
ブライダル業界で出たプレスリリースについて、概要と考察をまとめてみよう、という趣旨の記事です。今回は、12/17に出た「ブライダルフェアも“脱3密”が当たり前!ニューノーマルで体験する「アニヴェルセル史上最大級ブライダルフェア」開催」のリリースについて、内容の紹介と考察をまとめました。
プレスリリースの概要
発信者 | アニヴェルセル株式会社 |
配信日時 | 2020年12月17日 11時00分 |
URL | https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000145.000007963.html |
タイトル | ブライダルフェアも“脱3密”が当たり前!ニューノーマルで体験する「アニヴェルセル史上最大級ブライダルフェア」開催 |
■96,000組以上の実績を誇るアニヴェルセルが史上最大級のブライダルフェアを開催!
■“脱3密”選べる会場レイアウト、少人数向け、ペット婚、オンラインウエディングなど、多くのスタイルを用意した「ニューノーマルブライダルフェア」!
全国でゲストハウスウエディングを中心に、様々な記念日プロデュース事業を展開しているアニヴェルセル株式会社は、コロナウイルス感染拡大が長期化する中、「結婚式を挙げたいけど、どうしたらいいか分からない」というお客様のお声を受け、結婚式当日はもちろんのこと、ブライダルフェアも安心・安全に楽しんでいただけるよう、2020年12月19日(土)~2021年1月31日(日)までの期間限定で、感染症対策付きで体験するアニヴェルセル史上最大級のニューノーマルブライダルフェアを開催いたします。
■アニヴェルセル公式HP https://www.anniversaire.co.jp/
ニューノーマルブライダルフェア
アニヴェルセルは「幸せは、祝福されると記念日になる。」をコンセプトに、これまで96,000組以上のご結婚式をお手伝いしてまいりました。2020年はコロナ禍により、ご結婚式を行うべきか迷うお客様も多くいらっしゃいましたが、アニヴェルセルは感染症対策100項目を制定・実践することで、安心・安全なご結婚式をプロデュースさせていただいています。
このたび、「ブライダルフェアも安心・安全に!」をテーマに、アニヴェルセル史上最大級のニューノーマルブライダルフェアを開催いたします。新生活様式に合わせた少人数婚向けの年末年始特別企画や、“脱3密”選べる会場レイアウト、少人数向けファミリーウエディング、さらにはペットと一緒に楽しむペット婚、オンラインウエディングなど、選べるウエディングスタイルを多数ご用意。ぜひこの機会に、各店舗のHPをご確認いただき、ご来館くださいませ。
ブライダルフェア概要
■開催店舗:アニヴェルセル10式場(表参道/立川/ヒルズ横浜/みなとみらい横浜/柏/大宮/長野/白壁/大阪/江坂)
■期間:2020年12月19日(日)~2021年1月31日(日)
【フェア内容】
絶品!無料試食付きプレミアムフェア、まるごと花嫁体験フェア、こだわり叶える会場コーディネート相談フェアなど、お得なフェアをご用意しております。詳しくは各店舗のHPをご確認くださいませ。
■アニヴェルセル式場一覧 https://www.anniversaire.co.jp/halls/
≪特別ご招待状を兼ねた新聞折り込みチラシのご案内も一部実施します。ご見学の際はチラシをお持ちください。≫
新聞折り込みチラシお持ちの方限定特典
■来館特典:結婚予定のおふたりでご見学された方へカタログギフト(3,800円相当)をプレゼント!(毎日先着50組様)
■成約特典:挙式料全額無料!(約30万円相当) ※価格は店舗によって異なります。
アニヴェルセルブランドという信頼感
★プロのサービス日本一
「HRSサービスコンクール2020」において、ヤングプロフェッショナル部門金賞、敢闘賞、厚生労働大臣賞、最優秀企業賞の4つの賞を受賞!
■2020年3月4日(水)リリース『日本一!関東のブライダル企業で初の快挙!プロのサービスパーソン「国内No.1」を決定するコンクールにてアニヴェルセルが金賞含む4つの賞を受賞!』
https://www.anniversaire.co.jp/news/20200303_gold_release/
—ここまでリリースから抜粋—
会社概要については、詳しくはリリースをご覧ください。
アニヴェルセルのニューノーマルブライダルフェアを開催のリリースについて考察
と、上記のようなブライダルフェアを開催します、というリリースですね。では、このリリースからどんなことが考えられるのか、まとめてみます。
ブライダルフェアの概要と目的
今回のリリースには具体的なフェアの内容は書かれていませんが、ざっと各式場の現在登録されているフェアを見ると、昨年アニヴェルセルが提供し始めたコロナ対策、少人数レイアウト、ペット婚、オンラインウェディングなどを体験できる内容になっているようです。
目的はもちろんフェアのCVR向上で、ひいては会場集客増加が狙いでしょう。この1年でユーザー側が求めることはかなり変化し、会場に対して感染対策の実態や少人数とした場合の当日のイメージ感をつかめるかどうかなどがより強く求められるようになってきています。
今回のフェアはそれらのニーズへの対応も意図していると思います。
2021年のブライダルフェアは変わるのか?
結婚式そのものも少人数化、二部制開催、オンライン開催、ライブ配信などかなり変わりましたし、当日に至るまでの準備の方法もオンライン接客、オンラインイベントなど大きく変わりました。
最近は第三波といわれつつも以前のような式場に行って実際に見学するという方法(もちろん感染対策は徹底していることが前提)が増えてきており、果たして2021年はどうなるのか、といったところです。
個人的には「以前のスタイルに戻る」が有力だと思っています。理由はなんだかんだ言ってゼクシィが依然強く、媒体から探すスタイルが大きくは変わらない、であれば式場側もその前提でコンテンツを用意したほうがよく、それって何?となると以前のスタイルである。こんな感じです。
ただ、式場に行って毎回3時間拘束されるのつら…、とか、オンラインで説明会などをやっている会場の話をまず聞いていいと思ったところだけ行ってみよ、みたいなニーズは前年よりは確実に増えるので(仮にコロナワクチンなどが開発されて今より状況が落ち着いたとしても)、大勢としては以前に戻るですが、他の探し方ニーズにも対応していかないと総数が依然と同じレベルまで戻ることはない、といった感じになると思います。
アニヴェルセルのニューノーマルブライダルフェアを開催のリリースについてまとめ
ニーズの多様化、のような言葉はよく聞かれますが、これってチャンスでもあり式場側は大変なんですよね。雑誌はもちろんネットの更新も必要、Instagaramの更新も今では必須、さらにオンライン対応までやらないとだめ、となると相当な負荷になりますからね…。
これらの対応を現場のプランナーがすべて兼務で行うのはかなり大変なので、より効率的なオペレーションや組織設計が必要になると思います。