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使える例文付き!ブライダルの面接で短所をポジティブに伝える方法

公開日 2019/12/24
ブライダルの面接で短所をポジティブに伝える

自分がどのような人間で、どのような長所と短所を持ち合わせているのかを伝える面接では、いかに企業にとってあなたという人材が必要であるかをアピールすることが大切です。長所は上手くアピールできても短所はアピールしづらいと感じる方もきっと多いのではないでしょうか。今回はブライダルの採用面接において、短所をポジティブに伝える方法を紹介します。面接対策にぜひ役立ててください。

面接において意外に注目されている「短所」

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面接をする側にとってみれば、「長所は上手くアピールできて当たり前だけれど、短所をどのように伝えてくるのか」は注目ポイントです。

「自分のこういう所は誰にも負けない!」と長所を伝えることが得意な人は多いですが、短所を伝えるのはやや難しいところ。短所を聞かれた場合には、短所を短所のまま伝えてしまうとイメージダウンにつながるため、イメージを損ねないように工夫する必要があります。

短所を伝える際にはスキルが必要で、面接官はそのスキルに注目しているため、面接においては短所をどう伝えるかが重要なポイントとなるのです。

ブライダル業界で働く上で求められる3つの資質

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短所を伝える際には、その短所を伝えたことにより、「ブライダル業界に合わない」と判断されないように細心の注意を払う必要があります。そのためにも、ブライダル業界にで仕事をするにあたり求められる資質を知っておくことは非常に重要です。

ここではブライダルに関わる上で欠かせない3つの資質を紹介します。

1.お客様のために尽くすおもてなし精神

結局はお客様のためにどこまで尽くせるか、がウェディングに関わる上で一番重要と言っても過言ではありません。一生に一度の結婚式です。お客様の想いはとても強く、ときには難しい相談をされることもあるでしょう。

どんなときにも、お客様が最高の結婚式を挙げられるよう全力でおもてなしする、言わば「圧倒的なおもてなし精神」がブライダルには欠かせない資質です。

2.何があっても折れない強い精神力

お客様の思い入れが強い結婚式だからこそ、ときにはお客様に厳しい言葉をもらってしまうこともあるでしょう。無いに越したことはありませんが、ブライダル業界においてクレームは避けて通れないものです。ちょっとしたお叱りの言葉でいつまでも落ち込んで仕事に身が入らないような弱い精神力では到底ブライダル業は務まりません。

何があっても折れない「強い精神力」を持ち、クレームが起こったときにも瞬時に巻き返せる人こそ、ブライダルに必要な人材だと言えるでしょう。

3.結婚式という価値の大きな商品を販売する営業力

ブライダルは、結婚式を商品として扱う業界です。まずはお客様に魅力的に結婚式場について語り、その価値を理解してもらい契約してもらうことから始まります。ウェディングプランナーの仕事は、結婚式のプランニングだけでなく、このようなセールスの部分も含まれるため営業力は必須です。形のないものだからこそ、強いプレゼン力が必要になります。

結婚式を魅力的に語り販売する「営業スキルの高さ」もブライダルには欠かせない資質です。

ブライダルの面接で短所をポジティブに伝える3つの具体例

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ブライダル業界で働くために必要な資質を理解いただいたところで、ここからは具体的に面接時に「短所をポジティブに伝える方法」について紹介します。よくありがちな短所を例に挙げているので、それぞれの短所をどのようにして「短所として伝わらない」ように工夫しているかに注目して読んでみてください。

例①:短所「他人のことに介入しすぎて世話を焼きすぎてしまう」

世話焼き、というところを短所として挙げる場合は、世話焼きであることを「面倒見が良い」という長所として伝えるようにしましょう。例文は下記のとおりです。

「私の短所は、他人のことに介入しすぎて世話を焼きすぎてしまうところです。人のためになるならと、自ら積極的に先回りして他人を助けようとしたり、聞かれる前からアドバイスをしようとしたりしてしまいます。もともと、人が好きなのでつい気になってしまうのです。

ブライダルに関わる仕事をする上では、この短所を逆に活かして『お客様が望む最高の結婚式』をお客様に寄り添い作り上げていければと思っています。」

例②:短所「あきらめが悪くどうしてもひとつのことに執着してしまう」

あきらめが悪い、というところを短所として挙げる場合は、あきらめが悪いことを「忍耐力がある」という長所として伝えるようにしましょう。例文は下記のとおりです。

「私の短所は、あきらめが悪くひとつのことにこだわって執着しがちなところです。これをやろうとひとつ決めると、それがたとえ上手くいかなくても、時間がどれだけかかろうとも、簡単にはあきらめることができません。

ブライダルに関わる仕事をする際には、あきらめの悪さを忍耐力の強さとしてプラスに活かしていくことができればと思っています。お客様が満足できる結婚式を挙げることをゴールに設定し、とことんそこに執着して良ければ幸いです。」

例③:短所「神経質なところがあり細かいことを気にし過ぎてしまう」

神経質、というところを短所として挙げる場合は、神経質であることを「几帳面である」という長所として伝えるようにしましょう。例文は下記のとおりです。

「私の短所は、細かいことを気にして何度も何度も確認をしてしまう神経質なところです。周りから『そんなに確認しなくても』と言われてしまうほど間違いを恐れてしまうところがあります。ですが、神経質であることは几帳面であることとよく似ています。決して間違いのあってはならない、一生に一度の結婚式に関わるブライダルのお仕事には、私の几帳面なところがきっと役に立つと思います。」

ブライダルの面接でなるべく言わない方が無難な短所とは

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短所をポジティブに伝えることが大切だということは先ほどお話しした通りですが、ブライダル面接においてはなるべく避けた方が良い「短所」があります。ここで3つの避けるべき短所を紹介しておきましょう。

①気が短い・怒りっぽい

ブライダルで仕事をするには、お客様の願望やリクエストがどれほど現実的でなくても、それをなるべく形にすることが重要です。「そんなのは無理だ」とすぐに投げ出してしまったり、「こんなわがままなリクエストには付き合いきれない」と嫌な顔を見せてしまったりするのは論外です。

短気であることを短所として述べる際にはイメージダウンにならないよう、細心の注意を払いましょう。なるべくなら避けた方が無難です。

②我が強く自分の想いを押し通そうとする・頑固

お客様が何を求めているかを理解し、気持ちを汲み取っていくことが重要なブライダルでの仕事には、柔軟性がとても重要です。自分の想いを押し通そうとする、人の話を聞かないところがある、などの短所は言わない方が良いでしょう。

特にウェディングプランナーを目指すには、頑固であるという要素は好ましくありません。

③落ち込みやすい・気が弱い

失敗をしたときや、お客様の要望を叶えられなかったときに、毎度いつまでも落ち込んでしまうようでは、ブライダルでの仕事は務まりません。失敗しても気持ちを切り替えて、すぐに前を向きお客様に今できることが何かを考える、そんなメンタルの強さがウェディングプランナーには必要です。

気が弱く落ち込みやすいという短所は、面接の際にイメージダウンになりがちです。なるべく避けるようにしましょう。

長所を6割、短所を4割のバランスで話す

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面接で「あなたの長所と短所を教えてください」と言われた際には、長所と短所のバランスを6対4くらいの比重で話すのがコツです。短所はあくまでも短所なので、長々と話すことで「短所のイメージ」を面接担当者に強くイメージ付けてしまうことになりかねません。

逆に、短所を極力語ろうとせず、長所ばかりを押し売りするのも良くありません。長所と短所を話す際には、両方をきちんと話すことが大切です。その上で長所の方がより強く印象に残るよう、ボリュームを多めに話すと良いでしょう。

ブライダルの面接で短所をポジティブに伝える方法まとめ

誰にでも短所はあります。面接の際には、その短所をいかにして伝えるかが非常に重要なカギとなります。ブライダル業界で働く上で、その短所が障害にならないかを考えてみるといいでしょう。短所は伝え方によっては長所にさえ変えられます。上手く自分の弱みを強みに変えて、面接官に良いイメージを持ってもらいましょう!

Wedding Me Career

Wedding Me Career編集部
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