更新日 2020年07月16日

【プレスリリース考察】「イチナナ×エスクリ」結婚式のライブ配信サービスをスタート

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、7/8に出た「「イチナナ×エスクリ」結婚式のライブ配信サービスをスタート ~新しい生活様式での結婚式に対応~」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 株式会社エスクリ
配信日時 2020年7月8日 13時00分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000078.000025398.html
タイトル 「イチナナ×エスクリ」結婚式のライブ配信サービスをスタート ~新しい生活様式での結婚式に対応~

挙式・披露宴の企画・運営を主たる事業として展開する株式会社エスクリは、日本No.1*ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」を運営する株式会社17 Media Japanと共同で、結婚式のLive動画を配信するサービスを7月17日からスタートいたします。

エスクリではナシ婚、結婚式実施率の低下が危惧されるブライダル業界を活性するべく、ドレス、フラワー、サービスなどを自社で内製化している強みを最大限に活かし、これまでも、数々の企業とタイアップをし、結婚式を少しでも身近な存在に感じてもらいたいと、様々なブライダルフェア、魅力的なコンテンツを発信し続けてまいりました。

新型コロナ感染拡大をうけ、この度、BIA(公益社団法人日本ブライダル文化振興協会)より緊急事態措置による自粛・施設等の利用制限の要請等が解除や緩和された後の、結婚式開催時の「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン(https://www.bia.or.jp/guidelines/)」が示され、新しい生活様式に沿った結婚式のかたちを検討することを余儀なくされています。

エスクリでは、これから結婚式を予定している新郎新婦様が、本来であれば招待をしたい遠方のゲスト、ご高齢のゲスト他、事情により参列が叶わないゲストの方へも、結婚式に参列しているような目線で結婚式をご覧いただきたい、という想いから、(株)17 Media Japanと共同で結婚式動画のLive配信サービスをスタートする運びとなりました。

今回動画配信で使用する、(株)17 Media Japanが展開するライブコマース配信サービス「HandsUP(ハンズアップ)」は招待されたゲストのみが視聴可能で、招待したゲストからオンラインでお祝いの品やお祝いのコメントをいただくことも可能です。

エスクリでは、結婚式の文化を継承すべく、コロナ禍で益々多様化する結婚式のニーズに柔軟に応えるとともに、市場の活性化に取り組んでまいります。

■結婚式Live動画配信の特徴について
・基本利用料は5,000円~となります
・視聴用のURLを事前配布する限定公開のサービスとなります
・動画配信中にオンラインでプレゼント・祝電・お祝いコメントを送ることが可能です
・動画配信後10日間のアーカイブが可能なため、スケジュールが合わないゲストも後日視聴可能です

■「WEDDING LIVE with 17 Media Japan」公式URL
https://www.escrit.jp/wedding/online/

*17 Media Japan調べ(2019年11月時点)

「HandsUP」について
ライブ配信プラットフォーム「17LIVE」を運営する株式会社17 Media Japanでは、2019年11月より日本国内におけるライブコマース事業「HandsUP」(ハンズアップ)を始動しました。「HandsUP」は、“買う楽しさ“と”繋がる楽しさ“を体感いただけるサービスで、プラットフォームから集客するのではなく、SNSで配信URLを拡散できる仕組みを採用しております。2019年4月に台湾においてサービスを開始し、現在台湾では6,300を超えるブランドが「HandsUP」に参加しています。「HandsUP」では、初回にInstagram、LINE、Facebookのいずれかのアカウントでログインし、お客様情報を登録するだけで、ライブ配信画面上から簡単に商品を購入することができます。ライブ配信中に気に入った商品は、買い物カゴに保存(アーカイブ)しておくことも可能で、外出が難しい状況や夜間の時間帯であってもお気軽に買い物を楽しんでいただけるサービスです。新機能の有料配信機能では有料チケット販売に関するサポートも行っております。
HandsUP公式ウェブサイト: https://handsup.shop/

—ここまでリリースから抜粋—

会社概要については、詳しくはリリースをご覧ください。

 

「イチナナ×エスクリ」結婚式のライブ配信サービスのリリースについて考察

と、上記のようなサービスを開始します、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

サービスの概要と目的

オンラインの中でもカテゴリとしては「ライブ配信」なので、少人数での結婚式をやりながらその様子をライブ配信できる、そのためのライブ配信ツールとしてイチナナと提携することで、配信中の投げ銭やコメント送信などができるよ、という点がメリットです。

基本利用料は5,000円~ということですが、どんなプランでどんな機能がありいくらで提供するのか、お祝い品などを送った場合の手数料などはかかるのか、といった詳細な点は不明です。ただ、狙いはこのライブ配信機能自体でのマネタイズではなく、ライブ配信もできますよということをフックにした集客獲得じゃないかなと予想します。

オンライン化の進め方

オンラインウェディング、ライブ配信、オンライン接客、などコロナウイルス感染拡大防止を背景に様々な取り組みがブライダル業界でも進んでいますが、こういった施策を進める方法として

  • 独自で開発する
  • 既存のサービスを自社ようにアレンジして利用する

この2つの方法があり、今回のリリースの方法は後者です。

各社検討しているとは思うのですが、個人的な意見としては既存サービスを使うで進めたほうが良いと思います。開発コストと時間がかかること、自社で作ったとしても既存サービスに対して優位性を持つためにはかなりの労力が必要なこと、将来的にプロダクトのメンテナンスを続けなければいけないこと、などのリスクが大きいからです。

もちろん、独自開発してヒットすればそれが優位性に直結することなどもメリットですが、現時点ではブライダル特化にするほどの競争優位性が発揮できるマーケットではないので、オンライン化するのにはどんなサービスが適しているのか、サービスごとにどのような違いがあるのかなどは常にウォッチしていくとよいと思います。

 

「イチナナ×エスクリ」結婚式のライブ配信サービスのリリースについてまとめ

今回のリリースがどういった背景からイチナナになったのかまでは分からないですが、今後こういった利用や提携などは増えていくんじゃないかと思います。

市川 貴之

この記事を書いた人
市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル業界で働く人のよりどころに」をビジョンに掲げ、ブライダルコンサルティング、ブライダル業界専門の転職支援サービスを運営しています。お仕事の依頼は「お問合せ」、転職のご相談は「ブライダル専門の転職相談」からお受けしております。

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