【プレスリリース考察】エスクリが新規事業「医療ツーリズム事業」に参入

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ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、10/1に出た「高まるインバウンドの需要を獲得 新規事業「医療ツーリズム事業」に参入~海外での企業ブランド力を高めインバウンド婚のシナジーを期待~」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。


プレスリリースの概要

発信者 株式会社エスクリ
配信日時 2019年10月1日 10時00分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000025398.html
タイトル 高まるインバウンドの需要を獲得 新規事業「医療ツーリズム事業」に参入~海外での企業ブランド力を高めインバウンド婚のシナジーを期待~

挙式・披露宴の企画・運営を主たる事業として展開する株式会社エスクリは、新規事業として「医療ツーリズム事業」に参入いたします。

訪日外国人は3,000万人を突破し、そのうち中国人の訪日比率は上位に位置します(※1)。現在、中国の医療業界は二極化し、医療格差が生まれています。大都市には世界最先端の医療設備が整っていますが、需要と供給のバランスが追い付いておらず、満足のいく受診機関を利用できる環境が整っておりません。また近年、セカンドオピニオン浸透の他、日本の先進医療やサービスを求め「医療ツーリズム(※2)」と呼ばれる治療や手術、検診など医療と観光をセットにした旅行が富裕層から求められています。

日本では近年、医療を「国家の観光資源」としてとらえ、厚生労働省「医療ツーリズムプロジェクトチーム」、観光庁「インバウンド医療観光に関する研究会」などが相次いで発足しています。海外事業の強化に取り組んでいるエスクリでは、新規事業として、今後ますます需要の高まりが予想される「医療ツーリズム」に参入いたします。

第一弾としてエグゼクティブのために特別に組まれた、会員制の総合人間ドックを提供している「SBIメディック」と提携し、中国をはじめとした世界の富裕層を対象に、質の高い医療サービスを提供。中華圏でのエスクリの認知度と企業ブランド力を高め、他社との差別化をはかりインバウンド婚とのシナジーも目指します。

年間約8,000組の結婚式を手掛けているエスクリは、多様化する結婚式のニーズやモチベーションに応えるとともに、医療ツーリズム事業等の新分野にも積極的に挑戦してまいります。

■商品構成
①ブライダル商品のオプションとして
ブライダル検診、人間ドック、再生医療、美容整形、不妊治療など

②MICE商品のオプションとして
訪日企業の経営層、中間管理職者、一般社員向けに、それぞれの人間ドックプランの提案

<提携機関 (順次拡大予定)>
■SBIメディック https://sbi-medic.tokyo/index.html
(東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内9F)
SBIホールディングス株式会社の子会社であるSBIウェルネスバンク株式会社(代表取締役会長:北尾吉孝)が運営する会員制医療サービス。医療や栄養学など東京国際クリニックの協力を得て、より的確な予防医療の提供をコンセプトに、社会の礎ともなる企業のエグゼクティブ向けに健康管理のパートナーとして、2009年に会員制健康管理支援サービス「SBIメディック」を発足

(※1)出典:法務省「平成30年における外国人入国者数及び日本人出国者数等について」
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri04_00080.html

(※2)医療ツーリズム
医療観光、メディカルツーリズムともいう。治療や手術、検診など医療を目的にした観光交流

—ここまでリリースから抜粋—

サービス概要、会社概要などの具体的な内容については、詳しくはリリースをご覧ください。

 

エスクリの医療ツーリズム事業参入のリリースについて考察

と、上記のように新しい事業に参入します、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

事業参入の目的

考えられる目的は以下の2つだと思います。

  1. この事業自体で儲ける
  2. この事業をきっかけに他事業(ブライダル)への集客ルートを作り、そこで儲ける

上の方がより直接的な目的、下の方が間接的な目的というイメージです。もし1だとした場合、既存事業とのシナジーはほとんどないのではないかと思います(ノウハウ、という点で)。私の知る限りですが、現時点でエスクリが中華圏で強いマーケットシェアや認知を獲得しているわけではないと思うので、リリースにあるように今回の事業参入をきっかけに中国マーケット進出への足掛かりにしたい、というのが狙いなんじゃないかなと思います。

「ブライダル×●●」の可能性

今回の事業参入は「ブライダル×医療」ですね。私自身も全く想像していなかった角度への事業展開なので驚いていますが、これまでどちらかと言えば閉じた産業と言われてきたブライダル業界も、今後は他産業とのコラボや協業は増えていくのではないかと思います。

具体的に何か案があるわけではないですし今回の事業参入がどういう経緯で始まったものかもわかりませんが、もしこういった他産業との提携や協業話が入ってきたときに自社としてどのようなスタンスを取るのか、もしするとしたら条件は何とするのか、などはある程度社内でも話し合っておいた方がいいかもしれません。参入したい企業側も1社限定で話を持っていくわけではないでしょうから、裏側ではスピード勝負になっていることもよくありますしね。

 

エスクリの医療ツーリズム事業参入のリリースについてまとめ

医療×ブライダル、という意外な組み合わせの事業参入で、私も今後どうやって展開していくのか?そもそもニーズあるの?というのも全く分からないですが、どんな続報が出るのか気になります。

 

おわり

 

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