更新日 2020年02月04日

【プレスリリース考察】結婚式場FOLK FOLKが「泊まれる結婚式場」に

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、2/3に出た「【結婚式場×お伊勢観光】”泊まれる結婚式場”が2020年GWにオープン!」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 株式会社ウェザイン
配信日時 2020年2月3日 01時15分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000053797.html
タイトル 【結婚式場×お伊勢観光】”泊まれる結婚式場”が2020年GWにオープン!

結婚式場館内を有効利用し、若い世代のお伊勢参りの起爆剤になる宿泊施設がオープンする。夏と冬のブライダル業界の閑散期、伊勢は観光で賑わうピークを迎える。結婚式場ならではのホスピタリティ溢れる付帯設備とスタッフの面々で、旅人をおもてなし!Wedding,Coffee,Hostel,Barの複合サービスで、地元民と世界中の旅人を繋ぐハコがGWに完成!
今春、株式会社ウェザイン(三重県伊勢市)が運営する結婚式場FOLK FOLKは「泊まれる結婚式場」になる。
結婚式はもちろん、食や音楽を中心とした文化的な時間も過ごせうる中、さらに睡眠ができる。
そのような場所がFOLK FOLKの新たな在り方として位置づけられた。
何かを付加することで結婚式が増えたり、人々の流れが大きくなるのであれば−。
そう考えたとき、迷わず宿泊機能を選んだ。
そして今まで通り、ウェディングで留まる事なく、世界中の旅人が集まる場所を目指す。
宿泊スタイルは「カプセルホテル型」を予定。
睡眠空間に対して余計なものを削ぎ落と して、必要なものだけを整える。
そうすることで空間に落ち着きが生まれ、訪れる人の頭がリ セットされると考えた。
熊野ヒノキを使用したベッドをオーダーで作り、三重県の自然の素晴らしさを伝えながらリラックス出来る空間を目指した。
ホワイエには、カフェ&バー機能が備わったカウンターが設けられている。
このフロアは婚礼時には待合室として使用される広々とした空間となっており、落ち着いた雰囲気になっている。オープン後はそこで朝食をとったり、夜は地元民と旅人の交流する酒場となる。
シンプルな空間ながらも、ここで過ごす人々が時間ごとに多様なシーンを感じられることを考えた。
今回の宿泊機能を持たせるという新しいプロジェクトは、リニューアルというよりも既存のウェディングの付加価値を高める「更新作業」として位置づけており、その付加価値に沿って、遠方のゲストも参列しやすくなり、遅い時間のパーティも気兼ねなく楽しみ、1組でも多くのウェディングが生まれることを願いながら進めている。
それに加え、内宮と外宮を結ぶ御幸道路のハブ役として、観光客の寛ぎの場所として拠点とな る。
無料駐車場が25台あり、レンタサイクル事業も始まる。 既存の顧客だけではなく、国境を越えて様々な人々が集う場所を目指す。 ウェディングで培ったホスピタリティでお出迎えし、素泊まりだけでは終わらない、それ以上の 価値を提供するハコが完成する。
きっかけは「婚礼文化の衰退危機」−代表 東山迪也
少子高齢化・資金的理由・そもそも意義も不明で興味がないー。若者の結婚式離れにはいくつかの理由があります。ここ数年で、婚礼文化は急速に衰退し、地方のホテルや式場では数年前の10分の1程度の婚礼件数になっ ている会場もあります。そうした現状を打破するために、凝り固まった結婚式のスタイルを解すことが私たちの使命です。1組でも多くの結婚式をサポートし、幸せな家庭が地元に増えることを目標としています。 これまで、形式に囚われることなく、野外・廃校・ビーチなど様々なウェディングをプロデュースし、現在の多様化するウェディングスタイルに応えてきました。 その中で、「列席者が県外から来てることが多くなっている」という近年の動向が見えました。地元を離 れ、県外へ就職する人が増えている中で、地元の結婚式で集まりやすい環境を整えることをが宿泊事業のス タートに繋がりました。結婚式の後に泊まれる。そして翌日は観光ができる。結婚式と伊勢観光を掛け合わ せた「泊まれる結婚式場」は、若者を惹きつける起爆剤になります。この時代の婚礼文化の衰退危機を婚礼×宿泊で救います。
—ここまでリリースから抜粋—
会社概要については、詳しくはリリースをご覧ください。
 

結婚式場FOLK FOLKが「泊まれる結婚式場」のリリースについて考察

と、上記のような機能を始めます、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

人口流出地域の結婚式場

これまでのブライダル業界では「結婚式場で結婚式を実施して稼ぐ」が当たり前でしたが、そもそも人口が減りシェアを取るにもどうにもならないという地域も珍しくなくなってきました。その時に考えられるのは

  1. 他の地域から顧客を読んで結婚式を増やす
  2. 結婚式場を使って結婚式以外のサービスを売って稼ぐ

この2つの方法。今回のリリースの内容は結婚式顧客がそのまま泊まれる、なので厳密に言えば2.とは異なりますが、コンセプトの「泊まれる結婚式場」のように「結婚式場なのに結婚式以外のことができる」というのは2.のアイディアを考えていくにあたって重要な発想法だと思います。
で、そういった観点でこういう切り口のリリースって珍しくて面白いなと思ったので今回取り上げてみました。

●●な結婚式場のアイディア

ここからは完全に個人の趣味ですが、泊まれる結婚式場のように、結婚式場の機能を使って他の方法でサービス提供できないかを考えてみます。こういった企画を考えるときは実現可能性とか常識とかは一回無視しましょう。

見れる結婚式場

スクリーンがあります、料理が出せます、お酒が出せます。平日にスポーツなどのパブリックビューイングできますね。

打てる結婚式場

円卓をそのまま雀卓に置き換えると高級雀荘になりますね。ドリンク出せますし料理も出せます。当然禁煙です。

預ける結婚式場

平日の稼働が空いていることを利用して、保育園機能とか無理かなぁ…。

寝れる結婚式場

平日の昼間の睡眠場所に…。
また、何かあれば追記していきます!
 

結婚式場FOLK FOLKが「泊まれる結婚式場」のリリースについてまとめ

ほとんどリリース内容とは関係ないような記事になってしまいましたが、こういった切り口で結婚式場を発信していくことってこれまでほとんどなかったんですよね。あくまで結婚式をするための場所として以下にすごいかの訴求に終始するというか。なので斬新だなと思い紹介しました。ただ、遅かれ早かれこういったことを考えなくてはいけない日が来ますので、こういった機会に頭の体操をしてけるとよいかなと思います。
 
おわり
 

市川 貴之

この記事を書いた人
市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル業界で働く人のよりどころに」をビジョンに掲げ、ブライダルコンサルティング、ブライダル業界専門の転職支援サービスを運営しています。お仕事の依頼は「お問合せ」、転職のご相談は「ブライダル専門の転職相談」からお受けしております。

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