更新日 2020年05月19日

【プレスリリース考察】TMCが【 オンライン誓約式 】を結婚式場、ホテル向けに提供開始

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、5/13に出た「《 結婚式を諦めない 》コロナ禍の新郎新婦をサポートする【 オンライン誓約式 】を結婚式場、ホテル向けに提供開始!!」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 株式会社東京音楽センター
配信日時 2020年5月13日 15時50分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000057890.html
タイトル 《 結婚式を諦めない 》コロナ禍の新郎新婦をサポートする【 オンライン誓約式 】を結婚式場、ホテル向けに提供開始!!

株式会社東京音楽センター(略称TMC)は、2020年05月07日に、オンラインによる誓約式( 通称 プレマリ / Pledge of marriage ceremony )の提供を結婚式を運営する事業者向けに開始しました。
1973年の創業以来、音楽をバックグランドに、年間約35,000件の結婚式をお手伝いさせていただいている弊社だからこそできることがあります。創業以来貫いてきた「お客様にいかに喜んでいただけるか、感動していただけるか」というテーマをもとに、ブライダル業界に打撃を与えるコロナウイルスへの対応をすべく、本サービスをリリースすることを発表します。(▼ オフィシャルWEBサイト : https://www.plemari.com
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  • サービスリリースの背景

世界的に蔓延する新型コロナウイルスの影響により、結婚式のキャンセル、延期を検討するカップルが続出しています。結婚式を控えたカップルにとって、緊急事態宣言の発令、イベントの自粛要請、不要不急な外出の自粛を考えた際に、今結婚式を開催することに多くのカップルが不安を感じております。
弊社では結婚を考えるカップルの「精神的なフォロー」と「モチベーションの持続」、そして結婚式を運営する企業に対して「結婚式が無事に実現できる」ようサポートをさせていただきたく当サービスを開発いたしました。

  • きっかけとなった1組のカップル

当サービスを考える大きなきっかけとなった1組のカップルがいます。
当初、おふたりが結婚式を予定していたのは去年の10月頃でした。しかし去年の10月といえば、各地に甚大な被害をもたらした台風19号「ハギビス」が上陸し、おふたりは結婚式の延期をせざる得なくなりました。
そして延期日として予定していたのが、先月4月頃の緊急事態宣言が出された後でした。
おふたりは、予定していた結婚式を2度も開催できない大変辛い経験をしました。しかし、おふたりは次への希望を見出し再度結婚式の延期を予定しています。
そんなおふたりの状況を見ていた私たちは、なんとか結婚式のキャンセルを検討しているカップルの力になりたい、また業界へのサポートをおこないたいという強い想いから誕生したサービスです。

  • 「プレマリ」に関して

ビデオ通話システムによって婚前誓約式を提供するオンラインサービスです。
プレマリが提供するのは、結婚式の際におこなう「挙式」ではありません。
結婚式の前段階でおこなうことを想定した「婚前誓約式」を提供します。
基本的には、進行は日本人牧師1名がおこないます主に結婚式を運営する企業に対して開発した法人向けのサービスです。
プレマリでは、オンラインで婚前誓約式(Pledge of marriage ceremony)をおこなうことで、 結婚式のキャンセル、延期を考えるカップルの「結婚式を挙げることへの迷い」を取り除き、結婚式当日に向けてモチベーションを高めていただけるようサポートをいたします。
【特徴1:完全オンライン化を実現】
通常は対面でおこなうセレモニーを、カップルと牧師の両者をビデオ通話システムで繋ぐことで完全オンライン化しておこないます(弊社ではZoomを利用して実施)。
マルチデバイス対応
カップルはお持ちのデバイス(パソコン、スマートフォン、タブレット)でビデオ通話システムに接続していただくことが可能です。
署名も電子化
プレマリでは、結婚式当日に向けて誓いを約束するための『婚前誓約書(通称:プレナップ)』への署名をおこないます。なお、この署名も電子サインによっておこなうことを可能としました。
【特徴2:精鋭揃いのスタッフたち】
セレモニーを担当するのは、現在も数多くの結婚式の進行をおこなっている現役のスタッフです。当社は、全国で挙式をメインに取り扱う専門業者として、牧師から音楽家、音響オペレーター等、多種多様なスタッフを業界最大規模の全国で3,000名以上抱えています。
【特徴3:圧倒的な低コストを実現】
前述通り、当社では豊富なスタッフを自社で抱えているため、代理店を通すことで発生する手数料がかかりません
また、セレモニーの進行をおこなうのは日本人牧師1名からなので、人件費も最小限に抑えられます。最小限の自社所属のスタッフの活用と交通費や会場費を抑えるためにオンラインを活用することで、圧倒的な低価格で導入をしていただくことが可能となりました。(詳しくはWEBサイトをご覧ください)
【特徴4:開催する場所に制限がない】
実施するカップルのネットワーク環境さえ整っていれば、プレマリを実施する場所に制限はありません。キャンプの最中、想い出のビーチ、記念日で訪れたレストラン、実施したい場所にネットワークされあればどこでも実施が可能です。もし、遠距離中のカップルだったとしてもお互いをビデオ通話システムで繋ぐことでセレモニーも可能です。
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  • フードデリバリーとの連携でより効果的に!!

プレマリは予め実施する日時が決まっているため、終わる時間を見計らって式場のお料理をカップルのもとへデリバリーすることでより効果的になります。
誓約式の後で気持ちが高まっているときに、美味しくて素敵な料理が届いたら忘れられない日になるはずです。ステイホームをしながら非日常をお届けすることがします。
フードデリバリーとの連携でステイホームを非日常空間へ
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  • 挙式に関するお悩みもご相談ください

当社は、北海道から鹿児島まで年間約35,000件におよぶ挙式の進行と生演奏を中心とした音楽演出をおこなっているリーディングカンパニーとして発展を続けてきました。
式場の特徴や客層等をマーケティングした上で、御社だけのオリジナルのチャペル演出を企画することを得意としています。
また音響オペレーターや司会者、チャペルアテンダー、ケアアテンダー®など婚礼に関わるスタッフを数多く抱えております。内容の見直しや見積もりを依頼したいなど、お気軽にお問い合わせください。
—ここまでリリースから抜粋—
会社概要については、詳しくはリリースをご覧ください。
 

TMCが【 オンライン誓約式 】を結婚式場、ホテル向けに提供開始のリリースについて考察

と、上記のようなサービスを法人向けに販売します、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

サービスの概要と目的

結婚式を予定しているカップルが挙式前に「婚前誓約式」を行えるサービスを法人向けに販売する、とのことなのでスキームとしては

  • 新郎新婦⇔結婚式場⇔TMC

という流れで、法人がTMCに支払う料金が1万円からということでしょう(サービスサイトに金額掲載がありましたが、何の基準で1万円なのかはわかりませんでした、月額?利用ごと?など)。本サービスの導入目的が「お客様が結婚式をやらないと判断することを防ぐ」なのでそう考えればこのスキームは納得です。
となると、このサービスを式場のプランナーが新郎新婦に販売または利用促進をすることになると思うのですが、これ料金取るんでしょうかね…?判断は式場側におまかせなのかな?オンラインで実施する婚前制約式、今なら5万円でできます、のような感じ…?

将来的な挙式のオンライン化は進む?

今回のサービスはリリースにも書いてあるように、挙式の代替ではないものとされています。つまり、カテゴリとしては結納や顔合わせと同じようなカテゴリかなと(実施するフェーズはもっと挙式に近いタイミングになると思いますが)。
仮に結婚式場がこのサービスをお客様に販売する(つまり有料)とすると、さらに新郎新婦側の出費が増えるのでどうなんだろうなと思いますね。また無料でできるのであれば今の状況だと確かにサービス目的が意味を成しますが、今の状況が落ち着いた後は果たして残るんだろうか…?というのは疑問ですね。。どうなるんだろうな…。
あと、今回は挙式ではないですが、挙式そのものをリモートで行うという発想は出てくるんですかね。今の日本の結婚式場でリモート挙式はニーズナイト思いますが、例えば世界でも有名な教会や由緒正しき場所とつないで挙式をする、などのサービス。なさそうだな…。
 

TMCが【 オンライン誓約式 】を結婚式場、ホテル向けに提供開始のリリースについてまとめ

また新しいサービスが出てきたので取り上げてみました。見たことのないジャンルのサービスでしたが、新郎新婦側がこのサービスに対してどう感じるんだろうなという点が想像しきれなかったので、また今後リリースなど出てきたら見てみようと思います。
 
おわり
 

市川 貴之

この記事を書いた人
市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル業界で働く人のよりどころに」をビジョンに掲げ、ブライダルコンサルティング、ブライダル業界専門の転職支援サービスを運営しています。お仕事の依頼は「お問合せ」、転職のご相談は「ブライダル専門の転職相談」からお受けしております。

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