結婚式場がウェディングプランナーを外注するメリットとデメリット

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結婚式場がウェディングプランナーを外注するメリットデメリット

働き方改革の影響もあり、最近では起業・独立をする人、副業を始める人など、これまでのように1つの会社だけに所属しない自由な働き方をしている人が増えてきています。このような背景から結婚式場側からするとプランナーをはじめスタッフ確保の難易度は年々高くなってきており、採用が経営の最重要課題となっている会社も少なくないと思います。一方、ここ数年フリープランナーが増えてきていますが、自分で集客できてしっかりと生計をたてられている人はほんの一握りなので、多くの方は副業で結婚式場やプロデュース会社からの依頼案件を受けている状態です。そこで、今回の記事では結婚式場がウェディングプランナーを外注することのメリットとデメリットをまとめました。

プランナーの内製と外注の違い

まず初めに、プランナーを内製した場合と外注にした場合の違いについて簡単にまとめます。

会計上の違い

内製にすると、プランナーに支払う人件費は給与賃金で計上し、ほぼ固定費となります(来館や施行があってもなくても同じ金額がかかる)。また、社会保険料や残業代、賞与、採用費など雇用に伴ってかかる費用も掛かります。

外注にすると、新規や担当など業務単位で業務委託料が発生し、ほぼ変動費となります(来館や施行の数によって金額が変動する)。

業務オペレーションの違い

内製にすると、自社で設定している基本オペレーションに沿った運用が可能なので、特段用意することはありません。

外注にすると、基本オペレーション通りにできる場合もあれば難しい場合もあります。自社のオペレーションに合わせてもらうか、外注先専用のオペレーションフローを組むか、自社と外注先の力関係次第で決まるとも言えます。

コミュニケーションの違い

内製にすると、普段から毎日顔を合わせるので業務的なこと以外でも密にコミュニケーションを取ることができる(いいことだけとは限りませんが)。

外注にすると、業務発生時(依頼時)にしか会うことはないので必要最低限のコミュニケーションになることが多いです。もちろん、複数回の業務依頼をして徐々に慣れていくことも多いでしょう。

システムの違い

内製にすると、社内システムを使うことになります。

外注にすると、権限レベルに差をつけた外注用のアカウントを発行して社内システムを利用してもらうか、外注先のシステムを利用するか、いずれのシステムも利用せずに別のオペレーションを組むか、のいずれかが必要なります。

パートナー別の内製度合い

プランナーはほぼ内製ですが、ドレスは内製化しているところも多く、司会や音響、サービススタッフは外注しているところが多いでしょう。ただ、個人的には今後は外注化の流れが進んでいくと思います。

 

結婚式場がウェディングプランナーを外注するメリット・デメリット

メリット

固定費を変動費化できる

集客が落ち込んだり施行が少なくなるとその分だけ業務委託料も少なくできるので、売上が変動しても利益確保をしやすくなります。ブライダル業界は特に繁忙期と閑散期の業務量の差が大きいですし、ここ数年は集客トレンドも大きく変わっていますので、会場費などただでさえ高い固定費を抱えるよりも少しでも費用を変動費化したほうが経営としてメリットが大きいタイミングが多いと思います。

人にかかるコストを抑えることができる

外注の場合はプランナーを直接雇用するわけではないので、社保や残業代、賞与、採用費用などは掛かりません。その分だけ人にかかる費用を抑えることができます。

育成の手間が省ける

外注して来てくれるプランナーはそれなりの経験者であることがほとんどです。例えば自社で新卒社員を採用して一人前のプランナーまで育成する場合は少なくとも1年~3年くらいはかかります。その間の給与だけでなく研修や育成にかける時間という見えないコストも発生しますが、即戦力の方をスポットで依頼することができるとその育成コストを抑えることができます。

デメリット

ノウハウがたまらない

高い成約率や組単価などいい成果が出たとしても、そのノウハウは外注プランナーの持っているノウハウによって得られる成果なので、自社のノウハウとして蓄積していくことができません。また、フリープランナーはそのノウハウで飯を食っているので簡単に外部の人に教えることもないでしょう(研修講師などを兼ねている方の場合は別)。そのため成果の継続性がないとも言えます。

既存メンバーへの負荷が出やすい

外注を利用する場合、普段とは違うオペレーションを組むことが多く、これまで普段通り業務を行っていたプランナーも気を遣わなければいけないシーンが増えてきます。そうすると、通常以上の負荷を与えてしまうことにもなりますし、また、たいていの場合は社員のプランナーの給与よりも外注プランナーへの報酬の方が高い場合がほとんどなので、そのあたりでも不満を持ったりすることも多いでしょう。

必要なときにすぐに手配できるとは限らない

フリープランナーの派遣は新規・打合せとも現状で潤沢なリソースを持った会社があるわけではなく、個人で活動をされている方や少人数でチームを組まれている方がほとんどです。そのため、急な依頼をしても必ず手配できるわけではなく、それを前提とした受注計画を組みにくいこともデメリットの1つです。

 

フリープランナーと案件をつなげるサービス

プラナビ

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NewValuFrontierが運営するプランナーと結婚式場のマッチングサービス。

http://planavi.wedding/planner/

プラスワンプランナー

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株式会社永光が運営するプランナーと結婚式場のマッチングサービス。

https://plusone-p.com/

ウェディングプランナー人材バンク

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結婚式場のウェディングプランナー外注についてまとめ

ウェディングプランナーの外注化についてまとめました。ブライダル業界に限らず1つの会社に所属しない働き方をする人はどんどん増えてくることが予想されますので、その流れに対して事業者側でどのように対応していくのか、準備すべきかは今後の生存競争を勝ち抜いていく上で重要なポイントと1つと言えるでしょう。今回の記事をきっかけに、これまでの常識や当たり前について改めて考えてみて、プランナーを外注するということについても検討してみてはいかがでしょうか。

 

おわり

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