更新日 2020年10月11日

【プレスリリース考察】ハイパードライブが結婚式比較サイト「HIKADY」をリリース

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、10/2に出た「中立性・信ぴょう性を追求 結婚式場比較サイト「HIKADY(ヒカディ)」始動!」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 株式会社ハイパードライブ
配信日時 2020年10月2日 14時00分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000043818.html
タイトル 中立性・信ぴょう性を追求 結婚式場比較サイト「HIKADY(ヒカディ)」始動!

株式会社ハイパードライブは、2020年10月1日(木)、結婚式場の比較サイト「HIKADY(ヒカディ)」をオープンしました。式場側からの一方的な情報発信ではなく、お客様の声に基づいた客観的データや、お客様自身のクチコミを主軸とした、中立的で信ぴょう性の高い情報発信を目指します。
https://hikady.cordy.jp/

◆ 従来は式場見学するまで分からなかった情報も紹介
結婚式場の比較サイト「HIKADY(ヒカディ)」は、キャンセル料や持ち込み料、持ち込み可能アイテムなど、従来は式場見学したり、打ち合わせが始まってみなければ分からなかった情報も紹介しています。式場見学を検討中のお客様に対し新たな判断材料を提供すると共に、契約後のトラブル回避にも役立てていただきたい考えです。

特に、持ち込み可能アイテムについては、式場一覧ページで分かりやすくアイコン表示。ドレスやギフトなどのアイテムについて「式場が紹介するショップ以外のものは受け付けない」など、「持ち込み不可」としている式場も少なくありませんが、こうした情報も結婚式の打ち合わせが始まってからしか知らされないのが一般的です。HIKADYでは、式場見学の検討段階から伝えることで、後々、「目星を付けていたドレスが着られない」などと悩まずに済むようサポートします。

◆ 結婚式準備サイト「CORDY(コーディ)」との連携

HIKADYは、結婚式に必要な全てのアイテムが揃う「CORDY」の姉妹サイト。式場契約後に「ドレスやカメラマンは自由に選べない」と分かるケースも少なくありませんが、式場見学の検討段階から、CORDYを知っていただき、ドレスやカメラマン、フローリスト、ギフトなど、結婚式に必要なアイテム・サービスの幅広い選択肢をご紹介することで、「もっと相応しいアイテムやサービスがあったのに・・・」などと後悔しない結婚式を挙げていただきたいと考えています。
10月時点の掲載数は首都圏の50会場(契約数は約100会場)。
今後は、以下の3つのポイントを軸に、網羅性・中立性・信ぴょう性を兼ね備えた情報発信を目指します。

◆ 網羅性・中立性・信ぴょう性のあるサイトを目指す3つのポイント
1.日本中全ての結婚式場の情報を紹介
今後はHIKADYとの契約に関わらず、日本全国、全ての式場について情報配信することで、お客様にとって「これ1つで全ての情報をカバーできる」といった網羅性の高いサイトを目指します。10月時点の掲載会場は、①HIKADY経由で契約成立した場合、式場から結婚式当日の料理・飲み物の10%を受け取る、②HIKADY在籍のウェディングプランナーが式場担当者に変わって結婚式準備~当日までをサポート、式場から結婚式当日の料理・飲み物・会場費の10%を受け取る、いずれかの契約を結んでいるケースのみですが、今後は、契約外の式場も紹介します。

2.お客様の声を基にした客観的な式場データ
HIKADYでは式場選びに必要と考えられる情報をまとめてチェックリストを作成。たとえば「オリジナルメニューに対応しているかどうか」「基本のドリンクメニューの具体的な内容」など、一般的なウェディングメディアでは紹介しない項目も網羅します。そのリストを式場見学予定のお客様に渡し、ミステリーショッパーのような感覚でチェックしていただきます。その内容をまとめて、客観的なデータとして紹介する予定です。お客様の接客体験に裏付けられたリアルな情報であることに加え、項目が統一されているため、比較しやすく、正しい判断をサポートできると考えています。

3.できるだけ“操作”しないリアルなクチコミ情報
式場見学や結婚式当日の感想などを、お客様が直に書き込めるクチコミコーナーの開設も予定しています。自社を賞賛したり、他社を貶めるような内容を書き込む「ステルスマーケティング」も懸念されますが、お客様にとって貴重な情報源だと判断される、それ以外のクチコミについては、極力、削除やカットなどをせず、ありのままの状態でお届けできる仕組みを整えています。

◆ 掲載される結婚式場のメリット
掲載のための月額費用は一切無料、紹介手数料などをいただく契約を結ばなくても掲載できるので、新たな集客チャネルとして、ほぼリスクゼロでご利用いただけます。
また、多くの式場が導入している、ウェディングメディアへの掲載情報の一括管理を行うTASCUT(タスカット)に対応しているため、掲載の手間も最小限に抑えていただけます。
HIKADYに在籍するウェディングプランナーがお客様との打ち合わせや結婚式当日までサポートする「HIKADYプロデュース」という契約形態もご用意しているので、「ブライダルビジネスに参入したいけど人件費を確保できない」といった施設の方にもお気軽にご参加いただけます。

◆ 式場の華やかな面だけでなく等身大の姿を紹介
インスタグラムやSNSでは「実物を見ると結婚情報誌に載っていた写真とは、同じ場所と思えないほど違っていた」といった書き込みも見られます。その大きな理由は、既存の結婚情報誌やウェディングメディアに掲載されている情報の大半が、式場側の用意した「広告」であり、魅力的な側面ばかりが強調されがちなこと。そのため、物事のメリット・デメリットなどを精査した上で意思決定することに慣れた、情報リテラシーの高いお客様にとっては、正しく判断できるだけの情報が不足していると考え、HIKADYの企画・制作を進めてきました。
HIKADYは、式場の魅力的で華やかな側面だけでなく、キャンセル・延期に関する規約情報なども含め、式場の等身大に近い姿をお伝えできるよう、システム整備やサービス改善を進めてまいります。

—ここまでリリースから抜粋—

会社概要については、詳しくはリリースをご覧ください。

 

ハイパードライブのHIKADYリリースについて考察

と、上記のような新サイトを公開しました、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

HIKADYの概要と目的

サイトのコンセプトや概要はリリース内に詳しく書いてあるのでそちらを見てもらうとよいかと思います。また、サービスサイトも既にリリースされており、式場情報も載っているのでイメージわきやすいと思います。

これまでブラックボックス化していた規約や延期に関する情報まで掲載されているので、こういったサービスが増えていくことで既存のメディアも変わっていくといいなと思います。

掲載式場のメリット・デメリットと気になるところ

無料掲載やTASCUTの利用も可能ということで式場側の負担を抑えられたところがメリットになっていますが、とはいえ対応人員の工数掛かるので、それに見合うリターン(=集客)があるかどうかが判断するポイントになりそうかなと。

あと、今後契約を結んでいない式場を掲載すると書いてあるのはSEOの観点からだと思いますが、サービスコンセプトの「網羅性・中立性・信ぴょう性」のある情報を未契約の式場からどのように取得するのか気になるところです。営業してコンタクトをとって正規ルートで情報はもらうけど契約はしない、ということなのかな。勝手に載せるってことはないと思うので…。

そうだとするといずれにせよ営業はしなければいけないので、掲載会場拡張スピードと他既存メディアの掲載情報変更のスピード勝負になりそうな気がします。

 

ハイパードライブのHIKADYリリースについてまとめ

今回のHIKADYやトキハナなど、これまでは掲載されていなかった情報を公開していくことで、ユーザーが被ってきた不利益が是正され、透明性の高い業界に変わっていくといいなと思っています。

市川 貴之

この記事を書いた人
市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル業界で働く人のよりどころに」をビジョンに掲げ、ブライダルコンサルティング、ブライダル業界専門の転職支援サービスを運営しています。お仕事の依頼は「お問合せ」、転職のご相談は「ブライダル専門の転職相談」からお受けしております。

CATEGORY同じカテゴリーの記事