1日の家事が1時間でできるなら、結婚式も効率化できるんじゃないか?と考えてみた

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結婚式をどこまで効率化することが可能か?_サムネイル

少し時間たってしまいましたが、先日「1日の家事は1時間」という内容のツイートがきっかけで様々な議論が起こりました。この件に関しての意見は特にないのですが、「当たり前だと思っていることに対してテクノロジーを駆使して発想を転換すれば圧倒的に効率化できる」ここがこの件のキモだと捉えた場合に、結婚式もこの発想で考えてみたらどうなるかな?と思ったのが今回の記事の趣旨です。

1日の家事1時間ツイートとは?

概要

ここは本題じゃないのでサラッといきます。

ZOZO執行役員の田端信太朗さんの上記ツイートがきっかけで起こった、1日の家事は1時間でできる vs できるわけないだろ(怒)という主婦層、という構図の議論のこと。詳しくは下記の記事などをご覧ください(いずれも外部サイト)。

この議論の解釈

  1. 現代のテクノロジーをフル活用する(ダイソン、amazonフレッシュ、など)
  2. 真心とか思いやりとか「感情」の部分を無視して合理性で判断する(子供の弁当に冷凍食品とサトウのごはんはかわいそう、みたいな議論は根拠ないよね、など)

この2つを突き詰めていくと、平均8時間と言われている家事も1時間でできるよって言うことを例示している、と捉えています。ちなみに、この件について私自身は家事に自信があるわけでもないので、家事は1時間でするべきだ!とももっと手間暇かけるべきだ!とも思っていません。

で、この記事の本題は「結婚式もこの議論と似たようなこと起こってない?」って思ったことです。

  • テクノロジーの導入が全然進まない(というか拒絶している感まである)
  • おもてなしの精神とか礼儀やマネーといった非合理の判断基準(営業手法?)が多い

この一見のやり取りを見ていて、ブライダル業界も似ているなぁと思うところが多かったのでこの記事を書いてみた次第です。

 

結婚式も合理的に効率化できるか(アイテム編)

「テクノロジーの活用」と「非合理の排除」この2つの観点から、改めて結婚式について考えてみます。なお、家事議論でも暴論的な1時間理想論を言っているのではなく、ちゃんとどうやったらできるのかまでエビデンスをある程度は出しているので、今回も結婚式としてのコアな部分はちゃんと残し、実現可能性のあるような内容にします。先ほどの3分弁当も、弁当箱に梅干し入れて終わりって言ってるわけじゃないですからね。では、行きます。

料理

一般的なフレンチコース料理ではなく、ビュッフェスタイルまたは大皿料理とかにすると半額くらいにはなります。一般的なコース料理単価は15,000円程度、ビュッフェまたは大皿だと6,000円~8,000円前後の価格設定をしていることが多いですね。人数70人なら70名×7,000円=約50万円分、抑えることができます。

飲料

シャンパンをスパークリングワインにすると、1本あたり約3,000円程度は下がります。70名なら約10本発注なので、3万円ほど。

お花

会場装花は造花にすると半額くらいになることが多いです。会場によって幅が大きいところですが、100,000円前後の抑制は可能かと。

ブーケは、minneCreemaなどのハンドメイドサイトで購入すると、ピンキリですが1つ3,000円~10,000円くらいのものが多いので、一般的な定価の30,000円~50,000円と比較すると80%くらいは抑えられます。

ドレス

レンタルだとウェディングもカラーも1着200,000円~300,000円程度なのでお色直しするとこの倍くらいかかりますが、自分で探して購入すると半額くらいにできます。

会場費・挙式料

ほぼ効率化できるところはなし。

映像系アイテム

プロフィールやオープニングなど披露宴中に流す映像のことです。定価だと50,000円前後の設定が多いですが、ココナラなどで制作を依頼すると半額くらいにはできます。ただ、当日エンドロールはさすがに無理。

引出物

後述しますが、ご祝儀を10,000円とかでも持ち出し変わらないので、なしでいいんじゃないかと思いますね。持って帰るの大変だし。

ペーパーアイテム

招待状は、DEARWeddingdayなどのWEB招待状を使えば7,000円とかでいけるのでこれも半額くらいにはなります。

結婚式をどこまで効率化できるのか?_アイテム編

一般的な結婚式で使うアイテムをすでにある最新サービスを使ったりいつもとは違う内容のアイテムを選ぶことで、約46%くらいは予算面で抑えることができると思います。

 

結婚式も合理的に効率化できるか(オペレーション編)

次に、結婚式場探しから当日を迎えるまでの新郎新婦やゲストの負担を効率化できるかも考えてみます。直接的なコストではないですが、時間を取られるというのは目に見えない大きなコストになります。

準備にかかる新郎新婦の負荷

結婚式場探しから結婚式当日を迎えるまでにしなければいけないことは実は山ほどあります。

  • 結婚式場のピックアップ:主にネットメディア、SNS
  • 結婚式場の見学:約3時間/回×平均3会場
  • 結婚式の打合せ(結婚式場に行く):4回~5回×3~5時間
  • 衣裳の打合せ(ドレスショップに行く):2回×2時間
  • ゲストとのやり取り:招待、出欠確認、受け付け、挨拶のお願い、など
  • 当日:ご祝儀の管理
  • その他:自分たちですると決めたこと(ウェルカムボードつくるとか、ドレス探すとか)、席次を決める、など

普通に50~60時間くらいは取られると思います。こだわる人ならもっとかも。

結婚式場探し

膨大な情報量から探すのは大変なので、特にこだわりがないのであれば提案型のプラコレとかゼクなびとか使うといいと思います。多少は営業感あふれる提案されますが…。

結婚式場への訪問

結婚式場での打合せは、正直、全部訪問しなければ話せない内容ってことはないと思います。なので、ZoomとかSkypeとかを使ってオンライン打合せでも十分かと。個人的には招待状打合せとかはオンライン講座の通信スクールのような動画見せるだけでもいいと思っています。

結婚式準備のタスク管理

やらなければいけないことが膨大なんですが、何がつらいってそれをだいたいメールか紙でプランナーから渡されて指示されること。呼ぶゲストのピックアップ、席次決め、列席衣装・美容の申込、などなど。タスクをキチンと可視化して管理できればかなり楽になると思うのです。タスク管理ツールを普段から使い慣れているなら、TrelloとかBacklogとかJootoとかで最初に作っちゃうといいと思います。

ご祝儀

先ほどの内容の結婚式であれば、一般的な相場価格のご祝儀3万円をもらうと普通に黒字なので、ご祝儀10,000円とかでいいと思います(というかそれだともはや会費制ですが…)。

あと地味に大変なのが、当日までにご祝儀を準備するゲストと、当日受付で受け取って披露宴中に大量の現金を見ておかなければいけない親族。なので、事前に決済しておいて、当日はキャッシュレスというのがいいと思います。たぶんこれから主流になっていくでしょうし。

こういう事例も増えていくでしょうし、ご祝儀は現金でなければ気持ちがこもっていない!みたいな意見も今後へ減っていくと思います。

結婚式をどこまで効率化できるのか?_オペレーション編

 

結婚式の効率化まとめ

ブライダルでも最近はけっこういろいろなサービスが出てきたり、他業界のツールをうまく活用できそうだなと感じることは多いのですが、いかんせんこういった情報が出てきにくいのと、結婚式場のプランナーが推奨することがほとんどないので浸透には時間学科っているのだと思います。

また、結婚式は家事と違って「やらなければいけないもの」ではなく、ここまで効率化してやるくらいならやらなくてよくね?って考える人も多そうだなと思いました。なので、出来なくはなさそうですが、ニーズあるかは不明ですね。

ただ、オリジナル~とか世界に1つの~とかお二人だけの~とかに傾倒しすぎな感がある最近のウェディングトレンドにおいて、こういう切り口で攻めていく人(フリープランナーとかプロデュースサービスなど)がいてもいいような気はします。

 

おわり

 

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