HAKUの特徴とは?ビジネスモデルを図解してみた

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HAKUのビジネスモデル図解サムネイル

事業のビジネスモデルを理解することは、その事業やサービスがなぜつくられたのか、どんなことを強みとしているのかを体系的に理解でき、事業開発や個人の知識習得でとても勉強になります。ブライダル業界の中でも様々な特徴的なサービスがあり、その仕組みや違いを知ることで見えてくることも多いと思います。そこで、今回は「最高のオリジナルウエディングのプロデュースサービス」のHAKUのビジネスモデルを図解してみました。


HAKUとは?

株式会社スペサンが運営する、オリジナルウエディングを提供するプロデュースサービスです。ディレクターとデザイナーが1つのチームとなり、コンセプトや演出プラン、 空間やアイテムのデザインを創ることが特徴で、元リクルートの方や元DeNAの型など様々な領域で経験を積んだメンバーが揃っています。

HAKU

Webサイト https://haku-cb.com/
運営会社 株式会社スペサン

では、このサービスのビジネスモデルを図解してみます。

 

HAKUのビジネスモデル

HAKUのビジネスモデル図解

2015年の設立とプロデュースサービスの中では比較的新しい方ですが、いろいろなメディアやサイトでよく見かけるので、事例紹介(/Works)のボリュームを見ても最近伸びてきているのかなと思います。

基本的なビジネスモデルは一般的なウェディングプロデュースサービスと同じで、ユーザーからもらうプロデュースフィーが主たるマネタイズポイントになっていると思います。そのため、プロデュース組数をどうやって増やしていくかが事業成長に直結します(事業成長を目指しているかはさておき)。

結婚式は会場をまず決めてその会場が用意する商品を選んで決める、というのが今でも一般的ですが、HAKUのプロデュースは契約前に提案を受けることができます。ユーザーからすると「とりあえず会場だけ見て決めて具体的な内容は後で」というフローに比べて、コンセプトや具体的な内容を契約前にイメージできるというのは大きなメリットです。後になってから「こんなはずじゃなかったのに!」ということが起こりにくいですからね。

一方、プロデュース側からすると契約までにかかる工数が通常の新規接客の何倍にもなるので、事業運営上はその分大きな負担となっているはずです。ただ、そこはHAKUのウェディングプロデュースへのこだわりが一番現れているところだと思いますし、その負担を背負ってでも創りたい結婚式を実現している、だから人気が出ているんじゃないかなと思います。

 

今後の展開の予想

最後に、これから先にHAKUがどのようになっていくのかについて予想してみます。

事業のマネタイズポイントは先ほども書いたようにお客様からの結婚式費用(またはプロデュースフィー)となるので、以下のようになっているはずです。

  • 売上=施行組数×組単価(またはプロデュースフィー)
  • 施行組数=集客数×成約率

そのため、もし今後売上を伸ばすことを目指すのであれば施行組数を増やすか組単価を上げることが必要、施行組数を伸ばすためには集客数か成約率を伸ばすことが必要になります。組単価と成約率は現サービス形態を継続するのであれば今から大幅に伸ばすことは難しいですから、現実的には「集客数をどこまで伸ばせるか」がポイントになると思います。

プロデュースサービスは基本的に媒体出稿はできませんので、集客導線は以下のようになります。

  • WEB上で集客→サイト来訪→CONTACT→接客→成約

となっているはずです。入り口である「WEB上で集客」の主な手法は

  • マス広告→指名検索を増やす
  • SEO→流入を増やす
  • ウェブ広告(リスティングやSNS広告)→CVを獲得する
  • SNS運用→ファンを増やす→流入を増やす
  • 記事広告など→認知を広げる
  • 広報活動(TVや雑誌などの取材を受ける、プレスリリースを出すなど)

などがありますので、これらの施策の1つ1つを突き詰めて実行していくことが必要になるはずです。

ウェブサイトを見ると一通り実行しているようにも見えるのですが、SEOはブログ(サブドメイン)で外部ライターのコンテンツ制作を始めたけど成果でなくてやめたように見えますし、アフィリエイトもタグはあるけど広告は出されていないなど、各施策の効果について思考錯誤されているのかなと思います。ただ、会社規模的にもそれぞれの施策を全部緻密にやり切るというのは難しいと思いますので、まんべんなく少しずつやるよりは、Instagram運用とかリスティング運用など施策を絞って、太い集客の柱をまず作ることが大事になるかなと思います(すでにあるかもしれませんが…)

ウェディングプロデュースサービスは今後も事業者がどんどん増えていくと思いますし、競争も激化していくでしょう。今後どのようなポジションを確立していくか気になるところですね。

 

HAKUのビジネスモデルについてまとめ

HAKUのビジネスモデルについて、簡単にまとめました。今後どのような事業成長を目指しているのかは私にはわかりませんが、次はどんなことを仕掛けてくるのか、業界全体にどんなインパクトをもたらしてくれるのか楽しみです。

 

【参考書籍】

今回の記事で書いたビジネスモデルは「ビジネスモデル2.0図鑑」を参考にして作成しています。ビジネスモデルを体系的に理解するのでとても勉強になりますし、ブライダル業界以外の様々なサービスの仕組みや特徴を知ることができるのでオススメです。

ビジネスモデル2.0図鑑

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