【LPO】結婚式場集客で的確に予約をつなげるためのランディングページとは?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
結婚式場ホームページのLPOのポイント

デジタル広告は年々多様化してきており、リスティング広告やSNS広告だけでなく、ネイティブ広告、インストリーム、動画など様々なフォーマットでの出稿が増えてきています。ブライダル業界も同様で、近年は特にデジタル広告に予算を投下している会場も多いでしょう。一方、これらの運用型広告の効果を高めていく際に重要なのに対策を忘れがちなのがランディングページの最適化(=LPO)。広告運用を精緻に実行したとしても、すべて結婚式場ホームページのトップに遷移させていてはなかなか思うような結果を得られないことも多いと思います。そこで、今回の記事では「ランディングページの最適化」についてまとめました。デジタル広告でうまく成果を残せていない集客担当者の方に、参考になればと思います。

LPOとは?

LPOとは「Landing Page Optimization」の頭文字を取ったものであり、リスティング広告やSNS広告などからウェブサイトにアクセスしたページ(ランディングページ)を改善し、CVR(コンバージョンレート)を最大化する施策のことを指します。一般的に、ランディングページ最適化とも言われ、こちらの意図するコンバージョン(ブライダルフェア予約や資料請求などの、ホームページ上でユーザーに期待するアクション)に到達する確率を高め、広告費の費用対効果を最大化し、集客ボリュームを増加させることが目的です。

結婚式場ホームページのLPOとは?

LPOの基本的な考え方としては、

  1. 流入経路や広告のクリエイティブ、配信条件ごとのユーザー属性に合わせたテキストやクリエイティブを用意する
  2. 遷移前の広告との親和性を高める
  3. ページ途中での離脱を防ぐ
  4. 効率的に誘導しコンバージョンまで遷移させる
  5. その結果、広告の費用対効果を最大限に高める

このような順番で考えていきます。

ここ10年ほどでリスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告などのデジタル広告はその種類、配信量とも爆発的に伸びてきており、様々な意図のユーザーが様々なチャネルを通じてサイトに遷移してくるようになりました。各種デジタル広告の運用に関するノウハウもたまってきており、セグメントの最適化や広告クリエイティブの改善を日々行っている会社も多いでしょう。

一方、流入施策を突き詰めて実行し最適な方法で自社ホームページに誘導してきたユーザーも、遷移前に見てきた(クリックした)広告テキストやバナーのイメージと、ランディングページの内容に相違があったり適切でなく、ユーザーが期待した情報が見つけられなかった場合は、すぐに戻って検索し直したり、広告をクリックする前にいたサイトにすぐに帰ってしまいます。せっかくコストをかけてユーザーを誘導してきたとしても、期待する情報がないサイトだと判断されてしまえば、すぐに離脱してしまいサイト本来の目的である来館予約や資料請求の獲得にはつながらなのです。

GoogleやYahoo!などの検索エンジンからの自然検索の流入の場合は、検索意図に最適化されたページが自動で表示されるので一般的に意図と全く異なるページが出てくることは少ないですが、デジタル広告の場合は広告主側でランディングページを自由に設定できるので、よりLPOの重要度が高くなります。

このように、通常の直帰率が50%以上にも上ると言われる広告のランディングページを改善し、コンバージョン率(最終的なアクションに至る率)を向上させるLPOは、非常に重要なマーケティング施策だと言えます。では次に、結婚式場の集客について考えた場合、どのようなケースでランディングページを設けたらよいかを解説します。

 

ランディングページを設けるべきケースとは?

結婚式場で公式ホームページを持っているところがほとんどだと思いますが、広告用のランディングページを用意している会場、さらにいうと広告経路ごとの専用ランディングページを持っているところは多くはないのではないでしょうか。先に言っておくとランディングページは必ず用意すべき、というものではないです。ただ、特定条件の集客施策を実行する場合はホームページのトップに遷移させるよりも専用のランディングページに遷移させた方が効率的であり、具体的には以下のような施策を実施するケースです。

デジタル広告を実施するケース

リスティング広告やFacebook広告、ディスプレイ広告などを結婚式場単位で運用する場合、当然ですが目的は来館予約や資料請求などコンバージョンの獲得です。デジタル広告を実施する場合は、サイトに遷移してきてからコンバージョンまでの距離が極力近い方がユーザーが迷わずCVRが高くなりやすいので、一般的に広告用の専用LPを用意するケースが多いです。トップページはサイト内の各コンテンツへのリンクが集まる場所なのでユーザーの興味が分散しやすく、そのままコンバージョンを獲得するのはあまり向いていないのです。

独自のキャンペーン企画を実施するケース

結婚式場で期間限定のキャンペーンやイベントを開催するなど、通常のホームページコンテンツとは別の切り口の企画を実行するときは、専用のランディングページを制作したほうがいいでしょう。「オープン1周年記念!2週間限定のビッグブライダルフェア」や「●月●日開催!△△迎賓館ブライダルフェスタ」といったような企画のイメージです。

その場合のランディングページへの流入経路はデジタル広告に限らず、SNSの投稿、記事広告、外部サイトからのリンク、プレスリリースのリンクなど多岐にわたると思いますが、ホームページのお知らせやInfomationなどで書くだけではなく、その規格専用のランディングページを設けるべきだと思います。

外部企業とのタイアップなど通常集客とは別経路の企画を実施するケース

独自のキャンペーンと似ていますが、複数会場を運営している会社であれば企業全体またはブランド全体でキャンペーン企画を実施する場合もあると思います。例えばエスクリのプリンセスブライダルフェアはディズニーとのコラボですし、単独の式場ではない企画の時も設定したほうがいいでしょう。

他にもSNSハッシュタグキャンペーンをする、アニバーサリーイベントを実施するなど独自企画を実行する際にランディングページを用意することもあるかと思いますが、より直接的にコンバージョン獲得を目的とするケースとしては、上記の3つのパターンがメインとなると思います。

ランディングページを設定したほうがいいケース

続いて、これらのケースでランディングページを作る場合にどのようなことを意識したらよいか、LPO施策の具体的なポイントについて解説します。

 

ランディングページを作る・改善する際に意識すべき4つのポイント

LPOの基本ポイントを具体的に解説します。これからランディングページを新たに制作する場合、またはすでにランディングページはあるけど期待する成果を出せていない場合などに参考にしてもらえればと思います。

1.広告クリエイティブとランディングページのファーストビューで訴求内容をそろえる

デジタル広告経由でランディングページに遷移してくるユーザーは、その広告の訴求内容に興味を持ってクリック(スマホならタップ)しています。広告のクリエイティブには

  • リスティング広告のようなテキスト
  • ディスプレイ広告のようなバナー
  • FacebookカルーセルやCriteoのような複数のバナー
  • Youtube広告などの動画

などいくつかのバリエーションがありますが、いずれにせよ、広告に設定しているキャッチコピーであったり、商品の画像であったり、フォントや色などのデザインと、ページを訪れたユーザは、最初に目に留まる領域「ファーストビュー(FV)」で表示する内容はできる限りそろえるようにしましょう。

例えば以下のケースでは、期待した内容と異なるので直帰率が高くなりがちです。

  • 会場の外観写真を使ったバナーをクリックしたら、FVがチャペル画像だった
  • 白色ベースの華やかなバナーをクリックしたら、黒背景の重厚感のあるページだった
  • 「今月限定お得キャンペーン開催中!」というリスティング広告をクリックしたら、FVのテキストが「顧客満足度95%!」だった

上記の例は広告設定側の問題であるものも多少含みますが、広告クリック時の期待と異なる内容だと、あれ?間違ったかなと思われてしまいがちで、すぐに離脱する可能性が高くなります。せっかく訪問してくれたユーザを逃さないためにも、広告の訴求内容とランディングページのFVで訴求内容をそろえ、ユーザーの期待を裏切らないようにしましょう

2.ファーストビューで興味を惹く

ウェブサイトに訪問してきたユーザーは、そのページのFVを見て自分に必要な情報であるか判断し、そのページにとどまるか離れるか決断すると言われています。時間にすると約5秒。クリック→ロード→パッとみてもっと読むかどうかを判断する、ほんとに一瞬です。先ほど挙げたポイントである「広告で訴求した内容とズレていないか」ということだけではなく、さらに「いかにユーザの心に刺さる魅力的なファーストビューにするか」も非常に重要なのです。訴求する内容は、

  • わかりやすく魅力的なキャッチコピー
  • 独自性の高い写真・画像
  • 低価格、高い顧客満足度など定量的なデータ

などテキスト、画像、数値など何でもいいのですが、ユーザーが興味を持つことを最初に・シンプルに訴求することで、直帰率改善・コンバージョンアップの重要なポイントとなるのです。いきなりサビから始まる歌、みたいな感じですね。

3.ページの読み込み速度を上げる

これはサイト制作上のテクニカルな話になりますが、ページの読み込み速度をできるだけ早く設定しましょう。特にスマホユーザーは読み込み速度が遅いとストレスを感じやすく、離脱してしまう可能性が高くなってしまいます。具体的なデータとして、操作開始時間が1秒のサイトと3秒のサイトを比較しても、3秒のサイトは1秒のサイトに比べ、ページビューが22%低下、コンバージョン率は38%低下、直帰率は50%上昇してしまうというデータもあるほどです(参照記事はこちら)。

このようなデータが示すように、ランディングページの表示速度の高速化は直帰率の改善、コンバージョン率の増加にとても重要なポイントとなりますので、ページの読み込み時間が3秒以上かかるようであれば、読み込み速度の高速化に取り組みましょう

ちなみに、私が表示速度が爆速だと思うのは以下の2つのサイト。マジで速いので見てみてください!

4.スマホ対応のページにする

ランディングページを作る際はスマホ最適化は必ず行いましょう。スマホ専用のページを作るでもいいですし(ただし、この際はデジタル広告の出稿デバイスをスマホのみにすることを忘れずに!)、レスポンシブデザインにしてもいいですが、特に近年はスマートフォンの利用率の増加に伴い、スマートフォンに対応しているかどうかも重要なポイントとなってきています(最近ではスマホ対応されていないページはほとんど見なくなりましたが…)。

余談ですが、自然検索においてもGoogleでは「モバイルフレンドリー」という考えを提唱しており、スマホ対応しているサイトがモバイル検索結果で優遇されやすくなってきています。このようにスマホ対応することはモバイルでのユーザビリティ向上に加え、SEO対策としても取り組んでおきたい課題といえます。スマートフォンユーザにとって使いやすいサイトかどうか無料でチェックをしてくれる「モバイルフレンドリーテスト」もGoogleからリリースされているので、ぜひ活用してみてください。

結婚式場ホームページのLPOの具体的なポイント

 

LPOを実施する方法

ここまで、具体的な改善ポイントについてまとめてきました。最後に、ランディングページを改善していく具体的な方法についてまとめます。

自社でランディングページを修正する

ランディングページの改善ポイントが明確で、確実に行ったほうがいいだろうと言う場合はすぐに修正したほうがいいでしょう。自社で改修する場合はスピード感を持って取り組める、運用ノウハウがたまることがメリットになります。一方、注意すべきはポイントとしては

  • 開発を外注している場合は都度コストが掛かる
  • あまり頻繁に変えすぎると正しい効果検証が難しい
  • 改修・変更履歴をきちんと残しておかないと、一番良かったLPがどれだったかわからなくなる

といった点があるので、よほど改善に自信がある場合以外はあまりオススメではありません。

LPOツール/LPOサービスを使う

LPOツールとは、簡単に言うと細かなLPO施策を簡単にできるようになるツールのことです。個別に開発する方法と比べてLPOツールは「導入が簡単」、「運用スピードが速い」、「コストメリットが高い」といった点がメリットで、月々数万円~でランディングページの変更やA/Bテスト、効果検証ができます。ツールについての詳細説明はここでは割愛しますが、代表的なLPOツールとしては以下のようなものがありますので、興味があればご覧ください。

Kaizen Platform(カイゼン プラットフォーム)

KaizenPlatform

  • デザインスキルを有する世界中のグロースハッカーが改善を後押ししてくる
  • 導入が簡単
  • 専任のサポートチームつき

【KaizenPlatformのサービスサイトはこちら】

カイゼンプラットフォーム(以下、KP)は正確にはLPOツールではありませんが、非常に有名なサービスなので紹介します。KPにはフリーランスのグロースハッカーが数多く登録しており、依頼主はグロースハッカーからサイトの改善案を提案してもらい、その中から実際に発注することができます。また、JavaScript を一行埋め込むだけなので導入も簡単ですし、専任のサポートチームが導入から運営までをサポートするので、運用は安心です。

 

DLPO

DLPO

  • 日系ベンダーなので操作性がよく日本語対応も〇
  • 高速テスト×パーソナライズでCVR最大化
  • 多数のWEBプラットフォームと連携

【DLPOのサービスサイトはこちら】

DLPOは、2005年からサービスを提供している歴史あるLPOツールで、大手企業のサイトを中心に700社以上の導入実績があります。カスタマーサポートも充実していて、初めてLPOツールを利用する場合などにオススメです。

Gyro-n(ジャイロン)

Gyron-LPO

  • ユーザーに合わせた訴求で的確に誘導
  • アクセス解析の手間を削減
  • 新たなページ作成の手間を削減

【Gyro-nのサービスサイトはこちら】

Gyro-n LPOは、ユーザーの属性や行動履歴、閲覧状況に合わせて、複数のコンテンツ差し替えを行い、CVRに応じてその中から効果の高いものへ最適化します。既存のページにタグを挿入するだけで表示切替えが可能と導入も簡単で、LPの新しい作成も不要です。

 

まとめ

LPOについて、概要や具体的な改善ポイント、方法をまとめました。繰り返しになりますが、様々な施策を企画・実行しても遷移先がホームページのトップだけ、という状態では成果の最大化は難しいです。ランディングページの最適化、と聞くと難しそうな印象もありますが、最近では簡単にテストや修正ができるツールも充実しているので、この機会にぜひ一度検討されてみてはいかがでしょうか?

 

おわり

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

ブライダル企業の課題を解決する!法人向けソリューションサービス一覧はこちら

ブライダル業界の課題を解決する様々な法人向けサービスをご紹介しています。

 ●集客改善ブライダルコンサルタント

 ●総合ブライダルコンサルタント

 ●ITシステムソリューション

 ●新規/打合せの担当・接客代行

など、今後も随時追加予定です。業績改善や新規事業の企画などにぜひご相談ください。


ブライダル業界の法人向けサービス一覧はこちら

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*