更新日 2020年03月11日

【プレスリリース考察】リクシィが新型コロナによる自粛ムードの中、調査結果を発表

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、3/5に出た「「結婚式へ列席したい」割合が81.8%!新型コロナによる自粛ムードの中でも、結婚式への列席意欲は高い?!」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 株式会社リクシィ
配信日時 2020年3月5日 10時00分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000027297.html
タイトル 「結婚式へ列席したい」割合が81.8%!新型コロナによる自粛ムードの中でも、結婚式への列席意欲は高い?!

ドレス至上主義の式場探しをサポートするWebサービス“Choole(チュールウエディング)”と提案型の結婚式相談カウンター“gensen wedding(ゲンセンウエディング)”を運営する株式会社リクシィは、20~50代の男女141名に対して新型コロナの影響に対する、結婚式へ列席する方々の心情を調査をいたしました。

  • 調査結果サマリー

*今の状況下で招待されている結婚式について「出席したい」と回答している方は81.8%にのぼる。
*「結婚式へ出席したい」と回答した理由として「衛生上問題ないと感じるため(47.9%)」「式場の対応に対する安心感があるため(36.1%)」「感染への不安を祝いたい気持ちが上回るため(34.5%)」が挙げられる。
*「結婚式へ出席したくない」と回答した2大理由は「大人数が集まる場での食事への不安(66.7%)」「二次感染への不安(家族や職場への影響)(50.0%)」である。
*新型コロナの影響に対し、結婚式場に求めることとして「対応策の開示(51.8%)」「従業員への知識啓蒙・教育の徹底(50.4%)」を始め「衛生管理」に対することが多く挙げられている。

  • 調査結果

1. 今の状況下で招待されている結婚式について「出席したい」と回答した方は全体のうち(n=121)、81.8%にのぼることが分かりました。
2. 「結婚式へ出席したい」と回答した理由として「衛生上問題ないと感じるため(47.9%)」「式場の対応に対する安心感があるため(36.1%)」「感染への不安を祝いたい気持ちが上回るため(34.5%)」が非常に多いことが分かりました。
一方で「感染への不安はあるものの欠席するのは失礼だと感じるため(29.4%)」と回答した方は比較的少ない傾向にあります。
3. 「結婚式へ出席したくない」と回答した理由として「大人数が集まる場での食事への不安(66.7%)」「二次感染への不安(家族や職場への影響)(50.0%)」が過半数以上と非常に多いことが分かりました。
4. 新型コロナの影響に対し、列席予定の方々から結婚式場に求めることとして「対応策の開示(51.8%)」、「従業員への知識啓蒙・教育の徹底(50.4%)」が非常に多く挙げられました。
また「消毒液の完備(58.2%)」「トイレにうがい薬、使い捨てコップの設置(45.4%)」「マスクの提供・スタッフのマスク着用(38.3%)」「接触部位の定期洗浄(38.3%)」「体調管理(列席者の体温検査、簡単な健康診断)(30.5%)」「混雑防止策の徹底(27.0%)」と、衛生管理面の対策に関してもそれぞれニーズが高いことが分かりました。
今回の調査から新型コロナが懸念される状況下においても、「結婚式に出席したい」と考えている方は「分からない」と回答した方を除くと81.8%にのぼることが分かりました。
理由としては「衛生上問題ないと感じるため(47.9%)」「式場の対応に対する安心感があるため(36.1%)」「感染への不安を祝いたい気持ちが上回るため(34.5%)」が非常に多い一方で、「感染への不安はあるものの欠席するのは失礼だと感じるため(29.4%)」と回答した方は比較的少なく、渋々出席する方よりも前向きに出席される方が多い傾向にあると考えられます。
また結婚式場に対しては新型コロナに対しての「対応策の開示」を求める声が51.8%と非常に多く、結婚式場側は感染症拡大防止策とともに、列席者の「不安」を軽減させるために取り組みの開示を積極的に行なっていくことが急務といえるのではないでしょうか。
新型コロナの影響を受ける状況下において、大型イベントの無観客・オンライン開催やテーマパークの閉園など全国的に自粛ムードが強いのが現状です。
間も無くご結婚式を控えるご新郎ご新婦にとっては「結婚式のキャンセルや延期」を検討される方が一定数いらっしゃり、弊社でも多くのご相談を頂戴しております。
そして頂戴するお悩みの多くが「ご自身」のためではなく「大切なゲストの方々」のためにどのような対応をすべきなのか、という内容である一方で、実際にゲストの方々に対してどう思っているかを直接聞くのが難しいことも一つの課題感になっていると考えております。
この状況を受け、実際に結婚式に招待されていらっしゃる方々の実情調査を通して、結婚式場や新郎新婦のお悩みに対して微力ながらもお力添えになればと考えております。
弊社では一生に一度の大切な結婚式の日のために一生懸命準備をしてきた新郎新婦、並びにご家族の方々にとって、悔いのない選択をしていただけることを心から祈っております。
●調査概要
1. 調査対象: 2020年3月〜6月に結婚式列席予定の20~50代男女
2. 調査方法: インターネットリサーチ
3. 調査期間: 2020年3月3日〜2020年3月5日
4. 有効回答者数:141名
5. 回答者の属性:【性別】男性:60.2%、女性:39.8%
【年代】20代:50.4%、30代:31.2%、40代:5.7%、50代:12.8%
—ここまでリリースから抜粋—
会社概要については、詳しくはリリースをご覧ください。
 

リクシィの調査結果に関するリリースについて考察

と、上記のような調査結果を公開しました、というリリースですね。では、このリリースの特に調査結果からどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

今の状況下で招待されている結婚式への出席

結果を見ると列席したいが80%と、日々のニュースなどから感じているよりも嫌悪感を感じている人は多くはなさそうです。ただ、こういった統計数値を読むときの落とし穴なのですが、今回の調査回答者の約80%が20代~30代であり、コロナウイルスの影響は20代30代は重症化したという事例が高齢者と比べると高くはないので(あくまで一般論として、という話)、もしかしたらそこまで危機感を感じていない人が回答しているからこのような結果になった、とも読めますね。

新型コロナの影響に対し、結婚式場に求めること

1位が「対応策の開示」というのもやはりなぁという感じですね。新型コロナウイルスに関しては分かっていないことも多く、こうしたら感染しないと言い切れることはありません。そのため、具体的にどういう対策をしてほしい、というよりも何をしているのかを明示してほしい希望の方が高いのでしょう。

現場で起こっていること(個人的所感)

このリリースを見るとそこまで列席への心配はなさそうにも見えますが、実際は延期希望のお客様がかなり多いようです。私の周りのフリープランナーもその影響で調整などかなり大変そうです。特に3月末決算の会社はかなり影響ありますし、今年の6月~10月はすでにある程度埋まっている会場も多いでしょうから、延期するにしても延期先がない、延期を受け入れるとGWの商戦期の営業戦略が例年と大きく異なる、など直近の売上と今後の営業への影響はかなり大きそうです。
 

リクシィの調査結果に関するリリースについてまとめ

まだまだ先行きが不透明な昨今の状況ですが、日ごとの状況が変わるのでかなり細心の注意を払いながら進めていくことが必要かと思います。
 
おわり
 

市川 貴之

この記事を書いた人
市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル業界で働く人のよりどころに」をビジョンに掲げ、ブライダルコンサルティング、ブライダル業界専門の転職支援サービスを運営しています。お仕事の依頼は「お問合せ」、転職のご相談は「ブライダル専門の転職相談」からお受けしております。

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