【プレスリリース考察】T&Gが全国26か所で開催親子で参加する体験型イベント『T&Gキッズプロジェクト』を開催

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【プレスリリース考察】テイクアンドギヴ・ニーズが親子で参加する体験型イベント『TGキッズプロジェクト』を開催_サムネイル

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、6/25に出た「全国26か所で開催親子で参加する体験型イベント『T&Gキッズプロジェクト』 ~「婚育」「食育」「仕事体験」の3プログラムをご用意~」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ
配信日時 2019年7月2日 15時00分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000035346.html
タイトル 全国26か所で開催親子で参加する体験型イベント『T&Gキッズプロジェクト』 ~「婚育」「食育」「仕事体験」の3プログラムをご用意~

全国でウェディングプロデュースを手がける婚礼大手の株式会社テイクアンドギヴ・ニーズは、地域活性化活動の一つとして、当社が運営する結婚式場で地域の子どもたちに学んでもらう『T&Gキッズプロジェクト』を全国26会場で開催いたします。

『T&Gキッズプロジェクト』は、「婚育」「食育」「仕事体験」の3つのプログラムを「結婚式」を通して学ぶことができる体験型イベントで、今年で3回目の開催です。昨年は、北海道から鹿児島まで全国各地の結婚式場で開催し、約2,050名の親子にご参加いただきました。同伴された保護者の方にアンケートを実施したところ、99%の方が「プログラム内容に満足した」と回答されました。

婚育プログラムでは、“想いを伝える場”としての結婚式を通して、想いを伝えることの大切さを親子で再確認いただきます。昨今、忙しさなどから家庭内のコミュニケーションが不足していると感じている方が増えています。当プログラムでは結婚式の演出や模擬挙式、お互いに手紙を書き合うなどのコンテンツを用意し、親子で向き合うことやコミュニケーションの重要性について、子供たちが保護者の方々と一緒に学びます。

食育プログラムでは、シェフに料理工程を教わりながら、子どもたちが料理を作ります。体験を通じて「食べ物や命を扱うことの大切さ」「衛生問題」を学ぶ他、開催店舗によっては「食品ロス」や「地産地消」についても考えるプログラムをご用意。地産地消の学習では、生産者の方々が地元の食材について直接話をしてくださいます。

仕事体験プログラムは、ブーケつくり体験、テーブルマナー講座、ヘアメイク体験などを実施。結婚式場の仕事に触れてもらうことで仕事の楽しさを伝え、子どもたちの職業観の育成を図ります。

当社は『T&Gキッズプロジェクト』の開催を通して、地域の活性化に寄与しながら、日常では訪れる機会の少ない結婚式場に多くの方々にお越しいただくことで、地域に開かれた結婚式場づくりを目指してまいります。

—ここまでリリースから抜粋—

プロジェクトの具体的な内容など、詳しくはリリースをご覧ください。

 

T&Gキッズプロジェクトのリリースについて考察

と、上記のように新しいプロジェクトを開始します、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

キッズプロジェクトの目的

以前、同じくテイクアンドギヴ・ニーズの「ママ・マルシェ」のリリースについての記事でも書きましたが、今回のプロジェクトの目的もCRM施策の一環だと思います。

ママ・マルシェとの違いは、一部コンテンツで参加料を取るもののそんなに大きな金額ではなく(食材の原価分くらいかなと想定)、参加料もとらない(と思う)ので、利益獲得を目的とはしていないんじゃないかなと考えられる点です。純粋にユーザーとのコミュニケーションを取る場として提供しているのかな、と。

小学生が対象なので、基本的に平日は学校があるため、ママ・マルシェのように平日開催は難しいですが、開催日程を見ると夏休みを使っているのでこれなら参加できそうです。一般的にブライダル業界では夏場は暑くお盆があるので超人気店を除き施行枠もそれほど埋まっていません。なのでこういったイベントを開催するから施行枠をつぶしてしまう、というリスクもほとんどないと思います。賢いですよね。

ブライダル企業のCRM施策のヒント

テイクアンドギヴ・ニーズが出した先日のIR資料の中にCRM施策についての記述がありました(記事リンクはこちら)。

T&GのCRMを活用したマーケティング施策

「結婚式以外の収益機会の展開」に今回のプロジェクトは当たるのかなと思います(収益化はあんまり目的にしていなそうですが…)。こういったイベントを成功させるのに最も重要なのが1にも2にも集客なわけですが、T&Gの持っているユーザーデータを活用して集客しているのだと思います。ウェブサイトに広告のタグも入ってなかったですし。

テイクアンドギヴ・ニーズ社からは月に1回はこういったイベントなどCRM施策のリリースが出ています。今のブライダル企業は完全に結婚式刈り取り型のビジネスモデルでそこから抜け出せない時代が続いているわけですが、結婚式後にtoBでマネタイズできることが見えてくれば、合理的な方法で結婚式価格を下げることもできますし、業界全体にとってもいいこと多いと思うので、むしろ企業の垣根を越えて横断的にユーザーデータを活用し、それをまとめて他の業界と組むくらいにしてもいいんじゃないかなと思います。

 

T&Gキッズプロジェクトのリリースについてまとめ

こういった地域密着型の取り組みは個人的にはとても応援したい内容です。ちょっとマネタイズの視点を入れると若年層とのコネクションを持っておけば将来的に顧客になる可能性もありますし(「結婚式の早割」についてまとめた参考記事)、自社独自のユーザープールを早い段階から獲得していくことは、これから先より激化していく集客競争の中で強みになるんじゃないかなと思います。猛烈に時間はかかりますけどね。

 

おわり

 

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