【プレスリリース考察】「TASCUT」が「こまちウエディング」、「結婚SANKA」とシステム連携

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【プレスリリース考察】TASCUTがシステム連携

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、4/23に出た(少し前の情報ですみません)、『「TASCUT」を運営するトライスパイドが、「こまちウエディング」のニューズ・ライン、「結婚SANKA」のカラフルカンパニーとシステム連携ならびに業務連携を開始!』のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 株式会社トライスパイド
配信日時 2019年4月25日 11時00分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000043298.html
タイトル 「TASCUT」を運営するトライスパイドが、「こまちウエディング」のニューズ・ライン、「結婚SANKA」のカラフルカンパニーとシステム連携ならびに業務連携を開始!

TASCUT(タスカット)は、​ブライダル媒体に掲載するブライダルフェアや婚礼プラン、画像情報などを複数媒体に対して管理画面上で一括入力・一元管理できるシステムです(サービスサイトはこちら)。結婚式場業務の効率化を目的としたSaaSで、500社以上の導入実績があるなど、ブライダル業界内の知名度もかなり高いと思います。

これまでは主要8サイト(ゼクシィ、みんなのウェディング、ウエディングパーク、マイナビウエディング、レイウエディング、ぐるなびウェディング、ハナユメ、結婚STYLEMagazine)が対象でしたが、それに加えて、株式会社ニューズ・ラインが運営する「こまちウエディング」、株式会社カラフルカンパニーが運営する「結婚SANKA」とのシステム連携を開始した、というリリースです。

この連携により、この2つの媒体の対象地域である新潟・北陸の結婚式場も「TASCUT」を通じて他媒体とともにブライダルフェア情報などを一括入稿・管理することが可能になるので、より業務を効率化することができるようになると思います。

 

TASCUTのシステム連携のリリースについて考察

次に、このリリースからどんなことが考えられるか、考えてみたいと思います。

結婚式場の業務効率という観点

システム連携して対象媒体が拡大、というよりも、プランナーがそもそもお客様に向き合っていない時間が長すぎる問題は大きいと思います。

  • ブライダルフェアやプランの更新
  • プランナーブログの執筆
  • エージェント訪問
  • 業績確認などの社内会議
  • 顧客情報のシステムやエクセルへの入力作業

などなど。プランナー業務の本質的なところは「お客様にとって最高の結婚式を提供するための業務」となるはずなので、企画を考えたり提案のための事例情報を集めたり考えたり、が本来はほとんどの時間を占めるべきだと思います。ただ実際のところは、とはいえ集客もしなければいけない、システムも入力しなければいけない、など顧客に向き合っていない業務も多く、本質的な業務に費やせている時間は候時間の半分もないんじゃないかと思います(もちろん、業績管理や集客も大事ですが…)。

こういった背景から、TASCUTのような業務支援システムや、AMSなど集客データを一元管理できるようなシステムが浸透していくことは業界全体にとっても意味があることなんじゃないかなと思います。

集客以外のブライダル特化型業務支援システムで大きくシェアを取っているサービスを私はあまり知らないですが、

  • FAXや電話→メール→チャット(Slackやチャットワークなど)

と進化して社内コミュニケーションコストが大幅に圧縮されてきたように、業務オペレーションがまだまだ効率化されていないブライダル業界だからこそ、業務改善系サービスの入りこむ余地は大きいんじゃないかなと思います。

トライスパイドの今後の事業拡大の観点

TASCUTのビジネスモデルについてまとめた記事でも書きましたが、このモデルで事業を拡大するためには、導入式場数を増やすか、月単価を上げることが必要になります。今回の連携の狙いは、新潟・北陸地域の導入会場数を増やすことでしょう。私自身は新潟エリアの会場と関わったことがないのでこの地域の現状は分からないですが、北陸では確かに結婚SANKAはそれなりに効果のある媒体だったと記憶しています(数年前ですが…)。

現状の導入先500社のエリア分布がわからないですが、地方特化型のウェブ媒体がそれなりの勢力を持っている地域はまだ伸ばせるかもしれません。ただ、提携会場が増えることによる提携会場へのメリットがあるわけではないので(媒体などの場合は会場増えるとサイト内コンテンツが増えてSEOが強くなり集客伸びる、などメリットが一定ある)、一巡した後の提携会場数を増やすための工数はこれまで以上にかかるんじゃないかなぁと思います。

となると、TASCUTの導入企業を増やす、月額を高くするということに加えて、利用している企業から取得できるデータをもとに、分析結果やリリース、マーケティングコンサル提案などに提供サービスの幅を広げていくとか、顧客データを保持できる業務支援システムを作って連携させるとか、といった横に広げる事業展開もありかなと思います。

業界内でもユニークなポジションとサービスなので、そこから得られる知見やデータを事業としてどのように活かしていくのか、今後の展開が個人的には楽しみです。

 

トライスパイドのTASCUTのリリースについてまとめ

リリースの内容自体は連携媒体が増えました、というシンプルなものでしたが、今後の事業展開などを想像してみるといろいろな可能性があると思いました。

おわり
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