更新日 2019年07月16日

【プレスリリース考察】東京カレンダーとリクシィ、“ワンランク上の結婚式”を提案する結婚式相談カウンターを開設

【プレスリリース考察】リクシィと東京カレンダーがカウンターを開設_サムネイル

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、7/11に出た「東京カレンダーとリクシィ、“ワンランク上の結婚式”を提案する結婚式相談カウンターを開設」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 株式会社リクシィ
配信日時 2019年7月11日 11時00分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000027297.html
タイトル 東京カレンダーとリクシィ、“ワンランク上の結婚式”を提案する結婚式相談カウンターを開設

提案型の結婚式相談カウンター「gensen wedding(ゲンセンウエディング)」を提供する株式会社リクシィは、東京カレンダー株式会社とブライダル領域で協業し、ワンランク上の結婚式を提案する結婚式相談カウンター『東カレウェディング powered by gensen wedding』を、7月11日(木)より開始することをお知らせいたします。
◆ 背景
リクシィは、450組以上の結婚式のプランニングを手掛ける提案型の結婚式相談カウンター『gensen wedding(ゲンセンウエディング)』の提供など、ブライダル業界で多角的な事業を行っています。6月より、ウエディング産業をアップデートし、多様な結婚式を創造するため、Wedding Open Innovationを開始しました。
『東京カレンダー』は、グルメ情報を中心とした『月刊誌 東京カレンダー』(毎月21日発行)と、『東京カレンダーWEB』(https://tokyo-calendar.jp/)の2種類のメディアを用い、大人の読者層に幅広く楽しまれる多彩なコンテンツを提供しています。また、2017年には人柄、品格を重視した上質な出逢いの場を提供する審査制婚活アプリ『東カレデート』の提供を開始し、日本の婚姻率の改善に寄与しています。
近年、結婚式非実施層が増加していると言われております。今回、Wedding Open Innovationの第一弾の取り組みとして、東京カレンダーの読者や東カレデートで成婚された方々に、東京カレンダーならではの新しい結婚式のスタイルを提案することで、一人でも多くの方々に幸せな結婚式を挙げていただきたいと考え、『東カレウェディング powered by gensen wedding』をリリースいたします。
◆『東カレウェディング powered by gensen wedding』とは
『東カレウェディング powered by gensen wedding』は、“ワンランク上の結婚式”を提案する結婚式相談カウンターです。形式的なプランから選択するだけでは、自分の理想の結婚式の形になかなか辿り着けないという成婚された方々の悩みを聞き、その願いを叶えるべく、豊富な式場とオプションのラインナップの中からお二人だけの特別なウェディングプランをご提案いたします。
サービスの詳細およびご利用方法については、公式ページ(https://wedding.tokyo-calendar.jp/)をご覧ください。二人にとっての”ワンランク上の結婚式”とは何か。ぜひこの機会に、『東カレウェディング powered by gensen wedding』にお気軽にご相談くださいませ。
『東カレウェディング powered by gensen wedding』は、月間5,500万PVを誇る『東京カレンダーWEB』のユーザーデータベースと提案型の結婚式相談カウンター「gensen wedding(ゲンセンウエディング)」の運営ノウハウを活かした新しいサービスを展開することで、結婚式の魅力をより多くの方々に発信しブライダル業界全体の活性化に貢献していきます。
—ここまでリリースから抜粋—
カウンターの具体的な内容など、詳しくはリリースをご覧ください。
 

東京カレンダーとリクシィの結婚式相談カウンター開設のリリースについて考察

と、上記のように新しい企画をオープンします、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

カウンター開設のそれぞれの目的

考えられる目的はそれぞれ以下のような感じだと思います。

  • リクシィはgensen weddingの認知・集客力アップ
  • 東京カレンダーはブライダル業界進出のきっかけづくり

まずリクシィ側ですが、東京カレンダーの月間5,500万PVはおそらくゼクシィを超えているんじゃないかな?というくらい巨大なメディアです。そのメディアに広告としてではなく掲載され、そこからの流入を獲得できるのは認知獲得にも、直接の集客にもつながると思います。フォーム入力以降の来店後のオペレーションは通常のgensen weddingと変わらないっぽいので双方の取り分や契約形態は分からないですが、一般ユーザー認知拡大にはいい施策だと思います。
一方、東京カレンダー側ですが、東カレはデーティングアプリをすでに運営しています(東カレデート)。その続きなのか、メディア運営やその他の事業から新たな領域への進出を考えていたからなのか、背景まではわかりませんが、いずれにせよブライダル業界への進出の足掛かりを作りたいのが目的ではないかと思います。固定費を持たなくてよい、ブライダル業界のネットワークを活用できる、自社の既存事業を起点にできる、とリスクを最小化してスタートできるところも魅力だったのかもしれません。

Wedding open innovation の今後の展開

今回の内容は、リリースにもあるようにWedding Open Innovationの第一弾の取り組みのようです。
【プレスリリース考察】リクシィがWedding Open Innovation(ウエディング オープン イノベーション)を開始
ブライダル業界は、複雑な業界構造かつリアルの要素が多い、さらに慣習や文化の要素もある、などの理由から外部業界からなかなか入っていきにくい業界だと思います。そういった背景からもこういう機会があると入っていきやすいんじゃないかなと思います。
 

東京カレンダーとリクシィの結婚式相談カウンター開設のリリースについてまとめ

今回のリリースの内容は見る限り、完全新規の取り組みというわけではなく、リクシィのgensen weddingに東京カレンダーからユーザーを流しますよ、というのが企画の骨子だと思います。初めての取り組みで完全新規企画立上げはなかなか難しいのでこういった形から開始して、うまくいけばまた次のステップへ、という感じで進めていくのかなと思いますが、こういった機会からより開かれた業界になっていくといいなと思います。
 
おわり
 

市川 貴之

この記事を書いた人
市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル業界で働く人のよりどころに」をビジョンに掲げ、ブライダルコンサルティング、ブライダル業界専門の転職支援サービスを運営しています。お仕事の依頼は「お問合せ」、転職のご相談は「ブライダル専門の転職相談」からお受けしております。

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