
ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、5/24に出された「アールイズ・ウエディング 「プレ花嫁向け体験イベント」開催のおしらせ」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。
プレスリリースの概要
発信者 | 株式会社グッドラック・コーポレーション |
配信日時 | 2019年5月24日 15時00分 |
URL | https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000033223.html |
タイトル | アールイズ・ウエディング 「プレ花嫁向け体験イベント」開催のおしらせ |
海外・国内(沖縄)リゾートウエディングブランド「アールイズ・ウエディング」を展開する株式会社グッドラック・コーポレーションは、2019年2月にリニューアルオープンしたリゾートウエディングに特化した国内最大級の広さと情報量を誇る旗艦店「リゾートウエディング相談カウンター 新宿本店」で、「プレ花嫁向け体験イベント」をスタートする。第一弾となる5月31日(金)に『WHITE NIGHT』と題しオリジナルドレスブランド「WITH A WHITE(ウィズ ア ホワイト)」のドレスショーを開催予定。
アールイズ・ウエディング「リゾートウエディング相談カウンター 新宿本店」では、毎月様々なイベントを実施しており、「プレ花嫁向け体験イベント」第一弾となる5月31日(金)には、オリジナルドレスブランド「WITH A WHITE(ウィズ ア ホワイト)」のドレスイベント『WHITE NIGHT』を開催。新作ドレスを着用したモデルが新宿本店内をウォーキングし、ドレスコーディネーターがデザインのポイントや着こなし方を徹底解説する他、多数のドレス・小物も展示。また、実際に挙式を挙げた先輩花嫁から、リゾートウエディングならではのドレス選びのコツや、準備・当日のダンドリ、フォトツアーでのエピソード等、実際の体験談も話を聞くこともできるとのこと。
次回6月29日(土)には、第2弾としてリゾートウエディングには欠かせない“フォト”をテーマにしたイベントも開催予定。また、今後も挙式を終えた卒花との交流パーティー、企業コラボのセッションなど数々のイベントを予定。
※イベントの開催概要や内容の詳細については、上記プレスリリースのリンクにてご確認ください。
アールイズウェディングイベントのリリースについて考察
と、上記のようなイベントを開催します、今後も継続的に開催していく予定ですというリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。
イベントの開催目的は何か?
このリリースの詳細を呼んだのですが、正直何を狙いにしているイベントなのかよくわかりませんでした。普通に考えれば直接的な集客になるのでしょうが(イベントきっかけで来店→そのまま接客or連絡先を聞いて、後追いして再来誘導)、T&G系列だと間接的な認知獲得施策としてもイベントを実施したら結構コストを投下することもあるので(以前、TRUNK BY SHOTO GALLARYでかなり大きなイベントを実施したことがあります)、何が主目的なのかはわかりませんでした。
ただ、モデルやゲストを呼ぶのであればそれなりに開催コストはかかるはずで、今後も継続して実施してくとも書いてあるので、やっぱり集客かなとは思います。ただ、集客を目的とする割には集客用のLPがあるわけでもないですし、どうやって人を集めるのかなと…。SNSかな、インフルエンサーかな…、うーん。。
期待効果はどのように計測する?
目的が集客だとした前提ですが、基本的に
- 投下広告宣伝費/集客数(または成約数)
で効果測定をすることになると思います。もし認知目的であれば、SNSのフォロワー獲得数やインプレッションなども重要なKPIとして計測することになるでしょう。
今後の継続性
5月に開催する第1回のイベント、6月に開催する第2回のイベントまではすでにリリース出ていますが、リリースの書きぶりを見ると基本的にはその後も継続して定期的な開催を予定しているように思います。
目的を達成できるか、期待する成果を残し続けられるか、といった点がポイントになると思いますが、もしこの取り組みが成功して安定的に集客の底上げができるようになると、媒体や広告に頼らない集客ルートを1つ作ることができるので、アールイズウエディングにとってはかなり大きな強みになると思います。
アールイズウエディングのプレ花嫁向けイベントのリリースについてまとめ
開催主催者の違い(媒体か婚礼事業者か)、規模の違いなどはあるにしろ、最近はこういったイベントの開催が増えてきていると思います。ウェブマーケティング全盛の昨今であるからこそ、こういったリアルのイベントの価値も上がってきていると言えるので、このような独自のイベントを成功させるテンプレートを持っている会社は今後強いと思います。
おわり