更新日 2020年06月30日

【プレスリリース考察】ディライトが無料で結婚式をサポート

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、6/24に出た「新型コロナウイルス関連の倒産で式場を失ったカップルへ、「結婚式を諦めないで」無料で結婚式をサポート」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 ディライト株式会社
配信日時 2020年6月24日 9時30分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000048029.html
タイトル 新型コロナウイルス関連の倒産で式場を失ったカップルへ、「結婚式を諦めないで」無料で結婚式をサポート

ディライト株式会社は8月31日(月)までの期間、保有する結婚式関連施設10施設で、新型コロナウイルス関連で倒産をした式場で契約をしていたため、結婚式を実施できなくなったカップルに向けて、無料で式場の提供と、プランナーによるサポートを行います。
サポートの具体的な内容としては、挙式のプランニングと、当日の進行で、ゲストの招待も可能です。
<企画の経緯>
式場の倒産により、結婚式を諦めざるを得ないカップルがいるという事実を耳にし、結婚式のすばらしさを伝えるべき立場として、出来る限りのことをしたいと考えました。当社で8月までに予定していた婚礼は、9月以降に日程変更になっているケースが多く、空いている日程を無償提供できるでのではと、今回の企画に至りました。
当社にとっても、これから、より経験を重ねたいプランナーたちがサポートにつくことで、経験を積む、良い機会になると考えています。

<条件>
■対象顧客
新型コロナウイルス関連で倒産をした式場で契約をしていたため、結婚式を実施できなくなった新郎新婦。(存続している会場で、日程変更された場合や自主的なキャンセルの場合は対象外)

■無償提供内容
8月31日(月)まで(定休日以外)
・会  場:チャペル(人前式のみ実施可能)
・スタッフ:挙式のプランニング(オンライン打合せ1回)、当日の進行のサポート

■お申込み方法・条件
見学申込・予約:挙式希望の会場へ、電話にてご連絡ください
必   要   書   類:倒産した会場での契約していたことを示す資料
条     件:当社のHP等に、写真やコメント掲載でご協力いただける方

■対象店舗・電話番号
東京
THINGSAoyamaOrganicGarden.dth(シングスアオヤマオーガニックガーデン):03-3470-3555
旧石丸邸GARDEN TERRACE HIROO(旧石丸邸ガーデンテラス広尾):03-5860-2413
大阪
NAKANOSHIAM TERRACE #AND ME(ナカノシマテラス #アンドミー):06-6233-8070
ROYAL GARDEN(ロイヤルガーデン 大阪梅田):06-6458-0081
兵庫
THE EXCELLENT HILL’S kobe kitano(ザ エクセレントヒルズ神戸北野):078-262-7177
奈良
The Hilltop Terrace Nara(ザ・ヒルトップテラス奈良):0742-27-0555
Iris Water Terrace Ayameike(イリスウォーターテラスあやめ池):0742-40-0055
ANDO HOTEL 奈良若草山(アンドホテル奈良若草山):0742-27-0555
熊本
THE NEW hotel kumamoto(ザ・ニュー ホテル 熊本):096-326-5001
福岡
WEEKEND HOUSE(ウィークエンドハウス):0120-100-730

—ここまでリリースから抜粋—

会社概要については、詳しくはリリースをご覧ください。

 

ディライトの結婚式無料サポートのリリースについて考察

と、上記のような無料サポートを実施します、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

サポートの概要と目的

結婚式場が倒産して結婚式ができなくなったカップル向けに、結婚式を無料にするという内容で、詳細はリリースにも書いてあります。

気になるのはタイトルには「結婚式」とあるのですが、無料提供内容はところでは「挙式のプランニング」とあるので、披露宴の料金は無料ではないのかなという点です。

ディライト側の目的としては稼働率の落ちた8月までの施行枠を埋めることで、挙式を無料にすることをフックに披露宴や少人数会食などをオプションにして稼ぐことを目指しているのかなと思います(違ったらすみません)。

2020年度の施行枠稼働率

ディライトに限らずどの式場もそうだと思いますが、2020年度の施行枠稼働率はかなりいびつになっているところが多いと思います。

上半期(9月末まで)の稼働率が低く、秋以降の稼働率が例年よりかなり高い。これは3月以降挙式予定だった方の延期分と例年通りの受注分が重なるので、新規獲得が去年までの水準に仮に戻ってくると下半期の稼働率は通常の1.5倍から最大2倍程度になります。

となると、これから受注する2021年3月まで施行の方への施行枠提案は今のうちからかなり慎重に行っていかないと、せっかく来館はあるのに提案する枠がない、延期希望のお客様に提案できる枠がないなどかなり難しい選択を迫られる可能性が高くなります。

多バンケットで枠に余裕のある会場以外はここの受注戦略はかなり重要になるので慎重に策定していくとよいと思います。

 

ディライトの結婚式無料サポートのリリースについてまとめ

リリースからは分からないですが、もし会食や披露宴まで含めた結婚式全体が無料だったら相当な太っ腹な施策だと思いますね。

市川 貴之

この記事を書いた人
市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル業界で働く人のよりどころに」をビジョンに掲げ、ブライダルコンサルティング、ブライダル業界専門の転職支援サービスを運営しています。お仕事の依頼は「お問合せ」、転職のご相談は「ブライダル専門の転職相談」からお受けしております。

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