【プレスリリース考察】弁護士ドットコムとテイクアンドギヴ・ニーズが業務提携 顧客情報のデータ化とCRMでデジタルマーケティング活用を促進

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ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、10/2に出た「弁護士ドットコムとテイクアンドギヴ・ニーズが業務提携 顧客情報のデータ化とCRMでデジタルマーケティング活用を促進 ~クラウドサインNOWとANCHORでウェディング企業の資産有効活用~」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。


プレスリリースの概要

発信者 株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ
配信日時 2019年10月2日 15時30分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000077.000012799.html
タイトル 弁護士ドットコムとテイクアンドギヴ・ニーズが業務提携 顧客情報のデータ化とCRMでデジタルマーケティング活用を促進 ~クラウドサインNOWとANCHORでウェディング企業の資産有効活用~

対面型クラウド申込み・契約サービス「クラウドサインNOW」を提供する、弁護士ドットコム株式会社と全国でウェディングプロデュースを手がける婚礼最大手の株式会社テイクアンドギヴ・ニーズは、顧客のデータ活用において業務提携し相互送客を図ることで、ウェディング業界のデジタルマーケティング活用を促進します。

■提携の目的
クラウドサインNOWは、これまで紙で締結していた申込書や契約書をタブレットに置き換えて契約締結を行うことができるサービスです。タブレット上に申し込み・契約に関する情報を手書きで入力することで、デジタル文字に変換され、顧客管理システムなどに自動的に同期されます。タブレットによる対面契約を実現することで、郵送の手間、紙の保管がなくなるだけでなく、申込書、契約書を社内システムなどに転記する手間を削減します。また、入力した情報はシステム上で分析することができ、データを活用した経営が可能です。T&Gは、グループで年間20,000件の挙式を行う業界最大手の経験と実績を活かしてCRM運用代行サービス「ANCHOR」を提供しています。ビジュアルに長けたE-mailの制作配信を起点に、高くて20%台とされるメールマガジンの開封率を40%に高めた、年300万通のメール配信を行う専門のチームが、データ蓄積管理・シナリオ設計、コンテンツ企画・制作、KPIレポーティングなど幅広くマーケティングを支援。クライアント各社が独自にシステムを導入することなく、既存顧客の情報と少ない初期コストでCRMを実現できます。

顧客のニーズが多様化する中で、ウェディング業界においてもライフタイムバリュー(生涯顧客価値)の向上が重要視されています。ロイヤルティの高い顧客情報を多数保有するウェディング企業には、メールマーケティングを中心としたCRMが機能しやすい土壌がありますが、システムコストや工数の問題で取り組めていない企業が多数あります。

弁護士ドットコムとT&Gは「クラウドサイン NOW」と「ANCHOR」の併用で、店舗における顧客情報のデータ化の問題を解決するだけでなく、データ化された情報をスムーズにCRMに利用して資産の有効活用を提案し、ウェディング企業のデジタルマーケティング促進をサポートしていきます。

■業務提携に関する各社コメント

弁護士ドットコム株式会社 代表取締役社長 内田 陽介

2015年10月にWeb完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」をリリースし、現在までに大企業から中小企業まで業界・業種問わず50,000社を超える企業の生産性向上の課題解決をしています。その中で、さらなる顧客ニーズを叶えるべく今年9月に対面型クラウド申込み・契約サービス「クラウドサイン NOW」の提供を開始致しました。対面契約が多く発生するウェディング業界において「クラウドサイン NOW」が業務改善・生産性向上に担う役割は大きいでしょう。さらに今回、テイクアンドギヴ・ニーズ社の長年培ったノウハウを掛け合わせることでさらなる大きな付加価値を生み出せると確信しており、本提携をきっかけにウェディング業界におけるペーパーレス化及び、デジタルマーケティング促進に貢献してまいります。

株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ 代表取締役社長 岩瀬 賢治

ウェディング業界は中小規模の企業が多く、他業界に比べてデジタル化が大幅に遅れています。今回、弁護士ドットコム社と提携し、業界No.1の挙式組数で培ったノウハウをもとに当社が開発・提供するANCHORとの併用をウェディング関連企業に提案していくことで、業界全体のデジタルマーケティングを促進して、生産性・効率性の大幅な向上に寄与したいと考えています。そして、顧客のためにクリエイティビティを発揮できる時間を最大化することで、最大手企業としてウェディング関連サービス・商品の品質向上や業界全体の活性化をリードしてまいります。

■サービス情報
クラウドサイン NOW:https://now.cloudsign.jp/
ANCHOR: https://anchor.tgndoors.com/

—ここまでリリースから抜粋—

会社概要については、詳しくはリリースをご覧ください。

 

弁護士ドットコムとテイクアンドギヴ・ニーズのリリースについて考察

と、上記のように新しい企画をオープンします、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

クラウドサインNOWとANCHORの提携のシナジー

それぞれのサービスの概要はリリースにもある通りですが、

  • クラウドサインNOW:これまで紙で締結していた申込書や契約書をタブレットに置き換えて契約締結を行うことができるサービス
  • ANCHOR:メルマガ配信などができるCRM運用代行サービス

です。もっと詳しく知りたい方はサービスサイトをご覧ください。

で、この2つのサービス(会社)の提携に関して考えられるのは、

  1. CRMを実行して成果を出すためのキモになるのはユーザーデータの質と量であるというのが前提(N数が多い方がデータもたまりやすく、セグメントを細分化しても効果検証に足るN数になりやすいため)
  2. 結婚式場で質の高いユーザーデータを管理するためにはプランナーの工数負荷が大きい、なぜなら紙ベースの契約書が多く、お客様に記入してもらう→システムに打ち込む、というフローで二重に工数がかかるから
  3. そこでクラウドサインNOWを導入すると、お客様がタブレットに記入するとそのままデータ化されてユーザーDBに接続されるので、プランナーが書類の処理とデータ打ち込みをしなくてよくなります
  4. 業務効率が改善しプランナーの負荷が減るので、CRMの起点となるユーザーデータが集まりやすくなります
  5. そうすると、CRMをはじめとしたデジタルマーケティング施策を促進できます。

こんなストーリーかなぁと。

  • クラウドサインNOWで業務効率改善と顧客情報のデータ化を促進→CRMツールANCHORの導入ハードルになる「プランナーの工数がなぁ…」という断り文句を解決

つまりまとめるとこんな感じだと思います。ブライダル業界に進出したいクラウドサインNOW、業界内の利用企業を伸ばしたいANCHOR、個別に営業かけていくよりも同時導入のメリットが大きいので一緒に行きましょう、これが提携のシナジーかなと思います。

  • 業務効率を改善しましょう!
  • CRMで売上伸ばしましょう!

と個別で言われても「うーん」となる会場多そうですが、両方一緒にやれてかつ差別化にもつながります!まで言われると少し考える会社も出てきそうです。

ツール活用で業務効率が改善しそうな結婚式場業務

今回のクラウドサインNOWとANCHORについては、これまでもリリースについては紹介してきていますが(見落としてなければ)、実は他の結婚式場業務でも他業界では一般的なツールをうまく取り込めば効果ありそうなの多いんじゃない?と思っています。例えば、

  • ウェブ上で接客する(KARTE、など)
  • 新規営業をオンラインでする(ベルフェイス、など)
  • 打合せをオンラインでする(Zoom、アピアイン、Skype、など)
  • ご祝儀をキャッシュレスにする(paypay、など)
  • 引出物をオンライン化する(ギフティ、など)

など。まだまだありそうですが、それはまた別の記事にします。

で、こういった様々なツールを導入して業務効率化を図ろうとした場合に必要になるのが

  • 会社についての情報がまとまったマスタ
  • 顧客データを管理できるDB
  • マスタ、DBと各種外部ツールのAPI連携

この3つ(システムの人間ではないので漏れあるかもしれません)。個別の会社がそれぞれを自社で用意して各ツールの営業に問い合わせてツールを選定して接続をして…とかすると超絶大変ですが、誰かがパッケージ化してブライダル各社へライセンスを販売する、というモデルであれば実現可能かなと思います。APIを考えるのであれば、スクラッチで組むよりSalesforceをブライダル仕様に開発して~、とかの方が現実的だとは思いますが。。

 

弁護士ドットコムとテイクアンドギヴ・ニーズのリリースについてまとめ

旧態依然としたオペレーションと業務負荷に苦しんでいるが、新しいツールの導入も期待効果がわからないので慎重になってしまっている結婚式場は多いと思います。今回のリリース(というか提携)が、ブライダル企業が他の様々なクラウドサービスも含めての導入を考え始めるきっかけになればなぁと思います。

 

おわり

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