更新日 2020年05月27日

【プレスリリース考察】スペサンがオンラインウェディングで全員が自宅にいながら同じ料理を楽しめるサービスをスタート

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、5/20に出た「「#結婚式を諦めない」オンラインウェディングで全員が自宅にいながら同じ料理を楽しめるサービスをスタート!」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 株式会社スペサン
配信日時 2020年5月20日 10時00分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000019069.html
タイトル 「#結婚式を諦めない」オンラインウェディングで全員が自宅にいながら同じ料理を楽しめるサービスをスタート!

新型コロナウィルスの影響を受け、オンラインで開催される結婚式に対して、オリジナリティ溢れる料理の提供によって更なる感動を生み出します。
物理的に集まらなくてもオンラインで結婚式が開催できるサービス「HAKU wedding online(ハクウェディングオンライン)」を提供する株式会社スペサン(Special Thanks Inc.)は、結婚式を行う中で重要な飲食の提供において、オンライン開催であってもゲスト全員が同じ料理を楽しむことができるよう、オーダーメイドのケータリングサービス「CRAZY KITCHEN(以下:クレイジーキッチン)」が料理の提供を開始いたします。
HAKU wedding online:https://weddingonline.haku-cb.com/l
CRAZY KITCHEN:https://crazykitchen.jp/
HAKU wedding online がプロデュースするオンラインウェディングにおいて、演出やデザインだけでなく、オリジナリティ溢れる料理を通じても、お客様に感動と幸せをお届けします。
■取り組みの背景
【HAKU wedding online の想い】

HAKU wedding online では現在、「#結婚式を諦めない」という言葉のもと、新型コロナウィルスの影響を受け、結婚式の中止を余儀なくされたカップルの皆様に向けて、形は変わったとしても結婚式の開催を諦めないで欲しいというメッセージを発信しています。物理的に集まることが難しくても、一生に一度の大切な結婚式の機会が失われない為に、オンライン完結型で結婚式のプロデュースを行うのが、HAKU wedding online です。
元々オーダーメイド型の結婚式のプロデュースをしていた弊社としては、結婚式の中で重要な役割を果たす料理と飲み物について、オンライン開催であっても、オリジナリティ高く提供する方法を検討しておりました。それを実現する強力なパートナーシップとして、今回、オーダーメイドのケータリングを強みとする CRAZY KITCHEN との業務提携に至りました。CRAZY KITCHEN は元々ウェディングパーティーのケータリングも数多く手がけており、「#結婚式を諦めない」の趣旨にも賛同頂けたことで、今回の協力体制が実現することとなりました。
【CRAZY KITCHEN の想い】
クレイジーキッチンは、「食時を、デザインする。」をサービスコンセプトとして、目の前の一皿をただお届けするのではなく、食事を楽しむ空間、時間、コミュニケーションそれらの全てに想いを込めて一つ一つオーダーメイドでお食事を提供させていただいているケータリングサービスです。
今回、新型コロナウィルスの影響によって、通常の結婚式をあげることができなくなったお客様に対しいち早くオンラインでの結婚式を提案していたHAKU wedding onlineの結婚式にかける思いに共感し、食事の提供をすることにいたしました。
空間、時間、コミュニケーション全てが詰まった結婚式だからこそ、クレイジーキッチンが強みとしてきたオーダーメイドケータリングと食のクリエイティビティの価値を提供できると考えています。よりたくさんの新郎新婦、ご参列の皆さまに「食時」を楽しんでいただきたいと考えています。
■本サービスの特徴
本サービスによって、お客様に提供される料理には、以下の特徴があります。
【特徴】
#1 おふたりだけの結婚式のコンセプトを反映したメニューのご提案
HAKU wedding online では、プロデューサーがおふたりのお話をお伺いし、おふたりだけの結婚式のコンセプトをご提案しています。全ての演出やコンテンツはコンセプトを軸に検討を進めますが、このパートナーシップにより、お料理についてもコンセプトを反映したメニューの実現が可能になりました。オーダーメイドケータリングに強みを持つクレイジーキッチンだからこそ、一組一組のカップルにオリジナリティの高いメニューをご提案できます。
#2 全てのゲストが同じ料理を楽しめる
結婚式当日もしくは前日に、ゲストの皆さんのお手元にお食事をお届けします。オンラインウェディングは物理的には集まらず、オンラインで完結するウェディングの形式ですが、全員が同じ時間に同じお料理を楽しむことが可能になります。食事を共有した時ならではの一体感をオンラインで実現します。
#3 ご自宅での最後の一手間で、より美味しいお食事を
食材の美味しさが一番感じられる状態でお食事を楽しんで頂けるよう、工夫をしています。デリバリー形式のサービスでは、全てのゲストに出来立てをお届けすることは難しいですが、最後の加熱だけはご自宅で行って頂くなど、お口に運ぶ前の最後の一手間をお願いする設計で、より出来立てに近い味を実現しています。
※具体的な仕様はご提案するメニューによって異なります
#4 日本全国への配送に対応
オンラインウェディングの場合、カップルとゲストの居住地が離れており、遠方から参加する方がいることも少なくありませんが、本サービスでは、日本全国への配送に対応しております。遠方の場合にも、冷凍もしくは冷蔵したお食事を前日までにお届けし、式の時間までにご自身でご準備頂くことで、同じメニューをお楽しみ頂けます。
※海外への配送には対応しておりません
■料金
料理の料金は、お客様のご希望に応じて柔軟に対応可能ですので、ご相談ください。お一人あたりの金額を設定してメニューをご提案することも可能ですし、予算を抑えたい場合は、デザートのみのご用意なども検討可能です。
例)デザートのみ 1,000円 / 人〜
■キャンペーン
無料プロデュース実施中!

HAKU wedding online では、5月中にお申込みの方限定で、無料プロデュースキャンペーンを行なっています。詳細は以下をご覧ください。
※料理などの実費は無料にはなりません。予めご了承ください。
HAKU wedding online 特設ページ:https://webding.haku-cb.com/l
■お問い合わせ先
本サービスについての取材やお問い合わせは、以下よりご連絡ください。
お問い合わせを頂きましたら、順次弊社担当よりお返事致します。
TEL:03-3868-0998
(原則リモートワーク中に付き、お電話が繋がりにくい場合がございます)
MAIL:contact@sp-thanks.com
以下ウェブサイトのフォームからもお問い合わせ頂けます。
https://weddingonline.haku-cb.com/l
—ここまでリリースから抜粋—
会社概要については、詳しくはリリースをご覧ください。
 

スペサンのフードデリバリーサービススタートのリリースについて考察

と、上記のようなキャンペーンを実施します、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

サービスの概要と目的

スペサンが運営するオンラインウェディングサービスHAKU wedding onlineとCRAZY KITCHENがコラボし、オンラインウェディング開催時に同じ料理・飲料を同じ時間にゲストに届けるサービスです(※ちなみに、CRAZY KITCHENはもともとCRAZY WEDDINGを運営するCRAZYの事業でしたが、2018年にオイシックス・ラ・大地に事業譲渡されています)。
背景やサービスコンセプトはリリースに詳しく書かれていて、かつ分かりやすいのでそちらを一度ご覧いただくことをオススメします。
オンラインウェディングのサービスモデルはまだ出来上がっていないので、どのような付加価値がユーザーに求められているのかは手探りな状態です。ただ共通して言えるのは「オンラインだからできる価値」を創造していかないと一過性のもので終わるだろう、ということです。今は結婚式がやりたくてもできない状況なので代替策としてのオンラインウェディングという側面が強いですが、落ち着いた後にも市場として残るためにはここだからできる価値が必要になると思います。
今回のリリースにある「オンライン+フード・ドリンクでオンラインでも同じ体験を共有すること」が生み出す価値がどの程度ニーズがあるかはわかりません。個人的にはこれができるなら、オフライン結婚式+オンライン配信+フードデリバリー、でもいいんじゃない?列席したいけどやむを得ない事情で列席できない人向けのサービスとして、と思いましたが、どのようなメニューを揃えたサービスが支持されていくのかは今後も見ていこうと思います。

今後の企業の枠を超えたコラボの可能性

このリリースのもう1つのポイントがコラボです。今は別会社とはいえ、HAKUとCRAZYブランドが組むとは思いませんでした。
これだけ早いスピードで価値観が多様化していき、ユーザーニーズも変わっていく。この変化に対して1企業がサービスに必要な機能やリソースもすべて抱えてフルスピードで開発提供していくのは至難の業でしょう。大企業はスピード感を維持するのが難しいし、ベンチャーやスタートアップは幅広い機能やスキルを自社で保有するのが難しい。
そこで今後は特定の領域や機能に圧倒的に強いチーム同士が、提供したい価値の創造に対して臨機応変にコラボしたりチームを組んだりすることが増えていくんじゃないかなと思います。今回の例もそうですし、そっちの方が負担も小さくスピード感も持って動けるのでメリットが大きいと思います。
 

スペサンのフードデリバリーサービススタートのリリースについてまとめ

ニーズも未知、事業がスケールするかどうかも未知、何もかも手探りの状態の中このスピードで動いていける企業は強いなと思います。結果的にこれが事業の柱になるのか、ユーザーニーズにこたえられるかはわからないですが、個人的には応援したいサービスです。
 
おわり
 

市川 貴之

この記事を書いた人
市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル業界で働く人のよりどころに」をビジョンに掲げ、ブライダルコンサルティング、ブライダル業界専門の転職支援サービスを運営しています。お仕事の依頼は「お問合せ」、転職のご相談は「ブライダル専門の転職相談」からお受けしております。

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