングフェア」は、多数の人が集まる形式で企画されるケースが多いことから、従来のリアル(オフライン)型からオンライン型への変化が進んでいます。実際に、2020年11月時点でウエディングパークとご契約いただいている結婚式場の7割以上がオンラインでの相談を受け付けており、これから結婚式場を探すカップルからも、オンラインでの打ち合わせやウエディングフェアに対する前向きな声が多く上がっています※2。

結婚式場の建物を使って模擬挙式、試食会、会場コーディネート展示などが行われているリアル型のウエディングフェアは、以前より結婚式場側への負担が大きいという課題を抱えており、オンライン化によりその課題も解消されるのではないかという期待も高まっている一方で、オンライン上での接客が新しい取り組みである式場も多く、どのようにオンラインならではの体験価値を創出していくのか、ナレッジ・ノウハウの蓄積が進んでいない現状がございます。このような業界の課題を解決し、ウエディング業界のDX支援を強化すべく、今回オンライン接客支援ツールを開発する運びとなりました。今回の「フェアつく online」によって、安心安全かつスピーディにカップルと結婚式場のウエディングフェアのマッチングを実現いたします。

  • 商品概要

「フェアつく online」とは、「オンラインの“フェア”でつくる新たな体験価値」をコンセプトにした接客支援ツールです。β版では、オンラインでの式場見学や、オンライン接客時の「式場の紹介」「当日の流れ」「日程の確認」などでご活用いただけます。

商品の特徴としては、テンプレートを選択し、画像やテキストを入力するだけで簡単にオンライン用の接客ツールが制作できること、また日本綜合テレビ株式会社と協業し、「360°バーチャルツアー」を導入することで視覚的に会場の様子や特徴を伝えられることなどが挙げられます。

株式会社ウエディングパークは、「結婚を、もっと幸せにしよう。」という経営理念のもと、今後もインターネットの力で、ウエディング業界を全面支援できるよう尽力してまいります。

※1:「フェアつく online」の無償利用は、Wedding Parkが提供する商品「WCL(ウエディングクリック)」にご契約中のお客様限定のサービスです
※2:ウエディングパーク「『新型コロナウイルス流行中の結婚式場探し』に関する実態調査」https://kekkon-ashita.weddingpark.co.jp/979/

—ここまでリリースから抜粋—

会社概要については、詳しくはリリースをご覧ください。

 

ウエディングパークの「フェアつく online」β版をリリースについて考察

と、上記のようなサービスの提供を開始します、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

サービスの概要と目的

リリースにもあるように、オンラインでの式場見学や、オンライン接客時の「式場の紹介」「当日の流れ」「日程の確認」など、結婚式場のオンラインブライダルフェア開催を支援してくれるツールです。

このサービスリリースの背景には、今後増えていくであろう結婚式場接客(新規・打合せとも)のオンライン化対応があり、将来的には分からないですがWCL(ウエディングクリック)に契約中の会場への提供は無料とのことです。

ウェディングパークの目的はこのサービスの利用料で稼ぐことよりも、このように多様な探し方に対応している式場が多く掲載されているメディアになることで、媒体としての魅力を強化していくことも目的の1つだと思います。

結婚式場のDXの行方

ウェディングパークのDX推進室についてがリリースされてから具体的にどんなことをするのかなぁと期待していたんですが、まぁはじめは自社サービスの主領域から、という感じですかね。

ブライダル業界のDXについては多くの人が様々な角度から話されていますが(これはブライダル業界に限った話ではなく、DXという言葉自体がバズワードになってきてしまっていますが…)、個人的にはオペレーション業務のデジタル化が最もハードルが高くかつインパクトが大きいと思っています。

アイテムの受発注、事務処理、顧客管理など、表には出てこない「裏側の業務」が極めてアナログで効率化が進んでいない、かつ個社で取り組むには投資が大きすぎるしかつリターンがわかりにくいので手が出しにくいところじゃないかなと思うんです。

もちろんそんなことはわかってるよ!という感じだと思いますが、資本とリソースを持ち式場に対して横断的なアプローチをとりやすいのは今ではメディア側だと思うので、そこまで踏み込んでいってほしいなぁと期待しています。

 

ウエディングパークの「フェアつく online」β版をリリースについてまとめ

実際に提供されるサービスはある程度想定の範囲内ですが、こういった1つ1つのツールや仕組みが浸透していくことで少しずつデジタル化が進んでいくと思うので、またこういったリリースを楽しみに待ってようと思います。

市川 貴之

この記事を書いた人
市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル業界で働く人のよりどころに」をビジョンに掲げ、ブライダルコンサルティング、ブライダル業界専門の転職支援サービスを運営しています。お仕事の依頼は「お問合せ」、転職のご相談は「ブライダル専門の転職相談」からお受けしております。

CATEGORY同じカテゴリーの記事