更新日 2019年09月17日

【プレスリリース考察】システム会社「SUNITED(シュナイテッド)」企業の情報システム部門の悩みを解決する新サービス「みんなの情シス」10月1日(火)スタート

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、9/13に出た「事業会社ならではの強みを活かしたシステム会社「SUNITED(シュナイテッド)」企業の情報システム部門の悩みを解決する新サービス「みんなの情シス」10月1日(火)スタート」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 ワタベウェディング株式会社
配信日時 2019年9月13日 15時00分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000401.000011086.html
タイトル 事業会社ならではの強みを活かしたシステム会社「SUNITED(シュナイテッド)」企業の情報システム部門の悩みを解決する新サービス「みんなの情シス」10月1日(火)スタート

ワタベウェディング株式会社は、社内の情報システム部門を独立させ、ITコンサルティング事業・システム開発/運用事業・人財育成/人財エージェント事業などを行う子会社SUNITED株式会社を2019年6月12日(水)に設立し、新サービス「みんなの情シス」を2019年10月1日(火)より開始いたします。
現在、情報のデータ管理が進み、企業の情報システム部門の重要性は、より大きくなっています。しかし、経済産業省が2018年に公表した「DX(デジタルトランスフォーメーション)レポート」では、2025年には、IT人材が約43万人不足すると試算されるなど、人材面では今後厳しい状態が予想されています。そこで、SUNITEDは、企業のこの様な悩みを解決する新サービス「みんなの情シス」を開始することとなりました。
「みんなの情シス」は、事業会社の悩みである、情報システム部門の人材不足・知識不足・ネットワーク不足を解決するコンサルティングサービスです。サービススキームは、SUNITEDのメンバーとクライアントA社(仮)の情報システム担当者が一つのチームを作り、SUNITED内のコワーキングスペース(「みんなの情シス」ひろば)にて、A社の情報システム改善プロジェクトに取り組みます。その後、クライアントA社のプロジェクトが一段落した段階で、SUNITEDの別のクライアントであるB社(仮)の情報システム改善プロジェクトにSUNITEDのメンバーとA社からSUNITEDに出向したシステム担当者、 B社の情報システム担当者が「みんなの情シス」というチームを作り、課題を解決していきます。このようにクライアントの情報システム担当者が他社プロジェクトに参加できる、新しいサービスとなっています。
SUNITEDは、「みんなの情シス」を通じ、クライアントの社員が多様な業務経験を積むことで人財育成に繋げ、一方社員自身は、スキルアップや収入アップなどの副業ニーズを満たすことが可能な、双方が満足できる仕組み作りを目指してまいります。
—ここまでリリースから抜粋—
会社概要または事業内容については、詳しくはリリースをご覧ください。
 

SUNITED(シュナイテッド)の新サービススタートのリリースについて考察

と、上記のように新しいサービスをスタートします、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

「みんなの情シス」サービスの目的と期待効果

まだサービスサイトは無いようなので詳しい情報は不明ですが、「みんなの情シス」サービスは以下のような課題を持つ企業に対してはメリットが大きいと思います。

  • 自社で専門部隊を構成するための採用・維持コストが大きく負担。特に昨今のエンジニアの採用競争はブライダルに限らず激化の一途という背景もある。
  • SIerなど外部の開発会社を頼るにも、自社にノウハウが全くないと先方とうまく会話できない。要件定義ができないので、頓珍漢なシステムが出来上がることもある。

このように、自社ですべてを賄うには負担が大きすぎるが(採用、育成、維持の面で)、まったく組織として持たないのもリスクが大きい、という情シス部門に特化したサービスなので、けっこう多くの企業がターゲットになるのではないかなと思います。特に、ブライダル業界ではテクノロジーやシステムについてどうしても後手を踏んでいる企業が多いと思いますので、ちょっとその自覚があるなという方は、一度問い合わせてみてもいいのかなと思います。
他業界ではこういった機能ごとアウトソースする事例はないことはないのですが、ブライダル業界では知る限り初めてなので、サービスサイトのリリースなどまた続報が出たらこのブログでも紹介していこうと思います。

部門の集約サービスについて

今回のサービスは情シス部門ですが、実は他にもアウトソース(シェアリングエコノミー?)できそうな部門はいくつかあると思います。

  • みんなのブライダルマーケティング
  • みんなのウェディングプランナー
  • みんなの財務

などなど。いずれも、独立した組織として社内で囲うにはコストが大きいが、その業務の精度の高さが業績的・組織的な影響が大きい要素です。え、プランナーを外部にするの!?と思われる方もいるかもしれませんが、繁忙期と閑散期の業務量差が大きい業界なので、フルでとは言わずとも一部を利用するメリットなどは大きと思います。
今後同様のサービスが出てくるのかどうかはわからないですが、もしこういうサービスなどが増えてきたときに自社であればどのように対応するのか、利用しないのかをあらかじめ考えておくと、スピード感を持って施策を進めることができるのではないかなと思います。
 

SUNITED(シュナイテッド)の新サービススタートのリリースについてまとめ

子会社化してからまだ間もないですし、サービス自体もスタートは10月からとまだ先です。ただ、今後は自社だけですべてをやり切ろうとするのではなく、各社でこういった外部リソースを有効活用していくことが一般的になっていくんじゃないかなと思います。その中で、コアコンピタンスをどこに置くのか、そこが差別化要素になっていくのでしょう。
 
おわり
 

市川 貴之

この記事を書いた人
市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル業界で働く人のよりどころに」をビジョンに掲げ、ブライダルコンサルティング、ブライダル業界専門の転職支援サービスを運営しています。お仕事の依頼は「お問合せ」、転職のご相談は「ブライダル専門の転職相談」からお受けしております。

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