更新日 2020年03月08日

【プレスリリース考察】エスクリがラヴィマーナ神戸の運営を3月1日からスタート

【プレスリリース考察】エスクリがラヴィマーナ神戸の運営を3月1日からスタート_サムネイル

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、3/2に出た「エスクリ、随一の大型結婚式会場「ラヴィマーナ神戸」3月1日より運営スタート」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 株式会社エスクリ
配信日時 2020年3月2日 10時00分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000070.000025398.html
タイトル エスクリ、随一の大型結婚式会場「ラヴィマーナ神戸」3月1日より運営スタート

挙式・披露宴の企画・運営を主たる事業として展開する株式会社エスクリは、事業譲受で新たな直営会場となる『ラヴィマーナ神戸』(兵庫県神戸市中央区神戸空港8番2号)の運営を2020年3月1日からスタートいたします。
エスクリグループは、ブライダルマーケットにおけるシェアを拡大すべく、施設のスタイルにこだわらず、東京23区及び政令指定都市の利便性の高い場所に、新規開発施設を出店し、地方都市を含めた全エリアに、初期投資を抑えたM&A によって施設を譲り受け展開しております。
この度譲り受ける『ラヴィマーナ神戸』は、近畿地方における大都市のひとつである兵庫・神戸市のシーサイドエリア、神戸空港島の西岸に位置しており、中心地の三宮からは25分ほどの立地となります。三宮駅および神戸空港より無料シャトルバスがでているため、アクセスもスムーズです。約52,000㎡もの広大な敷地に構える同施設は、2つの独立型チャペル、貸切可能な4つのヴィラを含む9つのパーティ会場を有しております。アクセス良好でありながら、海外リゾートウェディングの雰囲気、緑に囲まれたナチュラルウェディングの雰囲気のどちらも叶うのが魅力的な施設です。
また、大小複数のパーティ会場を有する同施設は、平日の遊休施設の活用を目的とした法人宴会専門のサービス「パーティハンター(※)」での高稼働も期待でき、十分シナジーを発揮できると考えます。
なお、関西圏には2005年3月にエスクリ初の直営結婚式場としてオープンをした神戸の「ア・ラ・モードパレ&ザ・リゾート」の他、JR大阪駅直結の「ラグナヴェール プレミア」、大阪市北区堂島エリアの「ラグナヴェール大阪」があり、運営施設が4つとなります。今回の地理的なメリットを生かし、エスクリの強みであるドレス、フラワー等の内製化によるワンストップサービスが可能となるほか、これまで培ってきたマーケティングや結婚披露宴における地域特性におけるノウハウを融合し、効率的かつ質の高いサービスを提供し、マーケットシェアの拡大と更なる企業価値の向上を図って参ります。
年間約8,000組の結婚式を手掛けているエスクリは、多様化する結婚式のニーズやモチベーションに応えるとともに、市場の活性化に取り組んでまいります。
—ここまでリリースから抜粋—
会社概要については、詳しくはリリースをご覧ください。
 

エスクリのラヴィマーナ運営開始のリリースについて考察

と、上記のように新店の運営を開始します、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

ラヴィマーナ運営開始の目的

以前にこちらの記事でも書いた内容なので詳細は割愛しますが、2020年3月1日より本格的に運営を開始したようです。

どのエリアの会場をMAするのが効率的なのか?

上の記事で触れていないもう1つ観点で見ると、今回のエスクリのラヴィマーナ運営開始は「神戸(=関西エリア)だからである」というのも大きいと思います。

  • エスクリはすでに大阪に2店舗、神戸に1店舗を運営している
  • ドレスなどのアイテム部門を内製化している

この2つの要素を満たすので、運営を譲り受けるメリットが大きいと判断したのでしょう。アイテムを内製化している場合は内製部門稼働率を高く保つことが内製メリット最大化につながるので、同エリア店舗の運営を開始すると効率的です。逆に既存店舗のないエリアの会場を運営受託(or買収)すると新たにパートナーを探すか内製部門を当該エリアに新たに立ち上げなければいけないので非効率です。
逆にアイテム部門を外注している場合は同エリアでも新エリアでも大きなメリットデメリットは特にありません。案件次第で判断することになるとは思いますが、他社運営会場が契約していたパートナーや所属していた社員をそのまま引き継げればベストですが、そうでない場合に既存リソースを送り込まなければいけない点がネックになりやすいですね。
 

エスクリのラヴィマーナ運営開始のリリースについてまとめ

このブログでも何度か書いていますが、結婚式場やブライダルサービスの事業譲渡は増えていくんじゃないかなと思っています。こういった事例のその後などは追っていこうと思います。おそらく成約済みのお客様分も引き継いでいるでしょうから、2020年度の通期計画にどの程度反映されるかからですね。
 
おわり
 

市川 貴之

この記事を書いた人
市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル業界で働く人のよりどころに」をビジョンに掲げ、ブライダルコンサルティング、ブライダル業界専門の転職支援サービスを運営しています。お仕事の依頼は「お問合せ」、転職のご相談は「ブライダル専門の転職相談」からお受けしております。

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