更新日 2021年05月28日

【プレスリリース考察】エニマリがコロナ禍の結婚にまつわる調査第2弾をリリース

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、5/20に出た「コロナ禍で結婚式を開催するカップルの約7割は予定通りの日程で実施、開催スタイルは価値観や優先順位に合わせて変化
〜コロナ禍の結婚にまつわる調査 第2弾「アリ婚実態調査編」〜」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 株式会社くふうカンパニー
配信日時 2021年5月20日 15時00分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000103.000046400.html
タイトル コロナ禍で結婚式を開催するカップルの約7割は予定通りの日程で実施、開催スタイルは価値観や優先順位に合わせて変化
〜コロナ禍の結婚にまつわる調査 第2弾「アリ婚実態調査編」〜

くふうカンパニーグループにおいて、結婚にまつわる様々なシーンを「新しいカタチ」でお祝いし合えるサービス・メディアを展開する株式会社エニマリ( https://about.anymarry.com/ )は、2021年4月28日〜4月30日の期間に、直近1年以内に入籍をした316名の既婚女性を対象に「結婚式に関する意識調査」を行いました。

前回の第1弾では、「入籍をしたが結婚式(挙式・披露宴)はしない」ことを選択をしたナシ婚層209名の実態調査結果を中心にレポート( https://about.anymarry.com/news/sv18ugoukb )しました。今回の第2弾では、直近1年以内に「入籍をして結婚式(挙式・披露宴)を実施した(する予定)」のアリ婚層107名の実態調査結果を中心にレポートします。

※「ナシ婚」定義 = 「入籍はしたが結婚式(挙式・披露宴)はしない」という選択をした結婚の形態。
※「アリ婚」定義 =「入籍をして結婚式(挙式・披露宴)を実施した(する予定)」という選択をした結婚の形態。

<調査サマリ>
1)コロナ禍でも結婚式を「予定通りの日程で開催した(する予定)」カップルは67.3%、「1度〜3度以上延期をして開催した(する予定)」カップルは29.0%
2)アリ婚層が結婚にあたって大切にしたい、記念に残したいと思ったシーン上位は「入籍日(婚姻届の提出)」「挙式」「プロポーズ」「披露宴」「両家顔合わせ」
3)アリ婚層の約5割が「コロナ禍で挙式や披露宴で大切にしたい『人』や『こと』の優先順位をつけるようになった」と回答
4)コロナ禍での結婚式スタイルとして「親族のみの結婚式」に注目が集まる

調査概要:結婚式に関する意識調査
調査方法:インターネットアンケートによる調査
調査期間:4月28日-4月30日
調査対象:直近1年以内に入籍をした既婚女性
調査人数: 316名

1)コロナ禍でも結婚式を「予定通りの日程で開催した(する予定)」カップルは67.3%、「1度〜3度以上延期をして開催した(する予定)」カップルは29.0%
アリ婚層の67.3%は、結婚式を「予定通りの日程で開催した(する予定)」と回答し、コロナの影響などで1度以上延期したカップルは全体の29.0%となりました。
2)アリ婚層が結婚にあたって大切にしたい、記念に残したいと思ったシーン上位は「入籍日(婚姻届の提出)」「挙式」「プロポーズ」「披露宴」「両家顔合わせ」
次に、アリ婚層に「結婚にあたって大切にしたい、記念に残したいと思ったシーン」についてきいたところ、第1位は「入籍日(婚姻届の提出日)」76.6%で、ナシ婚層と同様の結果となりました。一方、ナシ婚層では第7位の「挙式」、第9位の「披露宴」が、それぞれ第2位、第4位にランクインしており、結婚式に対する思い入れが強いことがうかがえます。

3)アリ婚層の約5割が「コロナ禍で挙式や披露宴で大切にしたい『人』や『こと』の優先順位をつけるようになった」と回答

続いて「コロナ禍で挙式や披露宴における価値観、優先順位が変化したこと」についてきいたところ、48.6%が「挙式や披露宴で大切にしたい『人』や『こと』の優先順位をつけるようになった」、42.1%が「自分たちが挙式・披露宴で何を大事にすべきかお互いに話すようになった」と回答しました。

4)コロナ禍での結婚式スタイルとして「親族のみの結婚式」に注目が集まる
コロナ前に「実施する予定だった結婚式」と、コロナ禍で「実際に実施した(実施する予定の)結婚式」を比較すると、コロナ前は「40人以上の豪華な大人数での結婚式」を予定していた人が45.8%と最も多かったのに対し、「実際に実施した(実施する予定の)結婚式」は「40人以上の豪華な大人数での結婚式」30.8%、「親族のみの結婚式」29.9%、「40人未満に抑えた少人数結婚式」24.3%と上位3つが僅差でならびました。

その他にも「ふたりだけの挙式」や「オンラインを活用した結婚式」、「二期制の結婚式(時期を2回に分けた挙式又は披露宴)」なども増加し、コロナ禍での結婚式はふたりの価値観や優先順位に合わせて開催スタイルを選択し、実施していた(実施する予定である)ことがうかがえます。

今回の調査によると、結婚式(挙式・披露宴)を大切にしたいアリ婚層は、コロナ禍を機に結婚式の価値観や優先順位を改めて検討したうえで、コロナ禍であっても開催できるスタイルへの変更など、工夫しつつも予定通り開催していることがわかりました。その一方で、アリ婚層においても、「入籍日」や「プロポーズ」などふたりでお祝いをするシーンを、挙式や披露宴と同様に大切にしていることがわかりました。

エニマリでは、コロナ禍で変化する結婚式に対する価値観やニーズに対応すると共に、「少人数結婚式」「フォトウェディング」「婚姻届」サービスなど、結婚にまつわる様々なシーンを「新しいカタチ」でお祝いし合えるサービスを展開しています。

—ここまでリリースから抜粋—

会社概要については、詳しくはリリースをご覧ください。

 

エニマリがコロナ禍の結婚にまつわる調査のリリースについて考察

と、上記のようなキャンペーンを実施します、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

調査結果の概要

調査結果の詳細はリリースをご覧ください(グラフもついています)。

個人的に気になったポイントは

  • 意外と多くの人が予定通りに実施している
  • 実施はいているが結婚式に対する価値観は多様化している

この2点。特に後者による親族のみでの開催を検討する人が増えているのは、他のリリースでもよく見られている現象ですね。

価値観の変化と対応する事業者側の視点

今回の調査で書かれているような価値観の変化はもしコロナが落ち着いたとしても、以前のように戻ることはないと思います。もちろん多少割合は変化するでしょうが、少人数での開催や親族のみでの開催をメインに考えるカップルの割合は以前よりも多くなるでしょう。

一方、結婚式場を建設する際の投資回収計画では平均人数を一般的な婚礼人数(地域による差はあるものの60名~80名程度)で立てているでしょうから、人数減になると程度にもよりますが投資回収が事実上不可能になります。

今すぐに倒産ということはなくても、じりじりと赤字が続く予想となってしまうわけですから、式場側は顧客への対応と並行して、どうやって経営を成り立たせるかも考えなければいけません。平日等の非稼働時間の有効活用などいくつか考え方はあるのですが、すぐに収益につながるわけではないので、早めに投資をしていく覚悟が必要になりそうです。

 

エニマリがコロナ禍の結婚にまつわる調査のリリースについてまとめ

エニマリは自社のサービスのリリースだけではなく、こういった調査結果のリリースもたまにしていますね。おそらく自社サービス開発もこのような定量調査に基づいて行われているのかなと思います。

市川 貴之

この記事を書いた人
市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル業界で働く人のよりどころに」をビジョンに掲げ、ブライダルコンサルティング、ブライダル業界専門の転職支援サービスを運営しています。お仕事の依頼は「お問合せ」、転職のご相談は「ブライダル専門の転職相談」からお受けしております。

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