更新日 2021年04月09日

【プレスリリース考察】ウエディングパークが画像認識AIを活用した業務効率化支援ツールをリリース予定

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、3/30に出た「広告モデルの出演期限切れリスクを検出 画像認識AIを活用した業務効率化支援ツール「AIパトローラー」2021年7月にリリースを決定」について、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 株式会社ウエディングパーク
配信日時 2021年3月30日 11時00分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000243.000019494.html
タイトル 広告モデルの出演期限切れリスクを検出 画像認識AIを活用した業務効率化支援ツール「AIパトローラー」2021年7月にリリースを決定

株式会社ウエディングパークは、デジタル技術を活用したウエディング企業の変革を支援する業界初の専門組織「DX推進室」が手掛ける初めてのサービスとして、広告モデルの出演期限をアラートすることで期限切れリスクを検出し、人的なチェック業務の効率化や確実性向上に役立つ新ツール「AIパトローラー」を2021年7月にリリースすることを決定いたしました。

  • 開発の背景

結婚式場の広告における「モデル出演」の重要性と期限確認作業の煩雑さ

結婚式を検討されている多くのカップルにとって、結婚式場選びは人生で初めての経験です。そのため、結婚式場が自式場をPRするにあたって「この式場でどんな結婚式が挙げられるのか」という実際の結婚式をイメージしてもらいやすくすることは重要な要素であり、そのために多くの結婚式場は広告クリエイティブに実際のカップルを想起させるようなモデルを起用しています。実際に当社が2020年7月に実施した調査によると、ウエディング企業の88%が、出演期限のあるモデルなどを起用した画像を広告素材として使用しており、さらに、約70%は期限切れチェック業務を手作業で実施していることから、その業務が従業員の大きな負担になっているということもわかりました。

契約期限が切れたモデルが出演する画像を広告として使い続けることは、場合によっては損害賠償、謝罪広告等の請求を受ける可能性があり、ブランドイメージの低下につながるリスクもあります。

そこで今回、人力で行っていた作業をAIで補完することによって、業務の効率化と確実性向上に繋げられるソリューションとして「AIパトローラー」という新ツールを開発するに至りました。
なお、本ツールは、7月のリリースに先立って、2021年5月頃より事前申込の受付開始を予定しております。

  • 商品概要

「AIパトローラー」は以下3つの手順でご活用いただくツールです。

  1. 予め「広告出演に期限のあるモデル等の画像」「出演契約期限」「当該モデルの出演画像を掲載するWebページURL」を管理画面にて設定
  2. 「AIパトローラー」が登録された各WebページURLを定期巡回し、Webページ内に「使用許諾に期限のあるモデル等の画像」が掲載されているかを判別
  3. 判別されたモデル画像の契約期限1ヶ月前を目安に、メールで注意アラートを自動送信

※監視対象となるWebページの登録は、サイト単位ではなく、各ページ単位での登録が必要です。
※「AIパトローラー」の導入は、完全な無人化を推奨するものではなく、一次検査をAIが、二次検査(AIが選別した特定の対象物の検査)を人手で行うことを想定しています。
※「AIパトローラー」による画像の検出は高い精度が期待できるものの、100%の精度ではありません。

その他詳細は、当社お問い合わせ窓口(client_info@weddingpark.co.jp)までお問い合わせください。

株式会社ウエディングパークは、「結婚を、もっと幸せにしよう。」という経営理念のもと、今後もデジタル技術の力で、ウエディング業界を全面支援できるよう尽力してまいります。

■ウエディングパーク「DX推進室」とは
ウエディング企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)支援強化を目的に2020年5月に設立した業界初の組織。現在、業界を問わず、企業活動のデジタル化は急務であり、ウエディング業界も例外ではありません。ウエディングパークのDX推進室は、自社サービスの開発部門のマネージャーなどを経験した技術職のメンバーと、全国の結婚式場のWebマーケティングを直接ご支援してきた営業職のメンバーを中心に組織を構成し、これまで培ったノウハウや専門的な知識を活かしながら、デジタル技術活用とビジネス変革をご支援してまいります。

—ここまでリリースから抜粋—

会社概要については、詳しくはリリースをご覧ください。

 

ウエディングパークが画像認識AIを活用した業務効率化支援ツールをリリース予定について考察

と、上記のようなツールをリリースします、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

ツールの概要と目的

事前にサイト(URL)とモデル画像を登録しておくと版権切れが起こる1か月前にアラートをメール通知してくれるツール。一般的に版権は独自で管理しなければならず、版権が着れているのに掲載を続けてしまったり、追加料金を請求されてしまったりということが起こりがちです。また、媒体、自社サイト、SNSなど様々な場所に掲載しているとその管理も煩雑になります。

結婚式場側のメリットは、このツールを使うことで版権期日のうっかり忘れを防ぐことができ、またどのページ化の管理も簡素化されるので業務効率化につながります。

ウェディングパーク側の目的はこういった業務効率化ツールを支援することで、結婚式場からの広告掲載を取ることだと思います。

ブライダル業界のAI活用

AIと聞くとウェディングの根本を大きく変えていく未来の技術のようにも思いますが、現実的にはもっと小さなところからの導入になると思います。今回のような版権管理もそうですし、例えば当日エンドロールの編集などでもそうですね。

どれくらいの時期にどのように活用されていくかはわからないですが、どの方向で進んだとしてもAI活用の流れは不可避でしょう。そうなると、わからないから使わないのではなくできるだけ早く導入いて慣れておいた方がいいと思います。

今回のツールの具体的な利用料などについては記載がなかったのでわからないですが、AIを自社で開発する企業はないと思うのでこのようなツールはどんどん取り入れていった方がいいんじゃないかなと思います。

 

ウエディングパークが画像認識AIを活用した業務効率化支援ツールをリリース予定についてまとめ

ウエパのDXは何をするのかなぁとは前から思っていたのですが、このように式場の業務効率化のところがメインになっていきそうですね。

市川 貴之

この記事を書いた人
市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル業界で働く人のよりどころに」をビジョンに掲げ、ブライダルコンサルティング、ブライダル業界専門の転職支援サービスを運営しています。お仕事の依頼は「お問合せ」、転職のご相談は「ブライダル専門の転職相談」からお受けしております。

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