更新日 2020年10月12日

【プレスリリース考察】スペースマーケットが「フォトウェディング特集」を開始

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、10/1に出た「スペースマーケット、動画写真撮影の需要増加。YouTuber・セミナー動画・就活用撮影・オンライン結婚報告会など」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 株式会社スペースマーケット
配信日時 2020年10月1日 13時01分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000161.000015560.html
タイトル スペースマーケット、動画写真撮影の需要増加。YouTuber・セミナー動画・就活用撮影・オンライン結婚報告会など

あらゆるスペースを1時間単位から貸し借りできるプラットフォーム「スペースマーケット」を運営する株式会社スペースマーケットは、株式会社エニマリが提供するフォトウェディングの新サービス「エニマリのスタイリングフォト」においてサービス連携をします。同時に、「フォトウェディングのスペース特集」を公開いたしました。

▼取り組みの背景
スペースマーケットは、あらゆる場所を1時間から貸し借りできるプラットフォームです。掲載中のスペースは現在14,000件以上で日本最大級。スペースのジャンルは、住宅、古民家、廃校、飲食店、お寺など多岐にわたります。

利用者が目的に合わせて自由にアレンジして使うことができるため、パーティ、会議、テレワーク、撮影、イベントなど多様な用途で利用されています。特に、昨今の新型コロナウィルスの影響により、撮影場所としての需要が高まり、前年同月対比1.6倍(2020年9月)で増加しています。利用シーンとして、YouTuberによる撮影、セミナーや講義、ヨガやダンスの講師による撮影、イベントの動画配信やロケ撮影など、撮影に関する新しい利用シーンが増加しています。

エニマリは、結婚にまつわる様々なシーンを「新しいカタチ」でお祝いし合えるサービス・メディアを展開しています。「手軽に」「好きな場所」で、ふたりのテーマに合わせてドラマのワンシーンのような撮影ができるフォトウェディングサービス『エニマリのスタイリングフォト』をリリースいたします。カップルのニーズの多様化がより一層広がるなか、様々なニーズに応えることで、双方のサービスの価値向上を目指してまいります。

▼『エニマリのスタイリングフォト』について 
本サービスは、ドレスなどの撮影に必要なアイテムをパッケージ化し85,000円(税込)から、「手軽に」「好きな場所」で、ふたりのテーマに合わせてドラマのワンシーンのような撮影ができるフォトウェディングサービスです。撮影場所として、スペースマーケットに掲載されている、ドラマ・雑誌などにも使われるハウススタジオや古民家、住宅など、14,000以上のラインアップから好きな場所を選ぶことができます。

スペースマーケットフォトウェディング特集:https://www.spacemarket.com/topics/photo-wedding

 ▼ドラマのワンシーンのような住宅系のスペース事例

エリア:東京都中野区
URL :https://bit.ly/3ilMqD7
エリア:東京都渋谷区
URL :https://bit.ly/2ScFi1n

▼和装撮影にもぴったりの庭付きの古民家スペース事例

エリア:大阪府堺市
URL :https://bit.ly/3kYpBr1
エリア:東京都西東京市
URL :https://bit.ly/2GcgEf0

—ここまでリリースから抜粋—

会社概要については、詳しくはリリースをご覧ください。

 

スペースマーケットの「フォトウェディング特集」開始のリリースについて考察

と、上記のような特集を開始します、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

企画の概要と目的

スペースマーケットの持つ豊富なスペースとエニマリの持つフォトウェディングの提供を組み合わせた企画で、様々なスペースでフォトウェディングを提供できるサービスです。

これまでのスタジオフォト提供事業者は基本的に自前のスタジオとフォトグラファーを用意し、そこでフォトウェディングを提供するスタイルがほとんどでしたが、今回のスキームでは自社でスタジオを用意せずに(設備投資や営業工数をかけずに)様々な選択肢を顧客に提供できるのが最大の強みだと言えます。

このサービスで1件受注した場合の売上の内訳など細かい契約内容は分からないですが、これでユーザー側をうまく獲得できればかなり強いんじゃないかなと思います。ただ、スペースマーケット掲載の情報をサービスサイト上に掲載するのは難しいでしょうから、SEOなのかSNSなのか、どのような方法でウェブマーケティングを仕掛けていくのか気になるところです。

どこまでを自前で準備するか?

今回の提携のポイントは、フォトの提供はエニマリ側で用意するが、撮影場所は最初から自前で用意するつもりがない、という点です。

一般的な日本の結婚式場やフォトウェディングスタジオでは、場所、アイテム、当日の提供までをパッケージにして一社が提供することが多いですが、今回の提携のような特定の領域に強みを持つ事業者同士が提携や協力を1つのサービスを提供するスタイルが今後は増えて来るんじゃないかと思います。

というのも、今から施設や人を自前で用意するのはコスト的には時間的にも事業者の負担がかなり大きく、それだけリスクを取って攻めていく企業は少ないのではないか、というのが理由です。

ブライダル業界では既に成熟フェーズに入っている会社も多いので、自社のノウハウやリソース(有形・無形問わず)と、他社のノウハウやリソースがかみ合うポイントが見つかりうまく提携や協業ができればこの状況でもスピード感を持って攻めていけるんじゃないかなと思います。

 

スペースマーケットの「フォトウェディング特集」開始のリリースについてまとめ

やはりこれだけの撮影場所を自前で用意するのは今からだとかなり難しいですから、この特集はウェブマーケで勝てれば強いと思うんですよね。また、今後も業界内外問わず今回のような提携や協業、キャンペーンなどの話は増えると思うので、そういったタイミングで柔軟に動ける会社がこれからは強いんじゃないかなと思います。

市川 貴之

この記事を書いた人
市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル業界で働く人のよりどころに」をビジョンに掲げ、ブライダルコンサルティング、ブライダル業界専門の転職支援サービスを運営しています。お仕事の依頼は「お問合せ」、転職のご相談は「ブライダル専門の転職相談」からお受けしております。

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