更新日 2020年06月02日

【プレスリリース考察】ハナユメがオンライン結婚式準備について調査を公開

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、5/26に出た「「Hanayume(ハナユメ)」がオンライン結婚式準備について調査!」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 株式会社エイチーム
配信日時 2020年5月26日 15時00分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001663.000001348.html
タイトル 「Hanayume(ハナユメ)」がオンライン結婚式準備について調査!

株式会社エイチームのグループ会社である株式会社エイチームブライズは、「Hanayume(ハナユメ)」を利用して挙式された1,610名に対し、「オンラインで行える結婚式の準備方法」についてのアンケート調査を実施しました。

■調査サマリ

1. 結婚式の準備を何かひとつでもオンラインで行ったことがある人は58.0%
2. 約6割がペーパーアイテム(招待状・席次決め・席札)の打ち合わせ・注文をオンラインで行ったことがある
3. ペーパーアイテムや引出物・引菓子の打ち合わせをオンラインでできると考えているのは7割以上
4. パートナーや結婚式場とのスケジュール管理はLINEやメールが主流

■調査概要

調査方法:インターネットを利用したアンケート調査
調査対象:「Hanayume(ハナユメ)」を利用して挙式された人
調査期間:2020年4月24日~5月6日
サンプル数:1,610名

■調査結果

1. 結婚式の準備を何かひとつでもオンラインで行った経験はありますか?
結婚式の準備にはさまざまなものがありますが、何かひとつでもオンラインで行った経験がある人は58.0%と、オンラインでの経験がない人(42.0%)よりも多いという結果でした。
2. 実際にオンラインで行った結婚式の準備項目を教えてください(複数回答可)
オンラインで行った経験のある結婚式準備において最も多かったのは、「ペーパーアイテム(招待状・席次決め・席札)」が61.1%。次いで、「引出物・引菓子の詳細内容」が40.0%、「進行内容」が28.6%、「オンライン招待状」が14.3%でした。
また、「その他」(13.4%)に関しては次のようなものが挙げられました。

・ブーケの購入、レンタル
・ウエディングドレス、タキシードなどの見学、発注・購入など
・音楽の打ち合わせ、BGMの決定
・招待客のリストアップ、招待客名簿作成、席次決め
・ムービーやムービー用のコメント作成
・カメラマンやヘアメイク、司会などスタッフとの打ち合わせ
・プチギフトやウェルカムボードなど、ウエディングアイテムの発注・購入
・二次会の打ち合わせ、準備
・延期、日程変更に関する問い合わせや手続き

3. オンラインでも問題なく進められると思う結婚式の準備項目を教えてください(複数回答可)
オンラインでも問題なく進められると思う結婚式の準備については、7割以上が「引出物・などの打ち合わせ・注文(71.9%)」、「ペーパーアイテム(招待状・席次決め・席札)の打ち合わせ・注文(70.8%)」と回答。
「招待状の送付」のほか、飲食物・会場の装飾に関する基本的な打ち合わせを、4人に1人はオンラインでも行うことができると思っていることが判明しました。
4. 結婚式準備中はパートナーとのスケジュール管理をどのように行っていましたか?
パートナーとのスケジュール管理は「LINEやメール」で管理するという人が55.2%。アプリを使用している人は33.0%でした。
5. ウエディングプランナーとのスケジュール管理はどのように行っていましたか?
ウエディングプランナーとのスケジュール共有についても、「LINEやメール」が54.3%と、スケジュール管理はLINEやメールが主流という結果。
結婚式場がツールを導入しているケースもあり、「式場専用のツール」が29.4%なのに対し、その他の中には「紙で管理」をしているという声も複数ありました。

—ここまでリリースから抜粋—

会社概要については、詳しくはリリースをご覧ください。

 

ハナユメがオンライン結婚式準備について調査を公開のリリースについて考察

と、上記のような調査結果を公開します、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

オンライン打合せの調査結果概要

今回の調査結果を見ると

  1. どんな内容を打合せするか
  2. 何を使って打合せするか

この2点が今後オンライン打合せをオペレーション化していくときのポイントになりそうです。

実際にオンライン打合せを経験した内容の結果を見ると、ペーパーアイテムや引出物などオンラインと相性の良いものが多く、ドレスや料理などのハードルはまだ高そうです。また、ツールについては、最近はZoomなどウェブ会議システムを使った打合せに関するリリースが多いですが、実際はLINEやメールなどが多いようですね(これをオンラインと呼ぶかは別ですが)。

結婚式準備オペレーションのデジタル化

もう少し枠を広げてオペレーション全体、かつデジタル化という点で考えてみます。

最後の設問でスケジュールを「紙で管理」している会場も多いとありますが、これ本当に多いと思います。大手企業だとオペレーションにシステムが組み込まれているところが多いですが、中小会場などはまだ一部または全部が紙ベースの管理になっている会場も多いでしょう。これまでシステム導入を検討してきた会場も多いかもしれませんが、部分最適でシステムを導入しても逆に大変になる、コストが高いなどの理由で導入を見送ってきた会場もありそうです。

ただ、個人的には今後はデジタル化は必須課題になると思っています。対お客様の接客のオンライン化はその一部で、裏側の受発注管理や請求・入金の管理、など多くの業務をデジタル化していくことで業務効率改善を進めていくことが必要です。今後オンラインに抵抗感を感じるユーザーの割合はどんどん減っていくでしょう。そうなったときにオンラインで話した内容を手書きでメモってエクセルに打ち込み…、というオペレーションなど非効率の極みなので、顧客接点のオンライン化と合わせて裏側のしてうむ部分も検討していくとよいと思います。

 

ハナユメがオンライン結婚式準備について調査を公開のリリースについてまとめ

オンライン打合せに関するリリースの内容でしたが、オペレーション全体のデジタル化についてまで考えてみました。今回のハナユメの調査結果以外にも多くのリリースで意識調査は行われていますが、今後オンラインへの抵抗感が減っていくことを考えると、遅かれ早かれ導入していくことを検討しなければいけなくなると思います。で、どうせするなら早い方がいいので、今回の記事をきっかけに少し考えてみてもらえると嬉しいです。

 

おわり

 

市川 貴之

この記事を書いた人
市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル業界で働く人のよりどころに」をビジョンに掲げ、ブライダルコンサルティング、ブライダル業界専門の転職支援サービスを運営しています。お仕事の依頼は「お問合せ」、転職のご相談は「ブライダル専門の転職相談」からお受けしております。

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