【プレスリリース考察】テイクアンドギヴ・ニーズがCRM運用代行サービス「ANCHOR」提供開始

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【プレスリリース考察】テイクアンドギヴ・ニーズがCRM運用代行ツールANCHORを提供開始

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、8/21に出た「密度の高い顧客との繋がりを資産に変えるCRM運用代行サービス「ANCHOR」提供開始~デジタルマーケティングでブライダル業界の活性を図る~」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ
配信日時 2019年8月21日 10時00分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000073.000012799.html
タイトル 密度の高い顧客との繋がりを資産に変えるCRM運用代行サービス「ANCHOR」提供開始~デジタルマーケティングでブライダル業界の活性を図る~

全国でウェディングプロデュースを手がける株式会社テイクアンドギヴ・ニーズは、ブライダル企業が保有する密度の高い顧客との繋がりを資産として有効活用するためのCRM運用代行サービス「ANCHOR(アンカー)」を、8月より提供開始いたします。

ANCHORは、グループで年間約2万件の婚礼を行う当社が独自に開発したブライダル業界向けのCRM運用代行サービスです。ライフタイムバリュー(顧客生涯価値)拡大を目的に当社内で確立したメールマーケティング運用を軸として、類似の課題を抱えるブライダル企業をサポートします。

当サービスでは、継続的な顧客データ管理、HTMLメールのデザインと配信シナリオの設計・配信、アンケート実施、レポーティングやPDCA提案などのデジタルリソースを活用したマーケティングを包括的に提供。クライアント各社が独自にCRMシステムを導入することなく、既存顧客の情報と少ない初期コストで運用委託を開始することができ、高くて20%台とされるメールマガジンの開封率を40%に高めた専門のマーケティングチームがサポートを担当します。

ANCHORの活用により、書面やデータなど様々な形で蓄積された顧客情報を管理し、セグメントに最適化したシナリオを設計することで、配信メールの開封率やクリック率の改善が実現する他、スマートフォンに最適化しビジュアル豊富でデザイン性に優れたメールの作成が可能になります。さらに、顧客と親和性の高い記事を企画製作して、より自然で魅力的なコンテンツに仕上げることができます。

配信結果は定期的にフィードバックを行うだけでなく、その過程におけるボトルネックと解決策を共有し、PDCAの高速化による課題解決を支援します。

当社では2018年に顧客向けサービス「the Doors」を立ち上げ、顧客データの管理、オウンドメディア運営、メールマガジンの配信等ウェディングにおけるデジタルマーケティングの活用に注力してきました。ブライダル業界では、挙式前約1年に渡り準備活動を行うことや日常的に顧客とメールでの連絡を行うことなどから、顧客情報を多数保有し、メールマーケティングも機能しやすい土壌があります。当社は今後、業界No.1の挙式組数で培ったノウハウを活かし、ANCHORの販売をウェディング企業に向けて行うことで、当社新規事業の成長を図るとともに、ブライダル業界全体のデジタルマーケティング活用促進に寄与していきたいと考えています。

■サービス情報

■サービス名称

顧客の企業に対するロイヤリティを“繋ぎとめる”という意味を込めて、「ANCHOR(アンカー)=イカリ」と名付けました。

—ここまでリリースから抜粋—

自社内での活用事例などの具体的な内容については、詳しくはリリースをご覧ください。

 

T&GのCRM運用代行ツール提供開始のリリースについて考察

と、上記のように新しい企画をオープンします、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

CRMとは?

CRMとは「Customer Relationship Management」の略語で、事業者と顧客との関係を管理するマネジメント手法のことです。これまでのように企業発信で一方的に売り込むのではなく、顧客接点での情報を統合管理し、顧客との長期的な関係性を構築、製品・サービスの継続的な利用を促すことで収益の拡大を図ります。

ブライダル業界であれば、

  • ブライダル媒体に広告を出稿して少しでも効率的に集客をする
  • 新規接客で何が何でも成約してもらう
  • 打合せでとにかく単価を上げる

このように「結婚式」という商品を、「1組でも多く」、「1円でも高く」売ることで売上・利益を上げていくという考え方がこれまでの常識でした。

この考え方に対し、CRM施策を導入・運用していくというのは、

  • 結婚を決める前から潜在的な顧客との関係性を構築し、顕在化したときにまず思い出してもらうことで集客に貢献する
  • 結婚式後も関係を継続することで、レストランやホテル利用、イベント参加などで収益化できる機会を増やす

このように、結婚式を一回限りで販売することで収益を最大化させるのではなく、その前後まで関係性を広げることでマネタイズポイントを増やし、LTVを高めることが目的になります。

詳しくは以下の記事にまとめてありますので、興味ある方はご覧ください。

T&GのCRM運用代行ツール「ANCHOR」

ブライダル産業フェア2019に行ったときに実は少しお話を伺っています。

ANCHORがどんなサービスなのか?私個人の感想などは、こちらの記事を読んでください。

今回のサービス提供開始の背景は、テイクアンドギヴ・ニーズが自社でもCRM施策を実施→成果出る→CRMの重要性認識→外販、という感じだと思うので、施策の再現性はある程度見込めるんじゃないかと思います。

こういったサービスの効率改善は事例が増えれば増えるほど運用効率は上がっていくと思います。これまでT&Gでの事例に加えて、

  • 異なるエリアでのCRM事例
  • 異なる会場タイプでのCRM事例
  • 異なる金額帯のCRM事例
  • 異なる年齢層のCRM事例

など、ユーザー属性や条件が異なる場合でも成功事例が出てくるようにであれば、ブライダルのCRM施策のスタンダードとしてのポジションもより強固になってくると思いますので、また続報リリースなど楽しみにしています。

 

T&GのCRM運用代行ツール提供開始のリリースについてまとめ

これまでありそうでなかったCRMのリリースでした。いいか悪いかはさておき、ブライダル業界は保守的な側面があるので、こういった内容はある程度の規模と事例実績を持つ会社でないと浸透は難しい側面があると感じています。例えば、これまでブライダルと縁もゆかりもないIT企業がいきなりブライダル特化のCRMツールの営業に来ても、身構えてしまう人が多いのではないでしょうか?

将来的に、結婚式以外でのマネタイズができる、集客コストを抑えることができる、などCRM施策からのメリットを具体的に得られるようになってくれば、組単価への還元もできて業界全体にもいい影響を与えられると思うので、まずは思想や仕組みあたりからでも浸透していくといいなと思いました。

 

おわり

 

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