
ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、9/20に出た「株式会社Cielo、マリンドレス・ALLIESを用い、360度自由自在な動きの「全方位小型水中ドローン」と空中ドローンを使ったウエディング撮影を世界で初めての実施。」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。
プレスリリースの概要
発信者 | 株式会社Cielo |
配信日時 | 2019年9月20日 15時30分 |
URL | https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000044935.html |
タイトル | 株式会社Cielo、マリンドレス・ALLIESを用い、360度自由自在な動きの「全方位小型水中ドローン」と空中ドローンを使ったウエディング撮影を世界で初めての実施。 |
ウェット素材を用い、水中でのウエディングを可能にするマリンドレス・ALLIES(アリーズ)をブランドプロデュースする株式会社Cieloが、360度自由自在な動きの小型水中ドローンを使ったウエディングの撮影を実施しました。
水中撮影に使用したのは、2019年8月に販売開始されたばかりの「FIFISH V6」。水中ドローン取り扱い数国内NO.1のCFD販売が代理店を務めるQYSEA社の新商品です。
近年、船底や海底の点検、生物調査、防衛警備などに生かされる技術として水中ドローンが注目されてきましたが、今回、一般消費者に向けたフォトサービスへの使用を試みました。今後、水中ドローンの活用の幅がフォトサービスや動画制作へと広がることが予想されます。
□ イメージ映像について
今回制作した映像は、水中ドローンと空中ドローンの技術を組み合わせることで、空と海に溶け込む自由なリゾートウエディングの魅力を表現しています。
[水中ドローンの撮影について]
水中ドローン「FIFISH V6」を使用することによって、水中に入らずとも、左、右、上下、斜めなど、あらゆる角度から水中での撮影を行うことが可能です。これまでの撮影では見ることができなかったドレスの動きや新郎新婦様の姿をとらえられます。
—ここまでリリースから抜粋—
サービス概要、運営会社については、詳しくはリリースをご覧ください。
Cieloの水中ウエディング撮影のリリースについて考察
と、上記のように撮影を実施しました、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。
プロダクトのクオリティ
↓ こちらがその動画です。
すごくないですか?少なくとも私は始めて見ました。
マリンドレスの技術、ドローンの技術、これらは知ってはいたものの、そういった技術が融合するとこういうコンテンツも作れる時代になったんだなぁと思います。
この商品は売れるのか?
今回のリリースでは、水中撮影の一般消費者向けの販売開始までは触れられていませんので、実際にこういった商品が世に出るのはまだ先でしょう。で、もし出た場合に売れるのか?というわけなのですが、基本的にはリゾートウェディングのオプション商品か、前撮りの中の1つの方法として、という感じになると思います。スタジオかチャペルかロケーションか水中か、ロケフォトの中の1つって感じですかね。
ドローン撮影にどれくらいの単価の技術者の動向が必要なのか、機材購入やメンテナンスにどれくらいかかるのか、ここまでの商品開発にどれくらい投資したのか、を踏まえての価格設定になるであろうことを想定すると、けっこういい値段になるんじゃないかなと思います。
ただ、他ではまず撮れない映像なのでかなり独自性の高いコンテンツになるとは思います。うーむ、わからないですね。プロモーション次第な気がします。バックパックウェディングのお二人とかにモデルになってもらったりすると相性よさそうだなとは思いますが、どうでしょうかね…。
Cieloの水中ウエディング撮影のリリースについてまとめ
今回は私が映像を見て「うわ、すごっ」と思って紹介しました。商品化はまだ先でしょうが、こういったプロダクトがブライダルでもどんどん出てくると選択肢が広がっていいですよね。
おわり