更新日 2021年01月21日

【プレスリリース考察】エニマリがオンライン接客ツールをリリース

ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、1/15に出た「結婚業界のDXを推進するオンライン接客ツール『ウェディングボード』β版リリース
〜1組1組に合った提案資料を手軽に作成・URLで共有でき、リアルタイムで新郎新婦と結婚式イメージを編集〜」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。

プレスリリースの概要

発信者 株式会社くふうカンパニー
配信日時 2021年1月15日 13時19分
URL https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000076.000046400.html
タイトル 結婚業界のDXを推進するオンライン接客ツール『ウェディングボード』β版リリース
〜1組1組に合った提案資料を手軽に作成・URLで共有でき、リアルタイムで新郎新婦と結婚式イメージを編集〜

くふうカンパニーグループにおいて、結婚にまつわる様々なシーンを「新しいカタチ」でお祝いし合えるサービス・メディアを展開する株式会社エニマリ( https://about.anymarry.com/ )は、結婚業界のDXを推進するオンライン接客ツールとして『ウェディングボード』β版をリリースしました。

1組1組の結婚式イメージや好みのテイストに合わせて実際の披露宴会場、料理、演出、装花、衣装、ヘアメイクなどの素材を豊富に盛り込んだ提案資料を、オンラインで手軽に作成できます。完成した資料はURLで共有できるため、新郎新婦がお使いのPCやスマートフォンなどから閲覧が可能です。さらに、オンライン通話をしながらリアルタイムで結婚式イメージを新郎新婦と一緒に編集することで、結婚式のイメージをすり合わせることができます。

昨年から継続する新型コロナウイルス感染症の影響により従来通りの結婚式の準備や開催自体が難しい今、より一層1組1組の新郎新婦に寄り添った丁寧な接客提案やフォローの重要性が増しています。『ウェディングボード』では、接客時に伝えきれなかった式場の魅力を伝えると共に、式場見学やブライダルフェア後にゆっくり検討をしたい新郎新婦に向けた提案活動をサポートします。

  • 『ウェディングボード』の開発背景

ウェディング総合情報メディア「みんなのウェディング」の取引先結婚式場415会場を対象に「成約前の新郎新婦へのフォロー状況」に関するアンケートを実施したところ、全体の60.4%が「御礼メールと見積もりの連絡以外は何もしていない」と回答し、「個別にカスタマイズした資料を送っている」が22.4%、「一律で同じ資料を送っている」が17.1%となりました。

また、「個別にカスタマイズした資料を送っている」と回答した会場に来店した新郎新婦からは、

「担当者の方から、自分たちに向けたオリジナルの提案書をいただきました。自分たちの理想のイメージと担当者からの提案が盛り込まれており、なかなかこれがしたい!といったことが思いつかなかった中で、とても参考になりました。

「どんな結婚式にしよう…とまだイメージが固まっていなかったのですが、短い時間のヒアリングで式のテーマを提案シートにまとめていただいて、具体的なイメージを想像することができました。そのようなスタッフのサービスもとても好印象でした。」

「とにかくたくさん提案してくれました。最後に提案シートという、まとめのようなものをくださってやりたいことが増えました。

といったコメントが寄せられており、要望に合わせて作成された提案資料を受け取った新郎新婦の満足度は高く、式場の好印象にもつながっている模様です。

  • 『ウェディングボード』の特徴

1)1組1組の結婚式イメージや好みをまとめたオリジナルの提案資料を手軽に作成できる
接客時にヒアリングした新郎新婦の実現したい結婚式のイメージや好みを基に、実際の披露宴会場、料理、演出、装花、衣装、ヘアメイクなどの素材を選び、テンプレートにあてはめるだけで、きれいにレイアウトされた1組1組オリジナルの提案資料がオンラインで手軽に作成できます。

2)提案資料はURLで新郎新婦に共有でき、リアルタイムで結婚式のイメージを一緒に編集できる
完成した提案資料は、新郎新婦に御礼メールを送る際などにURLを貼り付けて共有することができます。資料はPCやスマートフォンなどからすぐに確認できるため、会場の雰囲気や接客時に提案した結婚式の具体的なイメージを迅速に共有することができます。共有したページは新郎新婦と一緒に写真の追加・変更など、オンライン通話をしながらリアルタイムで作成・編集し、結婚式のイメージをすり合わせることが可能です。

3)アクセスログから新郎新婦の関心度がわかる
資料の閲覧状況などから、新郎新婦により適切なアプローチができることで、次回の接客や来店につなげることをサポートします。

—ここまでリリースから抜粋—

会社概要については、詳しくはリリースをご覧ください。

 

エニマリがオンライン接客ツールをリリースについて考察

と、上記のような接客ツールをリリースします、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。

オンライン接客ツールの概要と目的

結婚式場のオンライン接客に使えるツールで、ヒアリングした内容からお客様に合ったコンテンツを組み合わせてよりカスタマイズした提案資料を作成することができます。また、その資料を双方で見ながら(おそらく画面共有ではなくそれぞれで共通URLを見ながら通話する、というイメージ)、接客することも可能なようです。

細かな仕様で気になるところだと、

  • オリジナル提案資料の基となる初期設計はどのように行うのか?
  • テンプレートでせていできるアイテムはどのカテゴリで各何種類まで可能なのか?
  • 利用料金はいくらかかるのか?

などはありますが、個別の提案資料作成にかける時間よりはかなり時間も短縮されそうですし、顧客との情報連携も便利なので、これは広まっていきそうな気がします。

2021年のオンライン接客ツールはどうなる?

このブログを書いている時点ではコロナの感染拡大がどうなるかの見通しはかなり不透明ですが、オンライン接客は前年よりも浸透すると思っています。

今の一般的なブライダルフェアは約3時間でヒアリングから内覧、試食、見積り説明、その他とかなりボリューム満点なので、この中でオンラインでも実施可能なコンテンツ、例えばヒアリングやコンセプト説明、見積り説明などをオンラインで1時間、試食と内覧だけを来館して1時間、のような式場見学スタイルに変わっていくのではないでしょうか。

となると、最初のオンラインの1時間でどれだこ顧客の心をつかめるか、実際に見に行ってみたいと思わせるか、がかなり重要になってくるでしょう。

Zoomを使って話すにしてもより具体的なイメージを持ってもらうためにはどうしたらよいか、動画を流すのか資料にこだわるのか、など、このあたりのクリエイティブ力とプレゼン力の差は大きく業績にも影響してくるんじゃないかなと思います。

 

エニマリがオンライン接客ツールをリリースについてまとめ

こういったツールの登場は業界にとってもいいことだと思います(利用条件や利用料次第ですが)。顧客側のリテラシーは上がっていて慣れてきていますし、昔ながらのやり方に固執するのではなく積極的に活用していく人が増えていくといいなと思います。

市川 貴之

この記事を書いた人
市川 貴之

株式会社アナロジー代表。「ブライダル業界で働く人のよりどころに」をビジョンに掲げ、ブライダルコンサルティング、ブライダル業界専門の転職支援サービスを運営しています。お仕事の依頼は「お問合せ」、転職のご相談は「ブライダル専門の転職相談」からお受けしております。

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