更新日 2020年08月26日

【プレスリリース考察】プラコレがコロナ前後の結婚式に関する意識調査を実施

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、8/21に出た「プラコレ、コロナ前後の結婚式に関する意識調査を実施【22,198組が回答】。フォト婚が前年同期比約3倍、開放感ある結婚式場が人気。招待人数は平均70名から40名へ減少思考。」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 冒険社プラコレ
配信日時 2020年8月21日 10時10分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000063.000021126.html
タイトル プラコレ、コロナ前後の結婚式に関する意識調査を実施【22,198組が回答】。フォト婚が前年同期比約3倍、開放感ある結婚式場が人気。招待人数は平均70名から40名へ減少思考。

ウェディングプランナー登録数日本最大!結婚式業界唯一のチャットプラットフォーム「PLACOLE WEDDING」を運営する、冒険社プラコレは、結婚を考える新郎新婦がコロナ前後の結婚式への思考の変化をまとめました。
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■まとめ
「コロナ前後のリアル結婚事情」について。
・フォト婚を考えるカップルが3倍に。
・1.5次会や2次会需要は大幅減少。
・40名以下で結婚式を行う新郎新婦が6.84%増加。
・結婚式にかける予算はコロナ前後で大きな変化はなし。
・結婚式の雰囲気は「開放感」が好まれる傾向に。
・リゾート挙式希望には増減傾向の変化なし。
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冒険社プラコレは「自由な未来をつくる」という経営理念のもと、月間平均2000組が利用するウェディング診断の結果を集計。結婚式をつくる人を増やす」をサービス理念に、ユーザーだけでなく、ブライダル業界で働く人たちのお給料をあげられるような業界改革を熱量もって推進しているチームです。

  • 披露宴ありの結婚式は4%微減に、フォト婚を考えるカップルは3倍に増加

コロナ前は、国内で披露宴有りの結婚式を行う新郎新婦が59.4%に対し、コロナ後は56.63%と約4%減少していることが分かりました。「コロナが落ち着いたら」と考える新郎新婦と「人数を減らして」と考える新郎新婦も多く、国内で披露宴有りの結婚式を行いたいと思う気持ちにはあまり変化がない結果となりました。
とはいえ、まずは「ウェディングドレスだけでも着用したい」「ドレス姿を祖父母や両親に見せたい」という思いから、フォトウェディングを考えるカップルが3倍に。一方、1.5次会や2次会を希望するカップルはおきく減少しました。

  • 40名以下で結婚式を行う新郎新婦が6.8%増加

コロナ前、40名以下で行う結婚式は39.11%だったのに対し、コロナ後は45.95%と約5%増となっており、結婚式場全体が縮小傾向にあり、3密を避けた結婚式を意識する新郎新婦が増加。

コロナ後は花嫁の声として、

「コロナウイルスの影響により、挙式や披露宴は行わない考えです。ウエディングフォトだけでも出来ればと思っています。」「コロナでウェディング諦めかけていたけど家族親族だけにでも花嫁姿見せて感謝の気持ちを伝えたい」「現在契約している式場がありますが、コロナに関する対応でショックを受け、キャンセルすることにしました。そのため、また1から式場探しをすることになりましたので、ご相談させていただきました。」

などフォトウェディングをする新郎新婦や、結婚式の人数を改め、家族親族のみ・仲の良い友人だけにするなど結婚式の規模を縮小をする動きが多く見られました。

  • 結婚式費用はコロナ前後で大きな変化はなし

結婚式の費用としては、コロナ前後で大きな変化はありませんでした。
花嫁の意識として「人数は少なくて構わないのでもてなしのできる式にしたいのと親や友達親戚にお礼を伝えれる式がいい」「お料理やおもてなしは大事にしたいです。ゲストに感謝が伝わる様なパーティーにしたいです。」「装飾などこだわりたいけど、コストを抑えるため手作りしたい。」などお世話になった方への感謝の気持ちやおもてなしを大切にし、抑える部分は抑えたいと考えていました。

  • 結婚式の雰囲気は「開放感」が好まれる傾向に。

結婚式の雰囲気は「ナチュラル・開放感がある・海や空を感じる」という項目が前年比で増加しており、大きな窓を開放できるなど換気が出来る会場を選ぶなど「3密を避けた結婚式」を意識していることが分かりました。新郎新婦が結婚式探しをする際「ゲスト同士の座る間隔を広く確保できる会場」「招待するゲストの数を限定し、おもてなしをすること」また、不特定多数の方と一緒にならないよう、「1日貸切にできる会場」を選ぶ傾向があるようです。

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[調査概要]
表題:「コロナ前後の結婚式事情」に関する実態調査
調査主体:プラコレウェディング
調査方法:ウェディング診断への回答
調査期間:2019年4月1日~6月31日/2020年4月1日~6月31日
有効回答:合計22,198組
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—ここまでリリースから抜粋—

会社概要については、詳しくはリリースをご覧ください。

 

プラコレの結婚式に関する意識調査のリリースについて考察

と、上記のような調査を実施しました、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

調査結果の概要

  • 披露宴有を希望する人が微減
  • フォトウェディング希望者が急増
  • 少人数での開催を検討する人が増加
  • ウェディングスタイルごとの費用感は変わらず
  • 重視する項目で「解放感」が増加

調査結果はこのような感じで、この内容については違和感は特にないですね。これらの結果の背景には三密を避ける、本当に近しい人だけ招く、ドレスを着て写真くらいは撮りたい、という希望が見て取れます。

個人的に気になったのは有効回答数「22,198組」。

年間結婚式組数が40万組だとして、3か月間だと約10万組。そのうち2万組ということは単純にシェア20%!?となりました。リサーチのプールがプラコレ登録ユーザーだとしたらけっこうすごいところまできてるんだなと思いますね。

結婚式の小規模化

今回の結果を見てもわかるように

  • 挙式披露宴→フォトウェディング
  • 挙式披露宴→挙式+家族のみの会食
  • 挙式披露宴→リゾート地で少人数で開催

業界全体でどの変化が起こったとしても組単価は下がります。組数が変わらなかったとしても市場規模は下落するでしょう。

この変化がどれほどのスピードで起こるかはわからないですが、遅かれ早かれ今のビジネスモデルの限界は来ると思います。ただ一周回って豪華な結婚式場で挙げることがステータス、のようになるのであればまた違った可能性は出てきそうです。

 

プラコレの結婚式に関する意識調査の実施のリリースについてまとめ

ある程度感じている変化と近しい調査結果になっていましたが、この流れはしばらく戻りそうにないですね。

市川 貴之

この記事を書いた人
市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル業界で働く人のよりどころに」をビジョンに掲げ、ブライダルコンサルティング、ブライダル業界専門の転職支援サービスを運営しています。お仕事の依頼は「お問合せ」、転職のご相談は「ブライダル専門の転職相談」からお受けしております。

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